品川走遊会・平成14年7月の活動報告


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 品川走遊会は 品川区を活動の拠点として、1997年10月無理せず、楽しく、強制せずをモットーに、 ジョギング、水泳、ハイキング等の軽いスポーツ活動等を通じて、会員の健康維持、相互親睦及び仲間作りを 目的に結成されました。活動状況をこのページで報告します。

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更新日:平成14年8月1日

















◆7月27-28夏の合宿、24人が走り、泳ぎ、食べ、飲みまくりました。

7月28日(日)

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参加者は以下の24人でした。

マルコメ、アサミ、修ちゃん、ウチヤマ、ケイコ、ミチコ、カネコ、カワタ、 キムラ、クラ、クワサワ・サトコ、コジマ、シミズ、セキグチM、tera、トミー、 タカシ、hide59、カツコ、リサちゃん、料理長、山ちゃん、カナコ、ヨシダさん


7月27日(土)

 台風11号も通過し、空には小さな白い雲が少しあるだけで、太陽がギラギラと輝いていた。気温は34度を超えて、 暑い一日となった。

 8時15分、京浜急行品川駅改札口(JRとの連絡口)にまずマルコメさんがやってきた。20分過ぎから大きなバッグを 手に仲間達が次々とやってきた。teraさんが日よけのタープを持ってきた。ミチコさんが珍しく早めに到着。いつもは 早いカツコさんが見えない。川崎からアサミさんが、横浜からトミーさんが乗ることになっていた。8時47分発の三崎口行き 特快に乗り込む。ガラガラで全員、ゆったりと座る。川崎あたりで、アサミさんからミチコさんの携帯に連絡あり、早い電車に 乗ってしまい、いま上大岡と。そのまま乗って三崎口で合流りすこととした。

 三崎口駅に到着。アサミさん、ケイコさん、カツコさんとリサちゃんが改札口で待っていた。電車組はこれで全員集合となった。 徒歩で三戸浜の民宿「堪四荘」に向かう。太陽は高く上がり、日差しは肌を焼くように強い。畑の中の細道を海に向かって 歩く。広い畑に咲いているマリンゴールドの黄色やオレンジの花が目に飛び込んでくる。収穫の終わったスイカ畑にまだ スイカがゴロゴロと転がっている。かぼちゃ畑は黄色い花と大きなかぼちゃの実と混在していた。時々烏を追い払う鉄砲を 撃つようなパーンという音が聴こえてくる。

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 堆肥小屋で発酵した堆肥を崩して畑に運んでいた。酸っぱいような、饐えたような強烈な匂いがあたりに漂っていた。 下り坂の樹木のトンネルを潜り抜け、5分程行くと海が見えてきた。日差しは強く、額に、背中に汗が流れている。 海辺に華やかな彩りのビーチパラソルがあちらこちらに立ててあった。海の彼方には富士山の頂上が薄っすらと見えて いた。富士の首から下は雲の中だった。カナコちゃんが、故郷の小田原でもっと大きく、はっきりと見えると言っていた。

 10時30分、民宿に到着。玄関に頼んでおいたバーベキューの野菜を入れた大きな箱が積み上げられていた。山ちゃん、 ヨシダさん、サトコさんは肉、魚などの生鮮食品の仕入れに行っており戻りは11時頃の予定。早速部屋に案内してもらい、 仮の部屋割りをして海辺にいく準備をする。海岸でタープを立て、バーベキューの準備をするグループと野菜を洗い、 刻むグループ2グループに分けて作業を開始した。

 10数人が脚付きグリル2台、タープなどを持って今日の基地を作るために海辺に向かう。時間が少し遅かったため、 良い場所はすでに占領されており、足場の悪い磯の僅かな平地を見つけて8畳ほどの広さのタープを6本のポールで立て、 その下にシートを敷き、横に2台のグリルを置く。広いタープのお陰で直射日光にあたらない、女性に優しい基地が 出来上がった。一方、食材準備グループの女性軍は料理長料理長の指示で、キャベツ、とうもろこし、かぼちゃ、玉ねぎ、 にんじんなどと格闘をしていた。リサちゃんも一緒になってとうもろこしの皮をむいていた。食材は刻んで、使いやすい ように種類ごとにビニールバッグに入れる。

 やがて買出しから3人が戻ってきて、車に食材を積んで海辺に向かう。磯は岩でゴロゴロ、窪地には海草があり、滑って 歩きにくい。注意しながらに岩と砂場を探して歩く。アサミさんが海草を踏み滑って転び悲鳴を上げた。

 木炭、食材が到着し2台のグリルに木炭が積み上げられる。タカシさんとセキグチさんが火をつけ、うちわで扇いで炭を熾す。 料理長料理長がタープの下に陣取ってまな板、包丁を並べ、料理の下ごしらえに入る。クラ、ウチヤマさん達がビールなどの 飲物を調達に出かけた。ヨシダさんがゴムボートを車から下ろし、サドル、オールなどを取り付け、エヤーポンプを車の バッテリーつなぎボートにエヤーを入れてパンパンに膨らませる。着々と準備が進んでいった。

 全員が集まったところで、新人クワサワ・サトコさんの自己紹介があった。サトコさんはヨシダさんと同じ職場の方で、走ることが 好きで今年のホノルルマラソン参加を予定していとのことでした。会員にホノルルマラソンに参加するか尋ねたところアサミさん、 teraさん他数人が手を挙げ、一緒に走りましょうと約束をしていた。

 すでに12時となっていた。炭が赤々と熾きた。1台のグリルに鉄板をのせ、かぼちゃ、玉ねぎ、ナス、ピーマン、じゃが芋、 サツマイモを焼く。セキグチさんとタカシさんがグリル番を担当していた。もう一台のグリルには網をのせ、ソーセージ、 とうもろこし、ピーマンを焼く。すぐにうまそうな匂いが立ち込め、皿と箸を持った人たちがグルリを取り囲む。男達は 早くもこれをつまみにしてビールを飲みだした。

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 料理長が厚さ2センチもある団扇のような牛肉を持ってきた。扇子のように串を5〜6本刺し、金網に載せて焼く。 皆がグリルを取り囲み、焼けるのを楽しみに待つ。焼き上がると、串刺し団子のように切る。一斉に手が伸びたちまち 品切れとなり、2回目を焼く。

 料理長がイカを丸焼きにするため串に刺し、グリル当番に渡す。金網にのせて焼く。焼けてくると食欲をそそる強烈な 匂いがあたりに充満し、ビールを飲んでいた人たちが皿を持って取りにくる。夏バテなんて全く感じない食欲旺盛な 人が集まったようで、とにかくよく飲み、よく食べる。

 ヨシダさんが殻つきのホタテをグリルに乗せ、殻が開いたらワサビ醤油かけて焼く。香ばしい匂いが漂い、あれよあれよと 云う間に売り切れとなった。

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 今日のハイライトは鯛飯だった。鍋に入れた米の上に鯛をのせて、グリルに入れ、蓋をして蒸すこと30〜40分、 鯛飯が出来上がった。女性に人気があり、たちまち皿を持って行列ができた。一口食べて「こんな美味しいのは初めて」、 「これは絶品だ」と口々に言う。

 2時過ぎ、ようやく食べるのに飽きて海に向かう。タカシさんが一泳ぎして戻ってきた。水は思ったより温かいという。 リサちゃんとミチコさんがゴムボートに乗り込む。アサミさん、マルコメさん、クラさんがボートに群がる。タカシ、ヨシダ、トミーさん達が 海でもぐったり泳いだり、子供に返って楽しんでいた。ケイコさんは日焼け防止の海女さんスタイルでシュノーケルをくわえて お魚探しで、浮き輪をつけてプカリプカリと漂流。大きな縞々の魚を見たとはしゃいでいた。

 15時30分、海を引き上げ民宿に戻る。サトコさんはここで帰っていった。シャワーを浴びて夕方の三浦一族(和田)の 旧跡を訪ねるジョギングの準備をする。4時、日差しの強さは変わらず、走り出すとたちまち汗が噴出してくる。左手は海、 右手は畑の道で、走り出して5分ほどで登り坂が500mほど続く。坂までは一緒に走ってきたが、ここで脚力の差?がでて、 ケイコ、カワタ、tera、コジマ、クラさんが置いていかれ、2グループに分かれてしまった。坂を登りきると広々とした畑の中にでた。 畑仕事の人たちが不思議そうに走っている我々を眺めていた。すぐに急な下り坂になる。道が複雑に曲がりくねっており、 地図を見ながらコースを確認して走る。

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 2グループはお互いに確認できないほど離れてしまっていた。坂を降り、水路に沿っていくと橋があった。それを渡り 民家が固まっている道を走る。目標は円徳寺が行けども行けども分からない。近くにいた人に聞くと円徳寺は遥かに後ろで 道が違うという。このまま行くと和田に出ると言うので、目的地は和田なので戻らずこのまま走ることとした。

 5分程で国道にでた。国道を5分程走ると和田のバス停に到着。左に入ると小さな神社があり、境内に和田義盛の碑が 立っていた。先に行ったグループはもう通り過ぎたのだろうか。次の目的地、白旗神社に向かう。細い道を走ると急な 石段が見えてきた。石段の下には猫が7〜8匹たむろしていた。石段を登り神殿にお参りする。一路民宿に向かって走る。

 民宿の手前でダッシュしてきたアサミさんとトミーさんに出会う。さすがに健脚グループだ。もうすでに皆戻っていた。 各自シャワーや風呂で汗を流し、着替えをしていると、夕食の準備が出来たと呼び出しがあった。女性軍はまだ風呂に 入っており、上がるのを待っていたが、何度も催促があり、とりあえず食堂に向かう。

 6時、食堂では2組の家族連れが食事をしていた。他は走遊会で、22人の料理がテーブルに並べられていた。ほとんど 貸し切の状態だった。早速ビールを頼んで乾杯のリハーサル。やがて全員揃い、コジマさんの乾杯の音頭で宴が始まった。

 最初に差し入れの紹介が行われた。修ちゃんから「吾亦紅」というピンクの日本酒、ウチヤマさんから九州の地酒とワイン、 カワタとセキグチさんからビール券、teraさんから九州の古酒、タカシさんから日本酒とワイン、料理長さんからウイスキー、 ステーキ肉、鯛めしの差し入れがありました。

 テーブル一杯の料理は、刺身、てんぷら、サザエのつぼ焼き、牛肉の鍋、そばなどで、部屋は貧弱だが料理は豪華でした。 しばらく飲みながら、食べながら歓談をしてから簡単に自己紹介が始まった。ランニング以外の趣味を紹介する。スキーと 山登りを趣味にしている人が多かった。中には飛行機の操縦、野菜作りなどを趣味にしている人も。

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 約2時間、飲んで、食べて、おしゃべりをして宴が終了した。皆、日焼けとアルコールで真っ赤(赤鬼のような人もいた)に なって食堂を後にした。

 8時30分、花火をするため砂浜にでる。空には星がきらめき、海がほのかに明るくみえる。花火が始まった。老若男女を 問わず花火を手に、子供に返って楽しんでいた。中には2本も持って。線香花火が残った。リサちゃんとカナコさんが 線香花火に挑戦。花火に火をつけると、大きな火の玉が出来、やがてパチパチと火花が噴き出す。火花は星になったり、 しだれたり、噴き出したり目まぐるしく変化する。冷たい海水で脚を冷やすと気持ちが良いといって、数人が裸足になって 海に入る。空を見上げると無数の星がきらめいていた。遥か遠くの夜空に小さな花火が上がった。どこかで花火大会をやって いるようだ。30分ほどで品切れとなり、もう少し遊びたい気持ちを抑えて部屋に戻った。

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9時、まだ寝るのには早い。大部屋に集まって懇談を始める。ビールを取り寄せ、再び飲みながらおしゃべりが始まった。 アサミさんは、明日は海のレジャーのため途中で帰っていった。

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10時を過ぎた。部屋割りは6畳間に4人、8畳間に6人で非常に狭い。宿の人に交渉して数人が食堂で休むことになった。畳の間の食堂は広々として、クーラーが効いているので希望者が多く、結局じゃんけんで決定した。勝った人が布団を抱えて嬉しそうに部屋を出て行った。

明日は4時30分起床、5時ジョギング開始なので、少し早いが10時30分に各自自分の部屋に戻っていった。








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◆7月27-28夏の合宿、24人が走り、泳ぎ、食べ、飲みまくりました。(その2)

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7月28日(日)

 4時頃から誰かが起きて顔を洗う音が聞こえてきた。空は薄らと明るくなっていた。teraさんがTVをつけて音を消して 見ていた。4時30分頃からバタバタ起き出して来た。もう外で待っている人もいる。teraさんがコースの確認のため地図を 手に出かけていった。

 5時を少し過ぎた頃に全員が外に出てきた。民宿前の広場でストレッチングをしてから、細い道を長い帯になって走り出す。 昨日とうって変わって気温が低く、風も少しあり、この時期としては珍しいジョギング日和となった。

 最初の1`は道を間違えない為、コースを知っているカワタが先頭になって皆をリードする。いぼとり地蔵、樹齢300年の 古いろうそくのような形をしたサイカチの樹のそばを通り抜けると畑の中の一本道となる。ここから延々と3`にわたって 登り坂が続く。東の空が明るい。

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 料理長さんが積極的に前に出る。hide59、カツコ、ヨシダ、タカシ、トミー、修ちゃん達が先頭グループを作って走る。2キロの手前で カナコさんが膝に痛みを感じてウォーキングに切り替えた。teraさんがしばらくの間付き合っていた。列が長く伸び、やがて ちぎれて3つの固まりとなった。ケイコ、ミチコ、カワタ、山ちゃん、カネコさんが第2グループ、tera、シミズ、コジマ、ウチヤマさんが 第3グループとなって走る。

 登りが終わると城ヶ島に向かう国道に出る。早朝から車の行き来が結構多いので、歩道に上がり注意しながら走る。道は 細かなアップダウンが続くが、それほど脚に負担がかかる勾配ではない。三崎漁港まで約2`地点から緩い下り坂が延々と 続く。次第に商店が多くなってくる。漁港は近いようだ。やがて朝市に向かうおばさん達が見えてきた。

 先頭グループはすでに朝市の探訪を終えて待っていた。試食のスイカ、メロンが美味しいと報告があった。市場に入ると、 野菜売り場には試食用に切ったスイカが皿の上においてある。まずスイカを試食、続いてメロンを。食べて買わなくとも 嫌な顔はされない。水分補給のためどんどんと頬ばる。最後まで食べていたのはケイコさんでした。

 朝市見物を終えたヨシダさんとhide59さんが一足先に走って宿に戻っていった。やがて第3グループのtera、シミズ、コジマ、 ウチヤマさんが到着し、朝市見物に入っていった。結局、朝市探訪は試食が主目的で、買い物をしたのは料理長さん一人でした。

 戻りはカワタ、クラ、セキグチ、コジマ、シミズさんがバスで、他の人たちは元気に走って戻っていった。7時過ぎには全員宿に戻って きた。朝食まで少し時間があるので、タープやシートを持って海辺の基地作りに出かける。一等地はすでに占領されていたが、 崖の下ではあるが、樹木が日陰を作ってくれるところが空いており、タープを建て、シートを広げて権利を主張して宿に 引き上げた。

 朝食を済ませ(コップ一杯だけビールを飲みました)、帰り支度を済ませ、チェックアウトの10時になるまで一休みする。 昨夜、誰かのいびきがうるさくて寝不足の人も何人かおり、しばしの間、惰眠をむさぼっていた。今日は、hide59さんがお子さんの サッカー大会の応援で、タカシさんは午後から東京で所用があるため帰っていった。

   10時過ぎに食材、水などをもって浜辺の基地に向かう。途中、木炭などを買う。早速グリルに火を入れ、バーベキューの 準備に取り掛かる。朝食を済ませたばかりなので食欲が無いのではと思うが、食いっ気の多い人が集まっているようです。 天気は曇ったり晴れたりの状態で、日焼けを気にする人にとっては絶好の日となった。飲物の買出し班がビールなどのダン ボール箱を抱えて戻ってきた。

 グリルの準備を済ませてマルコメ、カワタ、クラ、山ちゃんとリサちゃんが防波堤内にある砂浜の海水浴場に向かう。しばらくして マルコメさんが電気くらげに刺されて海から上がってきた。腕の内側か点々と水ぶくれができていた。くらげの季節には少し早いが、 水温の高いところでは早くも出ているようだ。

 10時30分頃にキムラさんが麦わら帽子をかぶってやってきた。11時頃からバーベキュー開始。今日のグリル当番は セキグチさんが担当。まず、teraさんがニンニクのフォイル蒸し焼きに挑戦する。ケイコさん達が皮を剥いて濡れ新聞でくるみ、 アルミフォイルでしっかりと包んで、グリルに入れる。早くも男共は砂浜の大きな平たい岩をテーブルにして、その周りに 座り込んでビールを飲みだした。今日は海に入る気配がない。

 1台のグリルは野菜の鉄板焼(玉ねぎ、シイタケ、ナス、ピーマンの醤油焼き)を、もう1台のグリルは料理長料理長が 味付けした豚肉のしょうが焼。まだ腹が減っていない筈なのに、野菜に次々と手が伸びる。とくにシイタケに人気が集中した。 しばらくして肉が焼け、うまそうな匂いが漂ってきた。今度は肉に手が伸びる。

 しょうが焼きの次は焼鳥だ。料理長が黙々と鳥とねぎを切り、串に刺していく。今日はカネコさんが弟子入りし、一緒に 焼鳥を串に刺していた。

 料理長が泳ぐため、後を弟子のカネコさんに任せて調理場を離れた。カネコさん、慣れた手つきで焼鳥を作り続ける。 グリル当番のセキグチさんが金網の上に焼鳥を並べ、塩を振る。ビールには焼鳥がよく合う。しばらくして、料理長が友人 3人を引き連れて戻ってきた。お友達の方はよく冷えたビール(発砲酒ではありません。本物のビールだとウチヤマさんが 喜んでいた)と缶酎ハイを満杯にしたカートンを抱えていた。早速、乾杯。

 昼食は焼そばと冷やしうどん(冷やしそばもあり)で、料理長料理長が指示して野菜を鉄板に盛りつけ、湯気がでてくると 麺を乗せ味付けをして仕上げる。あれだけ食べてもまだ食べ足りない人が多く、見る見るうちにそばの山が消えていった。 さらに茹麺(うどんと蕎麦)に水を通し、コップに入れためん汁をつけて食べだした。20袋もあった蕎麦、うどんも すっかりみんなの胃袋に吸い込まれてしまった。それにしてもよく飲み、よく食べますね。

 2時を回った。さすがに胃袋が一杯になったようでグリルの周りから居なくなった。まだ食材は沢山残っている。 チャンチャン焼用の鮭もあるが、さすがに誰も食べると言わない。

 飲み、食べ、少々ダレて来た頃に、海で冷やしたスイカが運ばれてきた。リサちゃんのスイカ割りが始まった。砂浜に ダンボール箱を広げて、その上にスイカを置く。リサちゃんが目隠しをして竿を持って構える。数回グルグルと廻り、 周囲の声を頼りに右に寄ったり、前に出たり、一歩下がったりして目標に近づいていく。「そこだ!」の声で竿を振り下ろす。 見事命中。しかし、割れない。目隠しを取ってもう一度打ち下ろすが割れませんでした。

 カネコさんが小さな包丁で、大きなスイカを割り、豪快に厚切りにする。もう食べられない筈なのに、次々と手が出て、あっと いう間に品切れとなった。もう一個のスイカをカネコさんが同じように切る。スイカは別腹のようだ。やっと食べるスピードが 少し遅くなってきた。

 そろそろ3時、飲物もなくなり、胃袋も食べ物を受けつけなくなってきた。残念だがチャンチャン焼はあきらめて撤収作業を 開始した。グリルから鉄板をおろし、砂で磨き、海水で洗う。グリルの炭は砂を掘って埋め、上から水をかける。タープを ポールから外し、砂を払い畳む。ごみは缶、生ごみ、燃えないごみに仕分けしてゴミ袋に入れる。皆が手分けしてたちまち 元の砂浜に戻った。

 宿に引き上げ、シャワーを浴びて潮を流し、着替えをする。女性軍を除き、みんな赤黒い顔になっていた。ゴムボートを ホースで水をかけ、砂と潮を洗い流す。続いて、2台のグリルに洗剤をつけ、タワシで磨く。楽しく使ったので丁寧に お化粧をする。クーラーボックスと一緒にヨシダさんの車に積み込み全てが完了した。ヨシダさんありがとうございました。

 ケイコさんの提案で、全員で写真を撮ることとなり、民宿の狭い玄関前に、「勘四荘」看板が見えるように並んで、ハイチーズ! 先に帰った4人(アサミさん、サトコさん、hide59さんとタカシさん)が居ないので残念でした。

 3時30分、ヨシダさんと山ちゃんの乗った車を見送り、徒歩で三崎口駅に向かう。荷物を背負って歩くのでさすがに暑く、 たちまち体が汗ばんでくる。ゆっくり、ゆっくり坂道と畑の中の道を歩いたが、駅に到着した時にはシャツが濡れて黒くなっていた。

 4時11分発の品川行き快特に乗り込んだ。始発なのでガラガラで、ゆったりと座る。カネコさんが駅の売店で買った缶ビールを 袋一杯にして飛び込んできて、みんなにビールを配る。少し送れて駅に到着した料理長さんとウチヤマさんが発車間際に飛び込んできて、 全員が揃った。

 今回はお天気に恵まれ、実に24人も参加し、皆様のご協力のお陰で、夏の合宿を和気藹々の雰囲気のなかで無事すませる ことができました。ありがとうございました。







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◆7月14日野川に沿って4人が走りました。

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 昨日の曇空から一転して朝からカンカン照りとなった。気温もぐんぐん上昇し10時には33度を越していた。 二子玉川駅にカワタ、タカシ、ノグチ、キムラさんの4人が集まった。10時15分まで待ったが誰も現れず、走遊会始まって 以来の最低の参加者数となった。今日は北軽井沢のレースに4名が、陸上競技審判の研修に2名が参加することになって いたので人数は少ないと予想していたがこれ程とは。

 二子橋の手前から多磨堤通りを上流に向かって走る。空は雲一つ無く晴れわたっていたが、風があり思ったより走り やすい。多磨堤通りは車が多く、道の隅を一列になって走る。吉沢橋から野川沿の歩道に入る。野川の水はきれいで 大きな鯉がゆうゆうと泳いでいるのが見える。真っ白な鷺が片足を上げて川の中に立っていた。ときどきジョギングを いている人に出会う。

 東名高速を越えたあたりから畑が続く。トマトが真っ赤に熟れていた。土手には樹木がほとんど無く、日を遮るものが 無いため、次第に暑くなってくる。カワタとタカシさんが先頭を走り、ノグチさんとキムラさんが4〜50m遅れて付いてくる。 ところどころで信号待ちがあり、4人が再び一緒になって走りだす。

 風があっても次第に体が熱くなってくる。約3キロ地点の次太夫堀公園の木陰に入り、水道の水で顔を洗い、首筋に水を かけて冷やす。水は冷たく気持ちがよい。ノグチさんとキムラさんが遅れ出した。やがて小田急の高架が見えてきた。野川は 工事中で大きく迂回して再び野川を目指して走る。

 キムラさんが小田急のところから折り返して帰っていった。ノグチさんを待って3人で走りだす。しばらく走ると「きたみ・ ふれあい公園」への階段に出た。小田急の車庫?の屋根の上が公園になっているらしい。約4.9キロの地点で、この公園で 水を飲み、顔を洗って、戻ることにした。ノグチさんのペースが目に見えて落ちてきた。タカシさんがノグチさんと一緒に走り出した。 やはり暑い。往路と反対側の岸に沿って走るが公園は無く、水の補給が出来ない。

 
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 木陰で時々小休止しながら二子玉川駅に向かって走る。野川に仙川が合流しているところに掛かる鎌田橋でノグチさんが ウォーキングに変わった。カワタ、タカシさんが一緒に走り出した。33度を越す暑さが次第に脚の動きを鈍くしていく。 とうとう東名高速の手前でジョギングを中止し、歩いてゴールの二子玉川駅に向かう。

 ネット59分、約9キロ走ってゴール。駅にはキムラさんが待っていた。ノグチさんの到着を待つが10分過ぎても戻って こない。更に10分経った頃やっと戻ってきた。途中で道に迷い高島屋の裏に出て、遠回りして戻ってきたとのこと。 着替えを済ませ、今回は水分補給なしで解散となった。







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◆7月7日水と緑の仙台堀川親水公園を11人が走りました。

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 台風5号の影響はまったく無く、梅雨の真っ最中にもかかわらず朝から太陽が顔を出していた。10時、JR錦糸町駅に11名 (アサミ、ogu、ミチコ、オオタニ、カネコ、カワタ、キムラ、クラ、コジマ、tera、山ちゃん)がやってきた。オオタニさんは品川から自転車でやって きた。駅のロッカーに荷物を入れて、鍵をかけようとしたとき、ミチコさんがあたふたと駆けつけてきた。

 近くの銀行の前で、oguさんの号令で脚を中心にしたストレッチングを行い、ジョギングを開始した。まず、猿江恩賜公園を 目指して走だす。街の中はゆっくりと、車と歩行者に注意しながら、一団となって走る。高速道路の下を潜ると猿江公園が 見えてきた。

   走り初めてすぐに少し雲がでてきて涼しくなった。空は真上に曇がかかり、先の方は青空で、雨がポツリと落ちてきた。 公園に入る。横十間川が公園の左側を流れている。広い公園の中は樹木が生い茂って木陰を作っており、走りやすい。 数人のジョガーに出会った。まだ団子状態で走っている。コジマさんが少しずつ遅れてきた。コジマさんは途中で止めるので 先に走ってくれと言う。

 公園を抜け、横十間川親水公園の遊歩道(板張りの道)を走る。アスファルトと違い、膝に優しい道だった。数人の釣り人が 糸を垂れていた。バケツの中を覗くとハゼが数匹入っていた。やがて小名木川と横十間川に掛かるクローバー橋に来た。 ここを渡ると川は優雅なカーブを描いて流れており、両岸には木々が植えられ、心地よい木陰を作っている。散歩する人も 多く、水上には親子の乗ったボートがミズスマシのように漂っていた。

 
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 2キロ過ぎからオオタニさんが先頭になって、カネコ、山ちゃん、teraさんが続く。少し送れてクラ、アサミ、ミチコM、キムラ、oguさんが ついていく。カワタが前に出たり、どん尻になったりしてカメラマンを務めていた。後ろを見てもコジマさんの姿が見えなく なっていた。

 約2.4キロで左に曲がる。ここから仙台堀川親水公園に入る。緩やかなカーブの歩道が続く。土の道、ウッドチッブスを 敷き詰めた道、アスファルトの道が混在する。堀は細く、水は少なくなっていた。ここも樹木が生い茂り木陰の中を走る。 トップは時々オオタニさん、山ちゃん、teraさん、小倉さんと入れ替わる。

 約4キロ地点で左に曲がる。途中に信号は1カ所しか無くジョギングにもってこいの場所だ。ここから小名木川まで一直線に 親水公園が続いている。七夕で、短冊をつけた竹飾りが所々においてあり、バザーなどをやっていた。堀に沿った歩道の両側は 延々と桜並木が続いていた。少しずつバラけて、列は次第に長くなってきた。しかし、ところどころにある交差点で信号待ちが あり、バラけては固まり、固まって又バラけるが、ほぼ一団となって走っていた。

 約5.5キロ、折り返し点の小名木川に到着。折り返してしばらくして、オオタニさんがペースを上げ、カネコ、山ちゃん、tera、 クラさんが追う。アサミさんとミチコMさんもペースアップして追い、キムラ、カワタ、oguさんが次第に置いていかれる。

 
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 右に曲がる。ここには移築された古い茅葺の民家(大内家)があり、水分補給のため小休止し、家の中を見学した。 コジマさんがここで待っていた。中にはいろりがあり、赤々と薪が燃えていた。teraさんが田舎を思い出すと言っていた。 小休止してからコジマさんも一緒にゴールの錦糸町駅を目指して走り出した。

 戻りはマイペースで走るので列がちぎれ、数人ずつに分かれて走っていた。トップはオオタニ、山ちゃん、tera、カネコさん。少し 遅れてクラ、アサミ、ミチコMさん。その後ろをキムラ、カワタ、ogu、コジマさんが走っていた。カワタが脚に異常を感じ、横十間川に 入ってからウォーキングに切り替えた。

 猿江恩賜公園入口でアサミ、ミチコM、キムラさんが信号待ちで遅れ、先頭グループが見えなくなった。公園の出口で先頭グループが 後ろを振り返ったが、信号待ちの3人が見えなかったので、公園を出ないでで待っていた。そこにカワタが合流して一緒に待つ。 ほどなくコジマさんがやってきた。3人はいっこうに現れなかったので、公園を後にした。12時、日差しが強烈になって おり、走るのを止めて歩いてゴールを目指す。高速道路にそってラブホが軒を並べていた。入口に「満室」の看板がでていた。  駅前でアサミ、ミチコ、キムラさんの3人に出会った。どうやら道に迷ったらしいが、言を左右して理由を言わない。ロッカー から荷物を出し、洗面所で汗を拭って着替えを済ませる。一旦解散し、希望者で水分補給をすることになった。アサミ、オオタニ、 コジマさんはここで帰っていった。  
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 近くのスーパーで昼飯、ビール、つまみを仕入れ、駅近くの錦糸公園の、大きな桜の木の下にシートを敷き、水分補給を行った。 oguさんから8月初旬に鹿児島市に転居すると発表がありました。走遊会の公式行事で一緒に走る機会はもう無く、8月3日 (土)が空いているとのことで、この日に皇居を走ることでスケジュールに入れてもらった。鹿児島に移っても、パソコンを 通じて練習会に参加して頂き、鹿児島支部とすることになりました。約1時間半、水分補給とおしゃべりを楽しみ、公園を後にした。
 
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 なお、品川駅で改札に向かって歩いていると、突然汽笛の音が聞こえたので、音の方向に眼をやると、なんとSLが止まって いた。さっそくホームに降りて野次馬に早変わりし、モクモクと黒い煙を吐くSLをしばらく眺めてから三々五々帰っていった。


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