品川走遊会・平成17年11月の活動報告


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 品川走遊会は 品川区を活動の拠点として、1997年10月無理せず、楽しく、強制せずをモットーに、 ジョギング、水泳、ハイキング等の軽いスポーツ活動等を通じて、会員の健康維持、相互親睦及び仲間作りを 目的に結成されました。活動状況をこのページで報告します。

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更新日:平成17年11月28日



















10月26日(土)レインボーブリッジ

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 今月はレースが多く、3週間ぶりの練習会となった。空は少し雲が多かったが気温16度の絶好のジョギング日和となった 明日は河口湖マラソンと丹沢湖マラソンがあり、練習会の参加者は少ないと予想されていたが、12人(あさみ、ウッチー、 ともこ、kaizan、つか、カワタ、キムラ、クラ、道民、やすこ、タック、タツミさん)もやってきた。クラさんが4ヵ月ぶりの 参加でしたアサミさんと道民さんは京急蒲田から走ってやってきた。丹沢湖マラソンに参加するkaizan・ツカさんは途中まで走り、 そこで仲間が戻ってくるのを待つことになった。また、タックさんのジム仲間のタツミさん(10キロ37分の快足の持ち主)が ランパン、ランシャツ姿で参加した。

 今日のコースは、文化センター〜海岸通り〜レインボーブリッジ折り返しの約11`。一般道路なので歩行者に注意しながら 走ることにした。

 センター隣の公園でストレッチングをしてから天王洲アイルの方向に走りだした。海岸通りは歩行者が殆どなく、思ったより 走りやすい道案内のカワタとタック、やすこ、タツミさんの4人が先頭になって引っ張る。クラ、ウッチー、ともこ、kaizan、 つか、キムラ、あさみ、道民さんが固まって続く。タツミさんが遅いペースに我慢してついてくる。時々、先頭が入れ替わる。 今日は、クラさんが元気で二番手について走っている。いつものようにkaizanさんが先に行ったり、後ろに下がったりして 写真を撮っていた。

 JRの高架下を潜り、続いてモノレールの下を潜ると、右手にレインボーブリッジがチラリと見えてきた。右手にビルが立ち並び、 レインボーブリッジの入口がわかりにくい。公園の脇に付近の案内図があり、そこで確認すると、既に通り過ぎていたことがわかり、 逆戻りしてブリッジの管理ビルに向かった。

 ここでkaizan、つか、あさみさんはレインボーブリッジには入らず、ランを一旦休止し、仲間が戻ってくるのを待つことになった。 道民さんはここから戻っていった。

 エレベータで7階まで行く。レインボーブリッジのスタート地点。右手に東京湾(南側)を眺めて走り出した。キムラ、トモコ、 クラさんが先頭。100bほどでヤスコ、タック、カワタ、ウッチー、タツミグループに追い抜かれる。すぐに、タツミさんが 先に行くと一言いって走りだした。物凄いスピードでたちまち背中が見えなくなった。こちらの先頭はヤスコさん、彼女もかなりの ハイペースで走り出した。タックさんとカワタが続く。直ぐ後ろをウッチーさんがついていく。クラさんが少し遅れだした。 キムラさんとトモコさんがマイペースで走っている。トラックなどの大型車の往来が激しく、轟音を立てて走り去っていく。 橋の揺れるのがわかる。

 最初は緩やかな登り坂だったが、中ほどから下り坂に変った。前の方には、どこかのグループが道幅一杯に広がって歩いていた。 声をかけて道を譲って貰って走り続ける。下り坂のため、ペースがドンドン上がっていく。

 レインボーブリッジの出口が見えてきた。早くも先に行ったタツミさんが戻ってくるのが見える。出口に到着し、ヤスコさん、 タックさんとカワタが後続の到着を待つ。ほとんど同時ににウッチーさんがやってきた。しばらくしてキムラさんとトモコさんが到着。 休む間もなく復路に入る。ウッチーさんは同じコースを戻り、他の5人は往路と反対側(北側)の歩道を走って戻ることにした。

 タックさんとヤスコさんが並んで走り、カワタが追う展開となった。右手の海の向こうに田町、有楽町、東京、晴海あたりの 高層ビルが立ち並んでいるのが見える。もう少し晴れていたら素晴らしい眺めだろうと思いながら走る。ペースが全く落ちない。 すぐにクラさん、キムラさんとトモコさんが引き離されていった。途中の展望台にも脚を休めずに走り続ける。9分少々で 管理ビルに到着した。後続の到着を待って、エレベータで1階に下りたら、kaizan、ツカ、あさみ、ウッチー、タツミさんが 待っていた。

 文化センターに戻るラン、タツミさんが管理ビルでトイレタイム。まず、ヤスコ、タックさん、カワタ、クラ、トモコ、キムラさんが 固まって走りだした。アサミさんとツカさんはオシャベリランを続ける。kaizanさんも明日の調整ランのためのんびりと走っている。

 少し遅れてタツミさんが後を追った。スピードの違うタツミさんはたちまち先行する6人を追い越した。 こんどはタックさんが先頭になり、ヤスコさんとカワタがついていく。クラさん、トモコさんとキムラさんが次第に離されていく。 タックさんとヤスコさんのペースが全く落ちない。途中、高層ビルが林立する天王洲アイルのボードウォーク(板張りの遊歩道)を 走る。文化センターが近くなった。タックさんが更にペースを上げる。ヤスコさんとカワタが追う。

 文化センターに戻った。すでにタツミさんが待っていた。しばらくしてクラさんが到着。次々と仲間が戻ってきた。文化センターで シャワーを浴びて解散となった。希望者で水分補給をやることになり、ウッチー、ともこ、やすこ、タック、タツミさんとカワタの 6人がジャスコの隣のビルの地下にある食堂に向かった。ビール、サワー、熱燗などで1時間ほど水分補給をして解散した。










11月6日(日)多摩丘陵ハイキング(よこやまの道−ありがた山)

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 今にも雨が降りそうな曇り空、気温14度の肌寒い日となった。集合場所の小田急新宿駅にカワタ、tera、セキグチ、キムラ、 けいこ、スー、やすこさんの7人がやってきた。集合場所を京王線と、間違って会のホームページに掲載したため、カワタが 京王線と小田急線の改札口に行ったり来たりして何とか電車の発車までに全員集めることが出来た。

 9時30分、小田急「唐木田駅」からスタート。大妻学院の隣にある「よこやま道」の入口に向かう。目標は多摩清掃工場の高い 煙突と、その隣の巨大なガスタンクだ。入口に到着したが、工事のためフェンスで塞がれており、さらに100bほど先にある 登り口まで行った。そこには「よこやまの道」の大きなマップの掲示板があり、コースを確認する。記念写真を撮ってから 出発した。

 多摩丘陵は万葉集に、「多摩の横山」として詠まれ、古くからその存在を知られているという。今日のコースは唐木田駅→ よこやま道→稲城中央公園→三沢川→妙見尊→ありがた山→読売ランド駅までの約14キロ、その後は希望者で読売ランド 「丘の湯」の予定に鳴っている。コースは尾根幹道と並行した多摩丘陵の散歩道で、よく整備されていたが、車の行きかう 音が間近に聞こえて少残念だった。

 入口から坂を上りよこやまの道に入る。左手は車道、右手は東京国際カントリーのゴルフ場。道はさらに進み、一旦一般道路に 出て、アクアブルー多摩の、要塞のような赤レンガの壁に沿って歩く。再び遊歩道に入り、ゴルフの管理事務所から聳え立つ KDDIのタワーの横を通ってさらに進むとゴルフの練習場やテニススクールが並んでいた。しばらく進むと民家の点在する田舎道と なった。

 道しるべに従って幅1bほどの細道を行くと、広場の真ん中に1本の杉の木が聳え立つ中坂公園に到着。公園を出ると、左手は 車道、右手は帝京大学の敷地の林。どんどん進むと一本杉公園に到着した。そこの鎌倉裏街道を復元した薄暗い木立の道を行くと、 下りの階段がある。なぜか子猫が階段を登ってきた。一匹、二匹、三匹・・・・何と七、八匹も出てきた。公園の中はカエデや ケヤキの紅葉が目立つ。古い民家が2軒移築されており、中を見学する。

 一本杉公園を出て恵泉女学院大から妙櫻寺からへと一般道を進む。妙櫻寺の墓地を登って車の騒音を聞きながら尾根道を歩く。 再び一般道路に下りて鎌倉街道の陸橋を渡る。やがて、国士舘大学に到着。道の両側のグラウンドでは野球とラグビーの試合が 行われており、賑やかな応援の声が響いてきた。

 国士館大のグラウンドを過ぎたら、正に尾根道そのものとなった。相変わらず細い尾根道を進む。街路樹を彩るのはケヤキや サクラ、イチョウなどが多いが、雑木林のメインはクヌギやコナラ。しばらく歩くと散策道より南東側を一望できる展望台がある。 手前には永山地区のマンション群。奥にはには小田急多摩線などが見える。さらに進むと京王線と小田急線がチラッと視界に 入った。やがてフレスコ多摩の、ドーム形をした奇妙な屋根が見えてきて、よこやまの道の終点が近づいてきた。

 急な階段を降りて天王橋の下に出る。近くにスーパーがあり、昼食の弁当や飲み物などを買い、近くの稲城第3公園に入る。 公園にはあつらえたようなテーブルとベンチがあり、そこを占領して昼食を始めた。しばらくすると雨が一粒落ちてきた。 でも、空は明るく、雨になるのはもう少し後だろうと淡い期待をする。1時間ほどかけて昼食をすませ、稲城中央公園に向かった。

 雨は少しづつ強くなってきたが、まだ傘をさすほどではない。一般道路を1`少々歩くと鯨橋が見えてきた。ここから稲城 中央公園に入る。雨は次第に強くなり、傘が必要になってきた。園内の道は複雑で、迷いながらも三沢川に出た。大きな鯉の 泳ぐ、きれいな流れを見ながら稲城駅に向かう。

 武蔵野貨物専用線の高架の下を通って稲城駅前に到着し、妙見寺に向かう。寺の左手の階段を登ると妙見尊がある。この神社は 「蛇より行事」で有名な神社で、妙見尊が青龍に乗ってこの地に現れたことによるものと伝えられている。萱で造られた大蛇は 長さが50〜100メートルにもなるそうだ。

 神社横の筆塚の裏から細い山道を歩き出した。左側は崖、右側は里芋畑、人気は全く無い。すぐに林の中の細道に変った。 雨は降り続いていたが、頭上の木の葉が傘の代わりをしてくれて体にはあまり当らない。最初の分岐点の目印、枝に巻かれた 赤いリボンを探しながら歩く。リボン見つけ左の道を進む。緩やかなアップダウンの続く細道を歩く。道は雨で濡れて滑り やすくなってきた。

 次の分岐点、ネットの柵をめぐらせた畑にやってきた。ここも左に曲がる。里山の上の窪地には、畑も点在している。 下り坂の山道をどんどん降りていく。予定の時間を過ぎても次の分岐点に到着しない。セキグチさんが目印らしき ところを通り過ぎたようだという。どうやら目印を見落としていたようだ。5分ほど戻ると目印があった。

 畑の中の道を進むと、道が無くなってしまった。少し戻ると左に進む道があり、この道を進む。下り坂がどこまでも続き、 道は次第に細くなっていく。どうもおかしいので分岐点まで戻ることにした。空は灰色の雲に覆われ、あたりが薄暗くなって きた。雨は止みそうもない。

 途中、幸いにも犬連れの人に出会い確認したところ道は間違っていなかった。しかし、進んでいくと畑に出てしまい、 また、道が途切れていた。よく見ると畑の脇に少し踏みつけられたような跡があり、その50bほど先に山道があるようで、 標識らしき柱が認められた。ズボンの裾を泥だらけにして藪をなんとか通り抜けると、読売ゴルフ場のフェンスが見えた。 やっと目標点に辿りついた。

 雨は次第に強くなってきた。傘をさして山道を進む。雑木林の中の山道を辿っていくと目印の大きな火の用心の看板があった。 ここで右に曲り、果樹園の細道を通り抜けると最後の登り坂が待っていた。登り切ると少し太い道に出た。左に100bほど行くと 行き止まりになり、右に入る小道があり、鎖が張ってあった。

 鎖の向こうに、雨の中でぼんやりと木造の建物が見えてきた。そこのには「ここは聖域・・・」貼り紙があり、ここが ありがた山の頂上らしい。その前は大きな石塔の鎮座する広場になっており、更に奥には石塔が4つ立ち並ぶ広場があった。 そこから先は緩やかな下り坂だった。雨の中、坂を下って行くと、妙覚寺南側の丘陵斜面の「ありがた山」と呼ばれる 石造物群の上に出た。これはある宗教団体が昭和初期に東京都内で見捨てられた無縁仏を集めて供養したものと言われている。 石仏の数は約4,000、墓石のほかに地蔵菩薩、観世音菩薩、五輪塔などの様々な石仏が並べられている。遠くの方には雨に けむって市街地の風景が広がり、そして手前には墓石が雨に濡れている。中ほどまで降りて見上げると、石仏は北の平地を 見るかのように並んでいた。

 墓地の真ん中の道を下っていくと読売ランドに続く車道に出た。雨の中、沢山の車が行きかっていた。ここで一旦解散し、 希望者でスーパー銭湯丘の湯に行くことになった。すでに4時30分、所用のあるヤスコさんは読売ランド駅に向かい、残り 6人が丘の湯に向かって歩き出した。

 丘の湯、700円で岩風呂、絹の湯など7つの露天風呂と、湯腰掛やジェットバスなど12の内湯が楽しめる。1時間ほど、 温泉で疲れを癒し、食事処「麒麟亭」でビールや冷酒で水分補給。7時にやっと腰を上げて丘の湯をあとにした。雨は降っては いたが少し弱くなっていた。バスの出発まで30分もあるため、読売ランド駅まで歩いて行き、新宿駅に向かった。

 前半は涼しく、紅葉も楽しめましたが、後半、特に山に入ってからは雨が降り続き、ときどき分岐点の目印を見落とし、 2回も後戻りしましたが、怪我もなく、ほぼ予定通りの時間でゴールできました。ありがとうございました。









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