雨は弱くなったり強くなったりして降り続けている。気温が低く、雨で濡れると何となく寒く感ずる。車の往来の激しい道を避け、 農道や緑道を歩く。あちらこちらに百日紅の木があり、ピンクの花が満開となっていた。

　途中で道を間違えたようで、雨の中を延々と歩く。武蔵野線の線路に沿ってしばらく行き、中央高速道の下をくぐると、サントリーの ビール工場の横に出た。行く手に林があり、照明塔の頭が見えてきた。郷土の森公園に到着。右に曲ると府中市立総合体育館があった。 体育館でランニングの用意をしての10円ロッカーに荷物を預けて外にでる。雨の嫌いなライラさんは走らずにバスで帰っていった。

　体育館の入口で道民さんの号令でストレッチングをしてから、多摩川の土手にでる。この頃から雨が止み、時々思い出したように ポツリ、ポツリと落ちてくるだけ。河川敷には、雨にも関わらず、10ｍもあろう大きなブルーシートで屋根を作り、バーベキューの 準備をしている団体があった。他にも数人のグループが何組かがタープを張り、その下でバーベキューの準備をしていた。

　今日のコースは多摩川の土手を上流に向かって、郷土の森公園−関戸橋−武蔵野線の鉄橋−四谷大橋−中央道まで行って戻ってくる 約11.5�`。

　雨は止んでおり、風も無く、涼しい絶好のジョギング日和となった。12時15分、スタート。いきな道民、ウッチー、やまちゃんと ぐっさんの４人が競うように飛び出して行った。修ちゃん、カツコさんとアホウドリさんが並んで走る。その後ろをトモコさん、 おすみさんとカワタが固まって走っている。少し遅れてカズコさんが一人で追っていた。最後はイシイさんとヒロコさんで、 ウォーキングからスタートし、途中からランに、またウォーキングを繰り返していた。多摩川の芦原には真っ白な鷺が数羽、羽を休めて いた。

　先ず、関戸橋（1.8�`）に到着、信号を渡らず、河川敷に降りて橋の下をくぐる。もう第２グループから先頭を走る４人は見えなく なっていた。あほうどり、カツコ、トモコ、おすみさんとカワタは長い列になってキロ6分強のペースでひたすら走り続ける。四谷 大橋（3.3キロ）の下をくぐり、はるか彼方の中央道の高架（5.75キロ）を目指して走る。

　トップ４人組は道民さんが中央道で折り返したが、ウッチー、ぐっとさんとやまちゃんの３人は更に先まで走って折り返した。 修ちゃん、かつこ、あほうどりさんが中央道で折り返した。カワタ、おすみさんとトモコさんも中央道で折り返した。しばらくすると 中央道の先まで行った３人が戻ってきて、カワタ、おすみさん、トモコさんを追い抜いてゴールを目指して走り去っていった。

　戻り道、ドンジリはトモコ、おすみさんとカワタの３人。時々トモコさんが前に出る。しばらくするとおすみさんとカワタが トモコさんを追い抜く。なんどもシーソゲームを繰り返す。関戸橋を渡るとウォーク＆ランで戻っていくイシイさんとヒロコさんを 追い越した。イシイさんとヒロコさんは鉄橋まで行って折り返したとのこと。ゴールまで、まだ1.5キロ以上あり、おすみさんの 息遣いが荒くなってきたが、ペースを落とさず走り続ける。

　やがて河川敷内の林が見えてきた。ゴールが見えてきた。あほうどりさんが逆走してきてイシイさんをゴールまでエスコート。 土手の上には既にゴールした６人が待っているのが見える。じんぺいさんがランニング姿で中にいた。家から約15キロの道を走って きたとのこと。イシイさんがゴール、しばらくしヒロコさんがゴール。１時間10分走って、全員がゴールした。

　体育館に戻り、シャワーを使わせてもらい、汗を流す。着替えを済ませる。水分補給参加の希望者を確認する。道民、カツコ、 おすみさんとカズコさんは所用があり、水分補給は見合わせて帰った。残りは飲み物の買出し班と鍋の準備班に分かれる。 修ちゃん、ぐっさんとやまちゃんが買出しに出かけた。ウッチーさんとカワタが多摩川の土手に戻り、シートを張って屋根を作り、 コンロのセット、食材の確認をして鍋の準備を進める。ジンペイさんは水分補給には参加せず、家まで走って帰っていった。

　コンロに着火する頃に、両手に飲み物をぶら下げて買出し班が戻ってきた。早速乾杯！ウッチーさんフライパンでベーコンを炒める。 トモコさんとカワタが鍋にダシ、肉、野菜などを入れる。残りの人達はシートの上に座り、水分補給とおしゃべりに忙しい。

　鍋が煮えた。気温が低いせいか、暑い鍋が美味しい。ビールによく合う。鍋が空になった。次は鮭鍋になった。最後は煮込みうどん。 たちまち２時間余りが過ぎ、後片づけをして分倍河原駅まで行って解散した。お天気は雨後曇りで、久しぶりに20度前後の涼しい中で 走ることができた練習会であった。

◆８月８日（日）砧公園練習会

　連日の真夏日、今日も35度を越え、カンカン照りで、風も無い暑い日となった。東急砧駅に15人（まるこめ、イシイ、yuki、 ウッチ―、トモコ、ツカ、けいこ、みちこ、カワタ、コジマ、道民、tera、ゆりへい、ぐっさん、やまちゃん）が集まった。 体験参加のイシイさんが走遊会のオレンジ色の旗を目印にやってきた。イシイさんは世田谷にお住まいで、歩くのは長い間やって いたが、最近ランニングに関心を持ち、少しずつ走り出しところだという。小田原からコジマさんが久しぶりに参加した。

　駅から砧公園まで、強い日差しの中を10分ほど歩いて行く。たちまち汗ばんでくる。駅から公園までの道、よく見ると全部瓦で 出来ている。地面から椅子や掲示板まで、驚くほど沢山の瓦が使われている。大きな鬼瓦も飾られている。しかも、道のところ どころに、万葉集の和歌が彫ってあり、楽しく歩ける道でした。

　環状８号線の交差点を渡って砧公園に入る。砧公園は、戦時中は防空緑地、戦後は都営のゴルフ場として開放され、樹木が多く、 また園内には多摩川の支流の一つ、谷戸川が流れている、緑豊かな公園です。サイクリングロードの内側（外側には公園の売店が ある）の大きな木の下にシートを広げで荷物を置く。

　いつものように道民さんの号令でストレッチグ。そこえキムラさんがやってきた。少し早く来て、既に２周したという。今日は １周1.75kmのコースを周回する。暑いので水分補給に心がけながら走る。

　スタート。サイクリングロードを反時計方向に走り出した。スタート地点の前後200�bほどは樹木が無く、まともに日差しを 浴びるが、すぐに林の中、木陰の道になる。緩やかな登り坂を走る。ウッチ―、道民、まるこめさんが先頭になってみんなを引っ 張る。Tera、カツコ、ぐっさん、やまちゃん、みちこ、トモコさんが固まってついていく。その後ろをカワタ、yuki、ゆりへい、 けいこ、キムラ、コジマさんとイシイさんが続く。

　林の道、蝉がけたたましく鳴いている。ジージー、ミーンミンと合奏している。コースの内側にはファミリーパークがあり、 アップダウンに富んで、クロスカントリーの絶好の練習地になっている。数人のジョガーが同じコースを走っていた。

　コースの半ば、スタート地点の裏側、バードサンクチュアリーのあたりは百日紅の木が多く、ピンクの花が、今が盛りとばかりに 咲いていた。次第に塊がバラケて、長い帯になってきた。新人のイシイさんは、ランとウォークのサンドイッチで一番後ろをついて いく。コースのほとんどが木陰の道で、気温が高くとも何とか走り続けることができる。時々、自転車に乗った親子と行き交う。

　ウッチ―さんが猛烈に飛ばし、後続ブチ切って１周目が終わった。２周目はコースの内側の草むらを走り出した。50ｍほど遅れて 道民さんが２周目に入った。続いてまるこめさんが。ぐっさん、ツカ、カツコさんがほぼ一緒に２周目に入った。少し遅れて、 やまちゃんとteraさんが、その後ろをトモコさんとミチコさんが続いていた。トモコさん、暑さにもかかわらず、同じペースで 淡々と走っていた。最近とみに力がついてきたようです。Yuki、ゆりへい、キムラさんは一緒に走っていたが、キムラさんは次第に 離されていった。コジマさんは相変わらずマイペースで走り続け、その後ろをイシイさんとケイコさんが並んで走っていた。

　イシイさんは200�bほど走ると、次はウォーキングに、これを繰り返す。まだ走るペースが分らないようなので、２周目はカワタが ペースメーカになって一緒に走る。無理をせず、スピードを落として長い時間走る練習をすれば、半年ほどで10�`は間違いなく 走れるようになりそうです。

　木陰の道でも、やはり暑い。１周毎にスタート地点で休む人、近くの水道で顔を洗ったり、首筋を冷やしたり、暑さしのぎをする 人など。休んでは、また走りだす。暑さのせいで、さすがに連続で周回する人は少ない。

　たちまち１時間が過ぎた。3〜５周して、練習会が終了した。一旦解散し、希望者で水分補給をすることになった。みちこさんと 道民さんは所用があり帰った。暑いせいか、水分補給の参加者が多かった。まるこめ、ぐっさん、ウッチ―さんがビールなどを買いに 出かける。待ちきれないtera、やまちゃんとカワタは売店で高い缶ビールに手をだす。

　20分ほどで買い物班が到着。木陰のテーブルの上にビール、缶チューハイ、つまみを並べ、冷たいビールでいつもの水分補給が 始まった。約１時間、ビールとおしゃべりを楽しんで砧公園を後にした。

　なお、午後７時から始まる神宮外苑の花火大会にカワタ、yuki、けいこ、ゆりへいさんの4人が見物にいき、ビールを片手に夜空を 彩る花火、形、色の変化と音に堪能しました。来年は、花火大会の当日は、練習場所を神宮外苑とし、早めに良い場所取りが出来るようにしたいですね。