品川走遊会・平成19年5月の活動報告


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 品川走遊会は 品川区を活動の拠点として、1997年10月無理せず、楽しく、強制せずをモットーに、 ジョギング、水泳、ハイキング等の軽いスポーツ活動等を通じて、会員の健康維持、相互親睦及び仲間作りを 目的に結成されました。活動状況をこのページで報告します。

下のアンダーラインの行をクリックすると、その内容が表示されます。


更新日:平成19年5月29日



















◆5月26日(土)京浜運河緑道コース

 最高気温27度、快晴、時々風が吹いてが、ランには暑い日となった。文化センターに体験参加のユーミンさんを含めて14名 (ウッチー、kaizan、ツカ、オダケ、カワタ、クラ、シマちゃん、セキグチ、ヤスコ、tera、ムラ、ミアケ、カツコさんと 体験参加のユーミンさん)が集まった。ユーミンさんは品川区にお住まいで、学生時代に陸上(800m)をやっていたが、 今は3`程度ならば走れるとのことでした。

 今日は、予定では文化センター〜お台場往復になっていたが、このコースは日陰がなく、強い日差の下を走るのは厳しいため、 木陰の多い八潮団地周回コースに変更することにした。

 隣の公園で体験参加のユーミンさんを紹介し、ストレッチングをした後、スタート地点の八潮橋を目指して走り出した。 いきなりウッチーさんが飛び出していった。仕事が忙しくて走れなかった鬱憤を晴らすかのように。ユーミンさん、前の方を 走るグループについていく。

 八潮橋の下で集合写真を撮ってスタートした。

 直射日光を浴びながら走る。湿度が低いせいか、それほど暑さを感じない。それでも、暑さを避けるため、かもめ橋の手前で tera、カツコ、オダケさんの3人が運河沿いの土の道から、並行してる木陰の多い舗装道路にコースを変えた。運河沿いの道を 走るグループでは、ムラ、ミアケ、ウッチーの3人が群れから抜け出していった。すぐ後ろをkaizanさんが追う。クラ、ユーミン、 ツカ、ヤスコさんが少し離れて走っていく。シマちゃんは大きく遅れていた。

   八潮団地にムラ、ミアケ、ウッチー、kaizanさんの4人が最初に入って行った。続いてオダケ、tera、カツコさんの3人が入って いった。その後ろをツカ、ヤスコ、ユーミンさんそしてクラさんが続く。シマちゃんは途中で転び体の右側が泥まみれになって、 一番最後に入って行った。

 三番手グループはツカ、ヤスコ、ユーミン、クラの4人が固まって走っていく。やがて団地裏に林間コースに入った。 ユーミンさんのペースが落ち、カワタが併走する。それでも18分台のタイムでスタート地点に戻ってきた。

 ユーミンさんは3`でランを止める。ほとんど走っていなかったため、脚力が落ちているようでした。少しウォーキングをすると 言って勝島橋に向かって進んでいった。シマちゃんが2周目に入った。カワタがシマちゃんを追って走り出した。

 カワタは勝島橋で折り返した。かもめ橋の手前でウォーキングをしているユーミンさんに出会い、一緒にスタート地点に 向かってゆっくりと走り出した。前からニナさんがやってきた。家から走ってきて、少し遅れてスタートしたとのこと。

 前方から3周目に入ったムラさんが走ってきた。明日のタイムトライアルに備えてスピード練習をしているようだ。一緒に走って いたミアケ、ウッチーkaizanさんの姿はまったく見えなかった。

 スタート地点では寺舘さんが待っていた。ツカさんとヤスコさんが戻ってきて、3周目に入った。スタートから1時間が経過した。 それぞれが2〜4周してランを終了し、文化センターに戻った。

 センターでシャワーを浴びて解散した。希望者で水分補給を行うことになり、9人(ウッチー、オダケ、カワタ、シマちゃん、 ヤスコ、ムラ、ミアケ、セキグチ、ニナさん)が大井町に向かった。駅の近くの中華料理店に入り、2階を貸切状態で、ビールで 乾杯、水分補給が始まった。餃子、麻婆豆腐、茄子、えびチリ、かに玉などなどを食べ、ビールや紹興酒でタップリと水分補給。 約2時間ほど飲んで、食べて、情報交換をして赤い顔で解散となった。










◆5月20日(日)浦賀〜県立大学シーサイドコース

 頭上には雲ひとつ無い青空が広がっていた。最高気温25度と高いが、湿度が低いせいか、日陰に入ると涼しく感じる。

 京急浦賀駅に12人(やまちゃん、カワタ、kaizan、ツカ、ミアケ、ショウタロウ、しまちゃん、オダケ、タッキー、 タカシ、tera、ニナさん)が集まった。kaizayさんとツカさんはJR横須賀駅から7.5`を走っての参加、ショウタロウさんは 久里浜から約4`を走っての参加でした。

 今日の練習会は山下さんが幹事で、浦賀駅〜かもめ団地〜観音崎〜走水〜馬堀海岸〜京急・県立大学駅までの12.8キロのコースを走る。殆どが海を眺めて走るシーサイドコース。 駅前でストレッチングを行い、写真を撮ってからスタートした。

 道案内はヤマちゃん、先頭になって走っていく。すぐにミアケ、ニナ、kaizanさんの三人が先頭になった。ヤマちゃん、 タカシ、ツカ、タッキーんが第2グループになって後に続く。少し離れて、オダケ、ショウタロウ、teraさんとシマちゃんが ついていく。

 浦賀湾を右手にして走るが住友重機の工場が連なって海は全く見えない。道は狭く、左手民家の軒下を走る。民家の裏は 切り立った崖のようになっている。

 約1`のところにある三叉路を、交差点を渡って右に入る。先頭を走っていたミアケ、ニナ、kaizanさんの三人は右に 曲らずそのまま走っていった。後ろを走っていた仲間が気づいたが、50b以上もはなされていたため、声を上げても届かない。 信号待ちをしてから三叉路に入る。コースを間違えた三人が戻ってくるのが見えた。

 1.5`地点、西叶神社の鳥居の横を通過する。右手は海、沢山のヨットが繋留されていた。右手に海を眺めながら走る。

やがてカモメ団地が見えてきた。団地を周回するように走る。団地裏の防波堤、非常に眺めがよいところ、テトラポッド 設置の工事中で金網が張られて中に入れない。金網に沿って団地を周回して再び道路にでる。

 鴨居港を通過する。しばらく走ると観音崎大橋にさしかかった。海はまぶしいくらいに青々と澄み渡り、対岸の千葉の 陸地が大きく見える。日差しは強いが、湿度が低く、時々吹き付ける風が心地よい。

 右手に観音崎博物館の建物が見えてきたここまで来ると観音崎の磯にでるトンネルはもう近い。やがてトンネルが見えて きた。真っ暗なトンネルの中、何人かの観光客かせ休んでした。トンネルの中はヒヤッとするほど涼しかった。トンネルを 抜け、磯に沿って走る。ここで5キロ。

 ヤマちゃんが先頭になって仲間を案内する。灯台に登る石段に到着。急な石段を小走りに登る。頂上には青空の下に 真っ白な灯台が聳えていた。木々の切れ目から海が見える。霧と押しを抜けて進むと東京湾海上交通センターがあり、そ の横を通って見晴台まで走る。今日は天気がよく、東京湾の見晴らしは最高だった。海ほたる、千葉の火力発電所の煙突や 木更津の町並みまで眺められた。一休みして、坂を下って予定のコースにでる。

 出るとすぐに小さな観音崎海水浴場があり、磯遊びの客で賑わっていた。ここで6`。左手に4月に公開されたばかりの 横須賀美術館があり、ここも大勢の客で賑わっていた。少し行くと京急観音崎ホテル。

 一路、走水港を目指して走り出した。7キロ地点、走水漁港の横を通過する。やがて登り坂が始まった。汗が噴出してきた。 走水小学校のところで坂が終った。右手前方に走水海水浴場が広がっていた。

 ここから下り坂となる。坂の途中に横須賀市水道局の建物があり、坂の下には、馬堀海岸の防波堤の上に設けられた 遊歩道が延びていた。あちらこちらに大勢の釣り人が竿を海に伸ばしていた。全長2`余の遊歩道を走る。

 遊歩道の終点で一般道路に降りて、県立大学を目指して走る。日差しはますます強くなり、風も止まり、汗が流れてくる。 三春町に入った。近くに小泉元総理大臣の実家があるとこのこと。相変わらずミアケさんが先頭をキープ。ニナ、 kaizan、ツカ、tera、タッキーさんが続く。一番後ろをシマちゃんとカワタが走っていく。

 大きな横断歩道橋に到着、歩道橋を渡る人、少し先の交差点渡る人・・・・すでに12キロを走ってきた。ゴールは近い。 やがて、交通案内板が見えてきた。「県立大学駅」の文字が目に飛び込んできた。案内板の下で左折する。県立大学駅が 見えてきた。200b走って駅に到着、無事ゴールイン。14:10だった。

 銭湯(松の湯)に行くか温泉(のぼり雲)に行くか相談の結果、松の湯は14:30から入れるため、一休みして松の湯に行く ことになった。今日の幹事のヤマちゃさんは所用があり、銭湯には入らずに帰っていった。

 銭湯で汗を流す。時間が時間だけに皆空腹感をおぼえていた。希望者で水分補給をすることになった。タカシ、kaizan、 ツカさんは所用があり水分補給には参加せずに帰った。店を探す。すぐ近くに栄竜という中華料理店が営業中で、8人が 入った。座敷1部屋を借り切っていつもの水分補給が始まった。

 ビールで乾杯!餃子、シュウマイ、焼そば・・・・・などを食べながら、ビール、日本酒のお代わりが続く。結局 2時間ほど水分補給をして解散となった。











◆5月13日(日)多摩川中流(登戸)ラン

 曇り空、風も殆ど無い。予報では午後から晴、最高気24度、ジョギングには暑い日となった。今日は11:00からカヌー、 13:00からランスタートのダブルスタートとなった。

 0:55分、JR登戸駅にカワタが到着。会のオレンジ色の旗を手に持つ。すぐにチャーミングな女性が近寄ってきた。 「カワタさんですか?」「キタバワさん?」と同時に二人が声を出した。

 体験参加を申し込んできたきたがわさんでした。二人で多摩川の河川敷に向かう。途中「お名前は」「エイコウです。字は ○○と△△と書きます」。エイコウさんは川崎にお住まいで、ジョギングは始めたばかりで、3〜5`程度を一人で走っているとの ことでした。やがて多摩川の土手に到着。kitaさんが一人、ポツリと立って待っていた。

 5〜6分して、屋根にカヌーを積んだ車が到着。出てきた人が手を振っていた。今日のイベントのリーダーのジンペイさん だった。バーベーキューセット、テント、シート、カヌーなどを車から降ろす。やらなくてもよいと言ったのに、エイコウさんが かいがしいく伝う。降ろした品物を河川敷に運ぶ。

 河川敷にはすでに4〜5グループの若者がシートを敷いてバーベキューの準備をしていた。サイクリングで休憩している 20人ほどのグループもいた。

 陣地を造り、荷物を整理する。やがてウッチーさん、teraさんがやってきた。テントをセットしたり、カヌーを組み立てたり、 バーベキューのグリル、テーブル、椅子をセットし、手際よく準備を進める。

 シマちゃん、kaizan、ツカ、ミチコさんと次々と集まってきた。kaizanさんとツカさんは品川から走っての参加でした。 シマちゃんは胃に二つの潰瘍があることがわかった。最近痩せたのはこのせいだと言う。原因はストレスらしいと。 いつも明るく冗談を言っているシマちゃんがストレスで胃潰瘍・・・・信じらせませんね。  ウッチーさんがグリルに炭を入れ、バーナーを使って炭を熾す。何人かが食材を調達に近くのスーパーに出かけた。 今日の料理長はkitaさん、グリル当番はウッチーさん。kitaさんが座って、包丁を手に、野菜や、肉、魚を適当な大きさに切り、 皿に盛り付ける。teraさんとエイコウさんが手伝う。

 カヌーが組みあがった。多摩川に浮かべる。ジンペイさんは1年ぶりのカヌーだと言う。小手調べに体験参加のエイコウさんと 一緒に二人用のカヌーに乗って多摩川を滑り出した。エイコウさんはカヌーは初めてだと言っていた。それを見たkitaさんが もう一艘のカヌーに乗って追っていった。

 1時間ほどでバーベキューの準備が終った。ランは2グループに分けて行うことになった。ランの先発組はジンペイ、kita、シ マちゃん、tera、カワタ、ミチコ、ツカ、エイコウさんの7人。ウッチーさんとkaizanさんはBBQの準備のため残ることに なった。写真を撮ってから、川下の二子橋に向かってスタートした。

 曇り空で、まだ気温が上がっていないため、比較的楽に走れる。シマちゃんさんが先頭になり、kitaさんがすぐ後ろに付いて 走っていく。その後ろをtera、ミチコ、ツカ、エイコウ、ジンペイさんが続いていた。

 1`ほどの地点で、前方から歩いてきたCAOさんに出会ったした。基地の場所を教えて行き交う。ジンペイさんが上がって きて先頭グループはシマちゃん、ジンペイ、teraさんの3人になった。今日はカワタとkitaさんがカメラマンを務め、前に出たり、 後ろに下がったりして走っていく。こんどはシオサワさんが走ってきた。挨拶をして行き交う。

 先頭はジンペイ、シマちゃん、teraさんの3人。カワタとミチコさんが第2グループ。第3グループのツカさんとエイコウさんが 次第に遅れ、距離が離れていった。kitaさんが先頭グループについたり、最後尾についたりして走っていた。東名高速の下を 通過する。左手にポツリと聳えているビルが見える。用賀のキャロットビルらしい。

 時々ジョギングをしている人と行き交う。河川敷ではあちらこちらでBBQをやっている。空は雲が切れて青空が覗いてきた。 やがて太陽が顔をだし、暑くなってきた。二子橋が見えてきた。カワタは13:00登戸着の仲間を出迎えるために折りか折り返した。 4人は二子橋を目指して走り続ける。

 カワタの前方に、折り返してスタート地点に戻っていくツカさんとエイコウさんの後姿が見え、ペースを上げて2人を 追い出した。5分ほどで追いつきしばらく3人で走る。ツカさんがエイコウさんにシューズの選び方など、ジョギングを 楽しくする方法を話していた。

 先頭の5人の内、ジンペイ、シマちゃん、tera、kitaさんが二子橋で折り返し、ミチコさんだけが丸子橋を渡り対岸を上流に 向かって走っていった。

 12:55分、カワタがJR登戸駅に戻ってきた。改札付近にタカシさんが一人で立っていた。手を上げてお互いを確認。修ちゃんが 来ており、念のため東急線の駅に行っているとのこと。2〜3分で修ちゃんが一人で戻ってきた。13:01の電車の到着を待ち、 誰も降りてこないため、多摩川に向かった。駅舎を出てすぐの交差点で信号待ちをしていたサカちゃんさんに出会い、一緒に 基地に向かった。

 第2グループのランの準備が終り、13:15スタートした。メンバーはムラ、kaizan、シオザワ、タッキー、タカシ、修ちゃ、 サカちゃんさんの7人。第2グループは多磨水道橋を渡って対岸に渡り、上流に走って約5`地点にある多磨川原橋で折り 返してくるコースを走ることになった。

 第2グループ、サカちゃんさんが途中から折り返し、一番で戻ってきた。続いてタッキーさんが戻ってきた。最後にムラ、 シオザワ、kaizan、タカシさんと修ちゃんが戻ってきてた。しばらくして一人旅を続けていたミチコさんも戻ってきて ランが終了した。BBQ、網の上には美味しく焼きあがった肉や野菜が待っていた。

 雲は完全に無くなり、日差しが強くなってきた。14:00、本格的にBBQが始まった。肉を網で焼き、鮭や新じゃがを アルミフォイルで包んでグリルにのせる。ナスが焼ける。ソーセージが焼ける。ビールがたちまち売り切れとなり、 追加調達に走る。

 グリルの上には次々カボチャ、きゅうり、ベーコン、肉がのせられ、焼けていく。箸が延びて網の上から消えていく。 鉄板に焼ソバがのせられた。立ったまま食べている人、座ってお喋りしながら呑んでいる人・・・・・それぞれがBBQを 楽しんでいた。

 BBQの合間に、またカヌーが始まった。ジンペイさんがサカちゃんさんと一緒に乗って漕ぎ出した。一人用カヌーに kitaさんが乗り、二人を追っていった。二人用、次はkaizanさんとツカさんが一緒に乗り、息の合ったパドル捌きをみせて いた。次々と乗り手が代わっていく。カヌー初体験のムラカミさんが一人用に乗り、漕ぎ出しだ。バランスよく進んでいく。

 BBQはたけなわであったが、タカシさんは所用があり、途中で引き上げることになり、全員で写真を撮る。まだ飲み物も 食べ物も残っており、引き続きBBQを楽しんだ後、後片付けをして河川敷から引き上げた。アルコールのせいか、強い 日差しのせいか、どの顔も真っ赤になっていた。

 今日は、カヌー、BBQセット、テント、シートなどを車に満載して準備をして下さったジンペイさん、 本当にありがとうございました。お陰様で楽しい一日を過ごすことができました。ありがとございました。












◆5月3日(祝)仏果山−高取山−宮ヶ瀬湖ハイキング

快晴、雨の予報は出ていない。風も無く気温○○度の絶好のハイキング日和となった。

小田急新宿駅に、カワタ、かつこ、はるか、tera、ミアケ、オダケさんとサカちゃんんの7人が集まった。7:11発の電車で 本厚木に向かった。8:18本厚木駅着の電車でヤマちゃん、kaizan、ツカ、ケイコ、タッキー、まるこめ、kita、コジマさんの 8人が降りてきた。

駅前のコンビニで弁当や飲み物を調達し、バスセンターで半原行きのバスを待つ。数人のハイカーが同じようにバスを待っていた。

 8:50分発のバスに乗り込む。連休中にもかかわらずバスは比較的空いており全員が着席した。バスは厚木市内を通り抜け、次第に 山の中に入っていく。約40分で半原バス停に到着した。バス停の広場で服装を整え、荷物を整理してハイキングコースの入口である 半原神社に向かった。

 5分ほどで半原神社に到着した。半原神社境内で 写真を撮ってからスタートした。

 水のきれいな沢の側に「仏果山ハイキングコース入口」の案内板があった。沢に沿って舗装された緩やかな登り坂を登る。 ポツリ、ポツリの民家がたっており、庭には藤やつつじなどの花が咲いていた。 途中、蛍の養殖池があり、蛍の里の看板が立っていた。日差しが強く次第に汗ばんできた。15分ほど歩くと高架の下で道は行き 止まりとなっており、20段ほどの石段があり、登り切ると、そこに「仏果山登山口」の案内板があった。

 左手は沢、右手は山の林の中の小道を登る。細い丸太を横にした登りの階段が延々と続く。山に入るとひんやりして涼しい。 先ほど歩いてきた沢道より気温が数度低い感じだった。オダケさん、ヤマちゃんが先頭に、teraさんが中間に、最後尾にミアケさんと kitaさんがついて登っていく。ハルカちゃんが元気でドンドン進むのでカツコさんが大きな声で引き止めていた。

 鹿避けの金網のドアーを2ヵ所ほど通過すると林道に出た。広場になっており、ここで10分ほど小休止をする。樹木が途切れて 展望が開けていた。

 再び丸太の階段を登り続ける。時々鶯の鳴き声が聞こえてくる。送電線の下を潜る。時々登りの勾配が緩くなる。目の前に 小高い山が見えてきた。仏果山の頂上らしい。頂上に近づくにつれて勾配が急になってきた。汗が流れてきた。新緑が日差しを 浴びて輝いていた。今回のハイキングは先導のオダケさんがペースメーカーとなり、先頭と最後尾が殆ど離れずに進んでいった。

 やがて山の上に展望台の鉄塔が見えてきた。一気に登りきると頂上に到着。「仏果山」の標識板(747はるかチャンb)と その下に小さな石の仏像が置かれていた。ベンチやテーブルがあり、大勢のハイカーが休んでいた。

 山頂に建つ高さ13mの展望台に登ると360度の大展望が開けていた。足元には半原バス停の広場、林道や愛川町の家々が見える。 遠くには丹沢の山々、眼下にはコバルト色の宮ヶ瀬湖、奥多摩や奥秩父の連山、東側は相模平野が霞んで広がっていた。

 途中、急な下り坂をロープにつかまって降りる。下りが続く。しばらく行くと「宮ヶ瀬越え」の案内板があった。標高は663bで 仏果山と高取山を結ぶ一番低い地点。ここから次の目的地である高取山(標高706b)までは20分足らずだ。細やかなアップダウンが 続く。振り向くと、こんもりと盛り上がった緑の仏果山が見え、頂上には展望台が小さく見えていた。

 仏果山と同じように頂上付近は登りの勾配がきつくなる。山の木立の上に展望台が顔を覗かせた。12:20高取山頂上に到着した。展 望台の下にいくつかのテーブルとベンチが用意されており、ハイカーが弁当を広げていた。

 展望台に登る。ここも仏果山と同じように360度の展望が楽しめた。宮ケ瀬湖が一回り大きく見える。しばらく景色を楽しみ、 降りて昼食の用意をする。

テーブル1脚を6人が占領、残りは展望台の基礎などにシートを敷いて座る。tera、ヤマちゃんとカワタがコンロでお湯を 沸かしてミソ汁を作り、皆に配る。約1時間かけて、昼食とアルコール燃料を補給して高取山を後にした。

 頂上付近は急な下り坂だったが、次第に勾配は緩やかになり、両側が急な崖になった痩せた尾根道(マサカリの刃の上のような 感じ)を歩く。道の両側は雑木林で樹木以外は何も見えない。ここも日差しを浴びた新緑が目に痛いほどに飛び込んでくる。 またロープに掴まって降りる急な下り坂にきた。前よりも厳しい下りだ。後ろ向きになって降りる人、前向きでロープに掴まって 降りる人、慎重に足場を確認して降りる人・・・・どの顔も真剣だった。

30分ほど歩くと送電線の鉄塔があり、通り過ぎるとすぐに広場があった。宮ヶ瀬ダムの真上で、広場の端に行くと、満々と水を 湛えたダムの姿が見えた。

 5分ほど景色を楽しみ、ダムサイトに下りる。ここからが大変だった。曲がりくねった急な下りの階段(丸太で土の流れ止めが ついていたが)で、とに角急な下りだった。少し間隔を開けてゆっくりと、足元を確認しながら降りる。土の部分は滑りやすく、 転ぶと非常に危ない道だった。

 ポツリと雨が落ちてきた。空を見上げると、頭上には濃い灰色の雲が拡がっていた。木の枝に掴まりながら一歩、また一歩と 慎重に降りていく。ここが一番緊張した場所だった。やがて目の前に道路のガードレールが見え、坂が終った。

 14:00、ダムサイトに到着した。広い駐車場には数十台の車が止まっており、あたりを散策している人がチラホラ見えた。ダムの 横に「水とエネルギー館」があり、館内の水の博物館やレストランには大勢の脚で賑わっていた。

 なんとか帰りまでは持つだろうと期待していた空模様がにわかに変り、大粒の雨が降り出した。傘やレインコートを取り出し 雨に備える。しかしバス停までは2.5`以上あり、バスは1時間に1本しかなく、次のバスは14:51。時計を見ると2:20分を 回っていた。

 雨は急に激しくなった。目の前にトンネルが見えてきた。トンネルまでジョギングで駆け込む。トンネルを抜け、雨の中を 走ったり歩いたりしてバス停に向かう。二つ目のトンネルに入る。バスの時刻が迫ってくる。再び走り出した。やっとバス停が 見えてきた。時計は14:52を過ぎていた。バスは行ってしまったのかと・・・・

 まだ全員揃っていない。幸運なことにバスがやってきた。しかも2台が。雨が降り続いているため、先に到着した10人に そのバスに乗って「別所の湯」へ行ってもらうことにした。5分ほどして残りの人が到着した。しかし、次のバスまで1時間あり、 ここで待っていても乗れない可能性もあり、約2.5`離れた始発のバス停「宮ヶ瀬公園」に行くとになった。

 雨は次第に弱くなってきた。大きく左にカーブした道を30分ほどかけて歩くと山のふもとに数十匹のこいのぼりがロープに 垂れ下がっているのが見えてきた。公園の入口だった。雨にもかかわらず大勢の人が来ていた。

 後発組が「別所の湯」に着いたときは、先発組は殆どが風呂から上がって、二階の休憩室で水分補給をしている最中だった。 後発組は冷えた体を温泉で温めてくつろぐ。30〜40分、温泉を楽しみ、休憩室へいくと、ヤマちゃん、マルコメ、ミアケさんの 3人が待っていた。残りは17時のバスで本厚木駅に向かっていた。バスの時刻まで40分ほどあり、皆で水分補給を始めた。 1時間20分ほど温泉を楽しんだケイコさんも戻ってきて数分補給に参加。

 17:50分、別所の湯を後にしてバスで本厚木駅に向かった。厚木市内に入ると交通渋滞に遭い予定がかなり遅れたが本厚木駅に 到着し、春のハイキングが無事に終了した。


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