品川走遊会・平成16年7月・8月合宿の報告


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 品川走遊会は 品川区を活動の拠点として、1997年10月無理せず、楽しく、強制せずをモットーに、 ジョギング、水泳、ハイキング等の軽いスポーツ活動等を通じて、会員の健康維持、相互親睦及び仲間作りを 目的に結成されました。活動状況をこのページで報告します。

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更新日:平成16年8月3日

















◆7月31日・8月1日(土・日)夏の合宿・伊豆半島/宇佐美

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 今日は伊豆・宇佐美で2日間にわたって行われる夏の合宿の出発日。台風10号が四国の付近で停滞し、四国や中国地方に強い風と 雨をもたらしている。天気予報では、伊豆地方は一日中雨。土曜日の海は駄目だと諦める。せめて日曜日は晴れてくれと・・・・・。

 朝7時、品川駅東海道線ホームに、まるこめ、だんな、サチコ、ウッチ―、ウチヤマ、kaizan、ツカ、みちこ、カワタ、キムラ、 シオザワ、タカシ、おすみ、レイレイさんがやってきた。久しぶりに名古屋からタカシ、だんなとサチコさんが顔を見せ、近況情報の 交換に花が咲いた。だんなは風の噂のようには太ってはいなかった。おすみさんは脚を故障して練習会を休んでいたが、やっと医者から ランニングOKの許可を貰っての参加。

 7時34分初の伊東行きの電車、1両目に乗り込む。1両目には東京駅から乗ったぐっさんがいた。比較的空いていて全員座席に着く。 川崎駅からミヤジーとミハルさんが乗り込んだ。ケイコさんが戸塚駅から、藤沢駅から料理長が、熱海駅からトミーさん(仕事で徹夜し、 新幹線で追いかけてきた)とsuwabeさんが乗り込だ。あさみさん、道民さんとteraさんは、バーベキューセットやテントなどを運ぶ ために前日、車で現地入りをしている。Yukiさん、トモコさん、ゆりへいさん、カツコさんとやまちゃんは午後からの参加となった。

 品川は晴れていたが、大船を過ぎると激しい雨が降っていた。藤沢を越えると雨は止んでいた。部分的に、断続的に雨が降っている ようで天候が不安定のようだ。熱海駅を通過、ここから伊東線に入る。やがて、左手に海が見えてきた。海は穏やかで、想像したほど 台風の影響はないようだ。宇佐美駅に到着、21人が下車、空は晴れていたが、地面は雨で濡れていた。気温は高く、蒸し暑い。 ウッチーさんの案内で温泉民宿「ふかべ」へ向かう。10分ほどで到着した。部屋の清掃が済むまで、カラオケルームで待機。teraさん から2日間のスケジュールの説明があり、ミヤジーから部屋割りの発表があった。

 台風の影響で空模様が激しく変わる。短い間隔で晴れ、雨が繰り返す。海は、比較的波が穏やかで、遊泳可能となっていた。でも、 雨を嫌って海に行こうとする人がいない。雨の場合のオプションとして、巣雲山ラン又はハイキングが準備されていた。希望を聞いた 結果、海、ハイキング、付近の散策の3グループに分かれて、夕方のジョギングまでの時間を過ごすことになった。

 海はカワタ一人、散策はトミー、おすみさん、サチコさん、teraさんの4人。残りは巣雲山に向かった。海の向こうに「ハトヤホテル」 が見える。右手の山は雨雲がかかって頂上が見えない。ハトヤの辺りが雨で見えなくなると10分程で雨がザーッと降り出す。反対側の 山の中腹に宇佐美観音の辺りは雨雲に覆われていた。巣雲山グループは雨で難渋していることだろう。

 ハイキング組は巣雲山の麓まで行ったが、雨で道がぬかるんでいたため引き返してきた。カワタは海に入ったが、大きなうねりの ため、500mほど泳いで中止した。散策組は雨のため、地元のグルメコースを回ったようでした。午後、Yukiさん、ゆりへいさん、 カツコさんが到着した。

 全員が民宿に戻り、16時スタートの宇佐美観音往復ジョギングに参加した。民宿近くの広場で道民さんの号令でストレッチング。 そこへトモコさんとやまちゃんが到着し、全員集合となった。teraさんからコース図が配られ、コースの説明があった。5`コースと 10`コースが用意されていた。

 トモコさんと山ちゃんも参加して、ウッチーさんとteraさんの道案内でスタート。民家を数軒通り過ぎると、いきなり登り坂になった。 宇佐美観音まで、ほとんど上り坂が続くという。スタートして直ぐに長い列になった。ウッチ―、シオザワ、suwabe、やまちゃん、 タカシ、まるこめ、カツコさんが先頭になって走る。早くもカワタ、おすみさん、ケイコさんと料理長が指定席の最後尾を走っていた。

 ウッチ―さんが分岐点で方向を指示したり、立ち止まって後続が来るのを確認して、また先頭を追いかける。ミヤジーが逆走して、 最後尾を確認して先頭に戻る。道は細く、次第に勾配がきつくなってくる。走るのを諦めて、歩きだす人もでてきた。後ろを振り返ると 海が見える。かなり登ってきたようだ。みかん畑が多く、まだ色つかない実が枝が折れそうについていた。ランとウォークを交えて 坂道を登ること40分、下り坂になってホッと一息つく。坂を下りきると5`コースの折り返し点近くのみかん園入口に到着した。 ここには、宇佐美の地ビール、ヨーロッピアン地ビールの工場とレストランがあったが、ランの途中でなのでビールはおあずけ。 また、残念ながら、みかん園は休園だった。雨がポツリと落ちてきた。

 料理長はここから宇佐美に戻り、他は次の宇佐美観音まで行くことになった。ここから一般道路を走る。相変わらず登り坂が続く。 車の往来が激しく、道路の片隅を一列になって走る。雨が少し強くなってきた。登るにつれて、カーブが多くなってきた。右に左に 急激にカーブする。勾配は山道より緩やかだが、結構ランにはきつい。

 雨が激しくなってきた。7〜8回カーブを繰り返すと、折り返し点の宇佐美観音の入口が見えてきた。ダンナとミヤジーさんが猛烈な 勢いて駆け上り真っ先に到着。一休みして後続を待つ。復路、だんな、みやじー、シオザワ、やまちゃん、suwabe、tera、タカシさん達 が折り返した。次々と仲間が折り返す。まだまだ余力十分の様子。雨がまた強くなった。行き交う車が飛ばす水しぶきが体にかかる。 戻りは烏川に沿って、下り道一筋を駆け下りる。雨で滑りやすい道を注意しながら走るが、次第に惰性がついてブレーキがかからなく なる。転がるように駆け下りる。帰り道は早い。30分もしないうちに伊東線の高架が見えてきた。

 民宿に戻って、早速温泉でくつろぐ。屋内と屋外に湯船があり、10人位は一度に入れる大きな風呂だった。6時30分、夕食の時間と なった。大食堂にテーブルが2列あり、大きな船盛りを中心に、所狭しと料理が並べられていた。まずビールで乾杯。食べながら おしゃべりする人、飲み、かつ食べながらおしゃべりをする人、飲めない人、飲める人も・・・・1時間半ほど、食べて、食べて、 飲んで、おしゃべりをして、しばらくの間明日の天気を気にしないで、時を過ごす。

 8時過ぎに花火を持って海岸へ行く。風も無く、穏やかな暗い海が広がっていた。沖に伊東の街の灯りが点々と輝いていた。満潮の ようで砂浜は全く無くなり、砂浜に下りる階段の下まで波が押し寄せていた。道民さんが用意した花火を、めいめいが手にして、 ろうそくの火で点火する。花火が火を噴いて暗闇が破れる。子供そっちのけで、大人が花火を楽しんでいる。次々と花火の種類が 変わる。火の色が変わる。

 突然、沖の空にテニスボール大の花火が上がった。伊東の花火大会が始まったようだ。一時、花火の手を休めて、階段に座り、 彼方の花火を眺める。赤、オレンジ、青、黄色の花火が夜空を飾る。数キロ先の花火だが、結構楽しめた。30分ほどで花火大会が終った。

 再び花火を始める。残っていたのは打ち上げ花火と線香花火。まず、線香花火に挑戦。なかなか難しい。火花が出る前に、火玉を 落としてしまう。何度か挑戦しているうちに、パチパチと火花がでるようになった。最後に打ち上げ花火に点火。大きな火柱が夜空に 上がる。やがて、花火も無くなり、夜道を歩いて民宿に戻った。

 大部屋に集まり二次会が始まった。タカシさん差し入れのブランデー(ヘネシーXO)を賞味しながら、しばしおしゃべりを楽しむ。 明日の天気を気にしながら解散、それぞれの部屋へ。

 8月1日
 5時30分、海岸にゾロゾロと仲間が集まってきた。キムラさんはまだ寝ているようだ。おすみさんは昨日の山道ランで脚の 筋肉が張っていたが、根性で参加。海は満潮で砂浜は全く見えなかった。10数人のサーファーが白波を求めて海上を漂っていた。 頭上の空には薄い雲がかかっていたが、遠くには青空が広がっていた。道民さんの号令でストレッチングを行った後、teraさんから コースの説明があった。海岸に沿って、ハトヤホテルの横を通り、伊東港の中間で折り返す、往復10`が早朝ランのコース。

 スタート、先頭はウッチー、tera、suwabe、やまちゃん、ぐっさん、タカシ、kaizan、道民、カツコさん。少し遅れてトミー、 あさみ、みちこ、ツカ、まるこめ、だんな、ゆりへい、サチコ、ミヤジー、ミハル、トモコさんが第2グループを作って走る。Yuki、 レイレイ、おすみさん、カワタ、ケイコ、料理長、ウチヤマさんが第3グループで最後尾を走っている。宇佐美の海にはサーファーが 十数人、小さな波に乗って岸に向かっていた。でも、サーフィンできるほどの大きな波はないようだ。

 海は伊東に近づくにつれて穏やかになり、波は全く見えない。今日は海水浴の絶好の日和になったようだ。太陽が顔を出し、 気温が急に上がってきた。暑さで汗が噴出してきた。

 伊東大川の橋を渡り、伊東港に入る。二つ目の信号で折り返す。シオザワ、だんな、ウッチ―がトップで折り返し、やまちゃん、 suwabe、まるこめ、トミー、カツコさんが続いて折り返した。次々と折り返し、折り返し点に向かう仲間と手を挙げて行き交う。 寝坊したキムラさんがドン尻を走っている。

 スタート地点には先に到着したsuwabe、ウッチ―さん達が仲間の到着を待っていた。おすみさんとウチヤマさんが並んで到着し、 早朝ランが無事終了した。

 温泉に入り、朝食を済ませ、荷物を整理して撤収の準備をする。Tera、道民、ウッチ―さん達が海岸で基地作りを行う。タープ2枚を 張り、テーブルや椅子を並べ、バーベキューのグリルをセットする。食材を運び、飲み物を調達し、発砲スチロールのボックスに氷と 一緒に入れる。

 12時、バーベキュー開始の予定。それまでは自由行動で、あさみ、タカシ、シオザワさんとやまちゃんの4人は巣雲山ランに挑戦。 残りは海水浴、釣り、ウニや貝の手取りなど、思い思いに楽しんでいた。女性陣も水着になり、浮き輪を持って子供達とはしゃいで いた。

 道民さんとウッチ―さんがサザエやつぶ貝、紫ウニ、めごちなどの収穫をあげた。11時、バーベキューの準備開始。3台のグリルに 木炭を入れて着火。Teraさんの指導で着火材と木炭をセットして火をつける。ウッチ―さんがガスバーナーで着火を促進する。 巣雲山ラン組が戻ってきた。やまちゃんは疲れがでたのか、タープの下でごろ寝をきめこんでいた。

 ここから料理長が登場。米をといで、鯛をさばき、鯛めしの準備にかかる。バーベキューの食材の味付けを指示する炭火がおきた。 料理長が、焼く順番を手際よく指示する。まるこめさんが料理長助手を務めてかいがいしく動く。まず、手羽、イカを金網の上に 載せる。美味そうな匂いが漂い、皆が集まってくる。金網の上が空になると、次は焼肉に変わる。

 タープの下の椅子に座って、早くもビールや缶酎ハイを飲みだす人がでてきた。肉、しいたけ、たまねぎ、ニンニクなど次々と 焼かれていき、箸が延びて胃の中に収まっていく。料理長は、さばき終わった鯛を焼き、グリルに鍋を載せてご飯をたく。

 ビール、缶酎ハイが売り切れ、追加を調達に走る。海を忘れて、夢中で食べて、飲んでいるうちに、待望の鯛めしができた。 皿を持って、鯛めし鍋に集まる。道民さんが、差し出された皿に鯛めしを盛って渡す。料理長はご飯に芯があり、失敗だと言って いたが、どうしてどうして、美味い鯛めしで、お代わりもして、たちまち鍋が空になってしまった。

 時計は2時を回った。波打ち際が次第に近くなってきた。焼きそばが始まった。さすがに腹がくちくなっていたが、それでも皿を持って 集まってくる。結局2度焼きそばを作り、食べ終えた時には午後3時となっており、海は数メートル先まで迫ってきていた。

 グリルの炭を消し、海水で洗う。タープをバラシ、畳んでバッグに収める。テーブルや椅子を畳み、箱に入れ、あわただしく撤収を 行い。3時30分、海岸を引き上げた。

 民宿に戻り、温泉に浸かり、帰り支度を整え、4時30分、民宿を後にした。初日は台風に翻弄されましたが、翌日は天気が快復し、 ランと海水浴、バーベキューを楽しむことができ、無事合宿が終了しました。

 企画、実行を担当したteraさん、あさみさん、ウッチ―さん、道民さんに感謝します。また、台風にもかからずご参加、ご協力を 頂いた会員のみなさん、ありがとうございました。


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