◆9月9日(日)鎌倉・木陰の山道ラン
最高気温30度、曇のち雨の予報が完全に外れ、晴の暑い日となった。鎌倉駅東口に17人(マルコメ、アサミ、タッキー、
ケイコ、ミチコ、オダケ、カメちゃん、カワタ、サカちゃん、ショウタロウ、シマちゃん、tera、タカシ、カツコ、ミアケ、ヤマちゃん、
ヨシダ)が集まった。ジンペイさんから、遅れたので一人で走ると、ミチコさんの携帯に連絡が入った。JR鎌倉駅のロッカーに
荷物を預けランの準備をする。ロッカーの数が足りず、ヨシダさんとケイコさんは江ノ電鎌倉駅のロッカーへ預けた。
市役所前の広場でストレッチングとコース説明。集合写真を撮ってからスタート。
今日の幹事はショウタロウさんとヤマちゃんで、コースは、鎌倉市役所−長谷大谷戸交差点−鎌倉大仏殿−大仏坂登山口−
源氏山公園−浄智寺−鎌倉街道−建長寺−半僧坊−天園−茶屋−瑞泉寺−鎌倉宮−鎌倉八幡宮までの12`(帰ってから調べたら
14`)である。
大仏坂登山口は大仏殿を少し過ぎた新大仏坂トンネルの手前にある。そこまで約2キロは一般道路を走る。ショウタロウさんの
案内で走り出した。市役所を出発してすぐに御成トンネルを通り抜ける。
1`ほどは車の行き交う道で、車に注意しながら少し細い列を
作って走っていく。日差しが強くたちまち汗が噴出してくる。日陰を求めて塀に張り付くようにして走る。新佐助トンネルを通り、
長谷トンネルの手前の交差点で、大仏殿に通じる左の枝道に入る。
大仏殿の近くは大勢の観光客で賑わっていた。大仏殿から少しいくと新大仏坂トンネルがあり、その手前が登山口で、いきなり
急な登り階段が続く。ここまで約2`。胸につくような急な階段をゆっくりと登っていく。階段の頂上近くに民家があった。
毎日登り降りは大変だろうと思う。山道は樹木が生い茂り木陰を提供してくれる。時々吹いてくる風が涼しい。緩やかな登りと
下りの坂が続く。木の根が飛び出している山道を、走ったり歩いたりして源氏山公園を目指して進む。途中、大勢のハイカーを
追い越していく。
2グループに分かれた。第1グループはショウタロウ、オダケ、ミアケ、tera、タカシ。ヤマちゃん、シマちゃん、ヨシダ、カツコ、
マルコメ、タッキーさんの10人、第2グループはミチコ、アサミ、サカちゃん、ケイコさんの女性陣とカメちゃん、カワタの6人。
細かなアップダウンが続く。時々ハイカーに出会う。前を行くカップルを追い抜く。女性の足元を見ると、なんとハイヒール!
登り坂や急な下り坂は歩き、平らなところと緩やかな登りは走る。台風の影響でぬかるみが残っていた。木の根が飛び出したり
しているので注意しながら走る。
源氏山公園の手前に、樹木が切れ、鎌倉の市内や海が一望できる場所があった。山道が舗装道路に変った。少し進むと源氏山
公園(園内には葛原岡神社、日野俊基の墓があり、広場の中央に源頼朝の銅像がある)への分岐路があり、公園の案内板が立っ
ていた。
第1グループが公園に到着。すぐに水飲み場に直行し、水を飲んだり汗を拭いたりして後続の到着を待つ。やがてミチコ、
アサミさんとカワタが公園に到着したが、ケイコ、サカちゃんとカメちゃんが到着しない。携帯で連絡を取るも不通で、
分岐点に立って3人を待つ。10分程して3人が歩いてやってきた。待っている仲間を見つけたらしく、歩きから急遽ランに
変えて到着。
源氏山公園で水分補給と休憩をして、北鎌倉駅を目指してスタートした。長い列になって山道を走る。緩やかなアップダウンが
続く。木陰の道なのであまり暑さを感じない。やがて舗装道路に変った。緩やかな下り坂を一気に駆け下りる。左手に浄智寺があり、
直ぐに鎌倉街道にでた。
JR横須賀線の踏切を渡り建長寺を目指す。すぐに建長寺と大きく書かれた石碑が見えてきた。建長寺の山門に入り、拝観料300円を払って境内に入る。巨大な三門が青空を
背景にそびえ、その向こうに仏殿が見えた。遅れていたケイコさん、サカちゃんとカワタが到着して全員到着した。境内を散策し、
冷水器で咽喉を潤したり、ペットボトルに補給したりして一時を過ごす。
休憩の後、奥の院半僧坊に向かってスタート。境内なのでウォーキングで行く。途中に回春院があり、そこのお坊さんが
若い嫁を貰ったとショウタロウさんが面白おかしく話していた。半僧坊の入口、約250段の急な石段が続く。石段の右側の斜面には
数十体のカラス天狗の銅像が立ち並び、石段を登る人たちを睨みつけている。
石段を上った山の中腹には、建長寺の鎮守である半僧坊があり、半僧坊大権現が祭られている。ここにも冷水器があり、
これから先には水場はないので、咽喉を潤したりペットボトルに補充する。
半僧坊を出る。ここから鎌倉アルプスのハイキングコースが始まる。再び急な階段が待っていた。約5分で上り切ると勝上献山頂
(145b)で、そこには展望台があった。天気がよければ富士山が見えるというが、残念ながら遠くはガスがかかり見えなかった。
足元には建長寺の伽藍群がパノラマのように見える。
山道を進む。途中覚園寺方面への道が分かれる。切り通しになっていて涼しい風が吹きぬけていた。30分程進むと、ぱっと
視界が開ける場所に来た。大平山山頂、標高157メートルでこの辺で最も標高の高いポイントであるが、高い樹木が展望を遮って
いた。左手は鎌倉カントリークラブのコースが見える。足元は、岩でゴツゴツした急な崖状の幅の広い下り坂。足場を探して
慎重に降りる。シンガリはケイコ、サカちゃんとカワタの3人だった。
降りたところにクラブハウスがあり、そこを過ぎるとまた山道に入った。少し行くと天園峠の茶店があり、ビール、おでん
などを売っており、ハイカーが次々と入っていく。先に到着したグループがアイスクリームを食べていた。その茶店の近くに
天園の展望台があり、鎌倉の町をはるかに下に眺めることができた。かすかに海も見えた。
一休みしてスタート。進もうとすると、道一杯にロープが張られ、貼紙がしてあった。建長寺に戻るのも嫌だし、どこかに
別ルートがないかと、ふと横を見ると車が停められていたので、迂回路があるのではないかと期待し、念のため貼紙を読みに
行った。貼紙には「台風で倒木があり、危険なので通行しないほうがよいと思います」と書かれていた。
通行止めのすぐ下には大きな木が倒れ、道が完全にブロックされており、枝の下を潜ることも、上を通ることもできそうもない。
瑞泉寺まで残り3`。皆で相談した結果、注意しながら降りることになり、倒木を大きく迂回しながら登山路に入った。藪の中の
道が続く。所々にアップダウンもあるが、だらだらした下りが続く。歩いたり走ったりして進む。通行止めにもかかわらず、
ときどきハイカーに出会う。すぐに2グループになった。遅れ組は、マルコメ、タッキー、サカちゃん、ケイコ、カワタの5人。
また倒木があった。こんどは直径50aを越える大木が根こそぎ倒され、登山路が消えていた。ここも藪の中を迂回し、なんとか
登山路に戻った。もう瑞泉寺は近い。まず、先頭グループが瑞泉寺への道標のところに到着し、そこで立ち止まり後続を待つ。
5分ほどで、ふたたび全員が揃った。山道を少し進むと細い階段になった。一気に降りると民家があり、そこを通り抜けると
瑞泉寺の古い山門の手前にでた。またサカちゃん、ケイコさんとカワタが遅れだした。
ここで山道は終わり、一般道道路となる。木陰の道は涼しかったが、ここからは直射日光を浴びるので急に暑くなる。山道は
気温が2、3度低いようで、風も爽やかだった。ゴールの鎌倉八幡宮を目指して走り続ける。16:30、八幡宮の入口に到着。信号
待ちをしているうちに、先頭組と遅れ組が合流した。
八幡宮から鎌倉駅まで歩いていく。鎌倉駅に到着、アサミさん、マルコメさんとカツコさんは帰っていった。残りの14人はいつもの銭湯で
汗を流す。別行動のジンペイさんが銭湯で合流した。ヤマちゃんとカメちゃんが飲みものの調達のため一足先に鎌倉駅に向かった。
ショウタロウさんの案内で江ノ電「由比ガ浜駅」に向かう。駅に到着する直前に電車が入ってきて5人が電車に飛び込んだ。
残りは乗りそこね、次の電車を待つ。
水分補給の「まつ本」に到着、あたりは薄暗くなっていた。すでにテーブルの上にはオードブルの大皿が置かれていた。先着の
5人はジョッキーを片手にくつろいでいた。調理場では料理長が小鉢の盛り付けに余念がない。全員着席し、先ずビールで乾杯。
ビールのお代わりが続く。料理が次々とテーブルに運ばれる。日本酒の栓が開けられる。時間とともに座が熱くなってくる。
ビールのお代わりが忙しくなり、ヤマちゃんとカメちゃんがビール係になる。刺身の大皿が運ばれる。次々と席を替わってお喋りが
続く。料理長は一人で、料理や盛り付けに奮闘中で、お話をする時間がありませんでした。
瞬く間に2時間が経過し、美味しい料理とビールを満喫し、まつ本を後にした。なお、今回は参加人数の確認に手間取り、
予約を入れたのが二日前の金曜日となり、料理長には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。次は少なくとも1周間以上前には
予約を入れようと思います。料理長、暖かいもてなし、ありがとうございました。
◆9月2日(日)神宮外苑〜東宮御所ラン
曇、最高気温27度の、久しぶりの涼しい日。この数年、神宮外苑の練習会はカンカン照りか土砂降りの雨だった。千駄ヶ谷駅に
13人(ウチヤマ、タッキー、オダケ、カワタ、サカちゃん、サカモト、シオ、シマちゃん、ニナ、tera、ハラダ、カツコ、
ヤマちゃん)が集まった。修ちゃんから自宅から走ってくるので神宮外苑の集合場所の確認の電話があり、絵画館前と連絡する。
今日は体験参加のサカモトさんが来ており、皆に紹介する。サカモトさんは杉並区方南町にお住まいで、主にボランティア活動を
行っており、ランニングは今年の3月から始めたとのことでした。13:05神宮外苑に向かう。東京体育館で行われているディズニー・
オン・アイスの午前の部が終ったようで大勢の観客で駅の付近はごった返していた。
神宮外苑絵画館前のバッティングセンター横、ミチコさんが合流した。で着替えをすませ、荷物を整理し、ストレッチングを行う。
修ちゃんはまだ到着していない。サカモトさんを真ん中にして写真を撮る。
今日のコースは1周1325bの外苑コースを1周と1/4を回り銀杏並木を通って青山通りへ、青山通りを豊川稲荷の方に走り、
東宮御所を2周(1周3.3`で信号は一箇所もありません)してスタート地点に戻る。途中紀の国坂と安鎮坂の登りのあるタフな
コースです。
13:40スタート。ゆっくりとしたペースで走り出した。子供連れの人が多い。道路の半分を仕切って自転車コースが作ってあり、
大勢の子供達が自転車を楽しんでいた。左に大きくカーブすると、ランニングコースの距離表示が0(1325m)になった。右手には
濃い緑の銀杏並木が見える。
まだペースは上がらない。ヤマちゃんさんとカツコさんがペースを上げてグループから抜け出した。ダンゴ状態が崩れて長い列に
なってきた。曇っていても次第に汗が噴出してくる。1周目は慣らし運転ランで、ゆっくりしたスピードで、それぞれが体調を
確認しながら走る。1周目が終った。
2周目に入る。0b地点から銀杏並木を走る。先頭はteraさん。オダケさんとカツコさんが続く。中ほどで新人のサカモトさんが
走っている。シマちゃん、タッキー、ハラダさんは最後尾となって走っている。ウチヤマさんとシオさんは周回コースを走り続けて
いるようだ。先を走っているヤマちゃんさんの姿は見えなくなっていた。
青山通りを走る。東宮御所前の交差点、信号待ちをしていたヤマちゃんさんと合流。東宮御所の石垣に沿って豊川稲荷の方向に
走る。teraさんが少し前に出た。カツコ、オダケ、ニナさんが追う。ときどきジョギングをしている人に出会う。ヤマちゃんが
競歩に切り替え、並んで走っていたミチコさんも一緒に競歩で前に進む。。サカモトさんとサカちゃんがお喋りをしながら走っていく。その後ろに
シマちゃんとハラダさんがついていた。少し離れてタッキーさんが走っていた。
「とらや」の看板が見えてきた。すぐに豊川稲荷の手前の交差点に到着、ここで左に曲がる。ここから弾正坂の下りになる。
先頭を走っているtera、オダケ、ニナ、カツコさんのペースが上がり、縦一列になって狭い歩道を走っていく。後続の姿が見えない。
左にカーブ、すぐに右にカーブする。紀の国坂の登りが待っていた。ここがこのコースの一番の難所です。先頭の4人が坂を登り
きる。しばらくして、ヤマちゃんとミチコさんが、30bほど後ろにサカちゃんとサカモトさんが走ってきた。その後ろにシマちゃん、
少し離れてハラダさんが走っている。最後尾のタッキーさんが豆粒のように見える。
迎賓館前を通過する。迎賓館は外装のリフォーム中か、足場が組まれ、あの美しい姿を隠していた。やがて二つ目の上り坂、
安鎮坂に差しかかった。やはりペースが落ちる。ウチヤマさんが逆走してきた。手を上げて行き交う。
先頭は再び青山通りに到着し、2周目に入った。サカモトさんが到着し、外苑コースに戻っていった。サカちゃん、ヤマちゃん、
シマちゃんが青山通りに到着。ミチコさん、ハラダさん、タッキーさんが50b間隔で走ってきた。
2周目。ニナさんがいきなりペースを上げてオダケ、カツコ、ヤマちゃんさんを振り切って一人旅を始めた。権田原差点、
ニナさんが猛烈なスピードで走ってきた。4分少々遅れてオダケさんとカツコさんが走ってきた。100b以上話されてヤマちゃんが、
さらにその後ろにシマちゃんさんが走っていた。
カワタが権田原差点で待っていると、修ちゃんが信濃町の方から走ってきた。外苑周回コースを走って仲間を探していたとの
こと。スタートしてからほぼ1時間となったので、集合場所に戻った。
汗を拭き、着替えを済ませて解散となった。あとはいつものように希望者で水分補給をすることになった。カツコさんは所用が
あり帰り、新人のサカモトさんを含めて14人が水分補給に参加した。外苑なのビアーガーデンは準備中のため、信濃町駅の
「森のレストラン」に入った。
飲み放題5品付3000円をオーダー、ビールで乾杯。2杯目からはピッチャーで追加注文。本当によく飲む。黒ビール、ハーフ
アンドハーフなどピッチャーが何度も運ばれてくる。やがて料理も運ばれ、話に花が咲き、熱気を帯びてくる。飲み物はビールの
他に酎ハイもオーダー。たちまち2時間が過ぎ、ご機嫌で店を後にした。呑み足りない人たちが二次会に行ったようでした。
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