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品川走遊会は 品川区を活動の拠点として、1997年10月無理せず、楽しく、強制せずをモットーに、 ジョギング、水泳、ハイキング等の軽いスポーツ活動等を通じて、会員の健康維持、相互親睦及び仲間作りを 目的に結成されました。活動状況をこのページで報告します。
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更新日:平成19年11月7日
8:13発の逗子行きの電車に乗り込む。西大井駅からkaizan、ツカさんが乗ってきた。9時過ぎ、逗子駅に到着。改札口で
ヤマちゃんが名簿を手にして、参加者をチェックしていた。すでに、ウッチー、タッキー、ケイコ、マイク、サカモトさんが
既に到着し、品川組を待っていた。18名が逗子駅からスタートする。
途中の立石公園でteraさんのお友達であるスイス人およびアメリカ人と2匹の犬が合流する予定になっている。
今日のコースは、「逗子駅」−「桜山トンネル」−「葉山教会」−「仙元山」−「葉山小学校」−「御用邸」−
「長者ヶ崎」−「立石公園」−「久留和トンネル/関根トンネル」−「子安の里」−「湘南国際村」までの約15`。
駅前で使用前の写真を撮る。
9:25山下さんの道案内でスタートした。
葉山駅前の商店街を通り、田越川にかかる橋を渡り、311号線を進む。日曜日にもかかわらずたくさんの車が行き交って
いる。間もなく商店街が終り、桜山トンネルを潜る。道はここから134号線と名前が変わる。トンネルを抜けて民家の並ぶ、
のどかと言いたいが、車が多いため少々うるさい道を歩く。
前方に、また、トンネルが見えてきた。葉山トンネルだ。トンネル手前の信号を横断する。すぐに木下交差点に到着。
左側の坂道には葉山教会の看板が見えた。ここをV字に曲がって急坂を登る。この坂の勾配は半端ではない。坂なのに
脇に歩行者用の階段が設置されている。アキレス腱とフクラハギのストレッチングをしながら登っているようだ。
教会から出てきた子供たちに出会う。
コンクリートの急坂を上ると間もなく正面に葉山教会が見えてきた。教会のすぐ左側が仙元山ハイキングコースの
入口となっていた。葉山教会から葉山小学校の裏の方まで続いている3キロほどの散策道が最初のスポットである。
山道に入る。少しの間は下りの道。落ち葉を踏んで歩く。樹林の中は薄暗く、空気がヒヤッとして涼しい。しばらく
するとサクラの木の間の横木の階段が現れた。ここをゆっくりと上っていく。
階段を上り切ると仙元山の頂上(標高116b)だった。頂上にはベンチやトイレ、大きな石碑などがあった。展望台に
立つと、一気に視野が開けて、葉山の街並みや相模湾、遠くには江ノ島が望める。 足元には岩礁が見え、中ほど
白い灯台(裕次郎灯台)が立っている。雪をかぶった富士山の頂が見えた。下の部分はガスがかかって見えなかった。
登りで体が温まり、みんな額に汗を流している。ジャケットを脱ぎ、Tシャツ一枚になる人が多い。
小休止して、景色を楽しんでからスタート。桜並木を通過する。階段の下り坂があり、過ぎると木の根の飛び出した道に変る。
再び深い谷に下りる階段となった。ここはちょっとした難所だ。深い下りの階段があり、降りると今度は鉄鎖の
手摺がついている急な登り階段(207段あるという)が待っていた。ひと汗をかいて登る。
最高地点に到達、小休止する。
ヤマちゃんの背中を追いながら、雑木林の中の広めの道を通る。ここは快適な下りで、木々の隙間から住宅の屋根が
見えてきた。葉山小学校バス停への分岐点の案内板があった。通過して先に進む。緩やかな下り坂を降りていくと
突然、左手に寺の屋根が見えてきた。実教寺の横に出た。
ここからは一般の住宅地となった。緩やかな下り坂を降りると、すぐに葉山小学校入口の交差点に到達した。
「仙元山ハイキングコースは全長約3kmで、楽しいお話をしながら四季折々の景色を楽しめます」と、ハイキング
案内には書いてあったが、どうして、どうして結構タフなコースでした。
134号線を、御用邸を目指して歩く。途中、葉山牛の乳で作ったアイスクリーム店があり、女性だけでなく、むくけき
男たちも手にアイスクリームを持って出てきた。
]
住宅地を葉山御用邸に向かって進む。右手はこんもりとした樹木の多い三ヶ岡緑地が続く。時々行き交う車の音が大きい。
葉山の御用邸前の交差点に到着。門には警備の警官が立っていた。交差点を渡り、御用邸の周りを反時計方向に進む。
警官が挨拶してくれたのには驚いた。
御用邸の裏は一色海水浴場で、綺麗な砂浜、綺麗な海が続いていた。数十人の人が景色を楽しんでいた。長者ヶ崎が
海上に延びているのが見える。
◆11月4日(日)秋のハイキング(葉山−湘南国際村コース)
真っ青な秋空、最高気温は20度との予報が出ていた。朝、8:00、品川駅横須賀線ホームに10人(まるこめ、オダケ、
カワタ、キムラ、サカちゃん、シマちゃん、セキグチ、tera、ナオコ、ユミさん)がやってきた。t0qから今日のコース図が
配られた。ナオコさんとユミさんはオダケさんが誘った素敵な女性です。
臨御橋を渡って葉山公園を横切り、再び134号線を、立石公園を目指して進む。既に時計は12時を回っていた 立石公園で待っている寺舘さんの二人のお友達とは、12時に合流することになっている。
この辺りから外国風の瀟洒な建物が続く。右手は長者ヶ崎、海が広がっている。やがて前方にこんもりとした林 見えてきた。立石公園のようだ。あの有名な立石は全く見えない。13:00、立石公園に到着。海の中に岩が一つ突っ立っ いた。これが有名な立石らしいが、意外と小さな岩だった。ヤマちゃん、マイクさん他が飲み物の調達に少し離れた コンビニに向かった。
寺舘さんは待っている2人のお友達(トニーさんとタツミさん)と犬を探す。海岸の磯に黒い犬を発見。そして、茶色の柴犬に 似た犬も。なんと、黒い犬は海で泳いでいた。トニーさんとタツミさんに挨拶し、昼食の場所を探し、シートを敷く。 tera、ウッチーさんとカワタがコンロをセットしてお湯を沸かす。調達係が荷物を大きなレジ袋を下げて戻ってきた。
ビールで乾杯!楽しみにしていた昼食が始まった。まだ、山道が残っているため、水分補給はほどほどにして・・・・ と最初は思ったが、ビール、缶酎ハイ、日本酒がドンドン空になっていく。トニーさんとタツミさんは車の運転がある ため、アルコールには一切手を出さなかった。代わりに、黒いワンちゃんがおいしそうにビールをなめていた。
14:00、後片付けをして、記念写真を撮ってから立石公園を後にした。ウッチーさんは犬の散歩が待っているとのことで、 ここで別れた。19人と2匹が子安の里→湘南国際村を目指して歩き出した。
200bほど134号線を逗子方向に戻り、子安の里と書かれた案内板のある右手に道に入る。すぐに久留和トンネルに入る。 トンネルを抜けると、30bほど先に、また、トンネルがあった。二つのトンネルを抜けて、ヤマちゃんの案内で関根川に 沿った細道に入る。すぐに関根御滝不動尊に到着した。お堂の左手に、清水が汲めるようになっていた。この清水は、 胃病に効果がある霊水と言われ、持ち帰る人も多いようです。この時も、車や自転車でやってきた人が何人かいました。 清水を飲んだり、ペットボトルに汲んだりして、不動堂を後にした。
子安の里に入る。子安の里は20戸ほどの民家が点在する山あいの集落で(平家の落人が住み着いたとの伝説がある)、 のどかな田園風景に心がなごむ。道端には、野菜、漬け物などを置く無人販売所が点在していた。緩やかな登りの 多くカーブした山道を進む。子安窯、炭焼き小屋、無人販売所、石仏群・・・が次々と現れ、目を楽しませてくれる。 石仏群の前で写真を撮ったり、炭焼き小屋に寄ったり、サトイモやウリを買ったり、長屋門を眺めたり・・・・・。
山はわずかではあるが、紅葉していた。あと2週間もすると山は見事に彩られることだろう。足元の畑にはコスモスが 咲き乱れていた。
あちらこちら道草を食っているうちに2グループに別れてしまった。先を行くグループは11人と2匹。遅れ組はシマちゃん、 タッキー、まるこめ、サカモト、ケイコ、ナオコ、ユミさんとカワタの8人。 先行組のヤマちゃんが後続組の遅れを心配して、何度もカワタの携帯に呼び出しがかかる。樹木の隙間から湘南国際村の 建物がチラチラと見えるが分岐点が見つからない。誰かが右への分岐点があったという。100bほど戻ると分岐点があった。枝 道を進むと大きな建物が見えてきた。ヤマちゃんからまた電話が入った。
やがて関根川に到着した。川にそって長い登りの階段が続いていた。ススキの穂が続く。階段を登り終えてホッとして、 上を見上げると、物凄く長い登り階段が目に入ってきた。最上部に先行組らしき人影が見え、こちらに向かって手を 振っていた。
ホウホウの体で階段を登り詰める。やっと合流できた。トニーさん、タツミさんと2匹の犬も無事階段を登り切り ゴールしていたが、老犬は疲れ果てたようだった。2人と2匹は一足先に、立石公園に向かって戻って行った。
バスの出発時刻まで、国際村の中を散策する。フリーマーケットや給水塔「よこすか水道水の広場」などを見て 時間を費やす。16:22発の逗子駅行きのバスに乗り込み、逗子駅に戻った。
逗子駅からはJRを利用するグループと京急を利用するグループに別れた。電車に乗る頃は、あたりはすっかり 暗くなっていた。今回のハイキングは、海に沿った平坦な道だけでなく、仙元山の急な登り・下り坂、葉山御用邸裏の 砂浜の道、子安の里の登り一辺倒の道、最後の湘南国際村手前の長い階段など楽しまれたことと思います。