品川走遊会・平成13年5月の活動報告


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 品川走遊会は 品川区を活動の拠点として、1997年10月無理せず、楽しく、強制せずをモットーに、 ジョギング、水泳、ハイキング等の軽いスポーツ活動等を通じて、会員の健康維持、相互親睦及び仲間作りを目的に結成されました。 活動状況をこのページで報告します。

下のアンダーラインの行をクリックすると、その内容が表示されます。


更新日:平成13年5月28日






◆5月26日(土)5月の定例練習会、久しぶりにシミズさんが参加!

 午後1時、東品川文化センターにsuwabeさん、カワタ、シミズさん、カツコさん、コジマさん、teraさん、 ジンペイさんが集まった。シミズさんは久しぶりの参加で、練習不足で貫禄たっぷりのお腹になっていた。 suwabeさんはウオーキングとダイエットで体重が2.5キロほど減り、顔つきが引き締まってきた。 teraさんはご自慢のオートバイで、ジンペイさんは四輪駆動車でやってきた。ジンペイさんは明日山中湖 マラソンに参加すると言う。今日は、山ちゃんとキムラさんは明日の陸上大会の準備に出かけている ので欠席だった。

 空は晴れ、少し蒸し暑い日だった。ストレッチングの後、京浜運河緑道公園に向けて、アップを 兼ねてゆっくりと走り出す。公園の入り口にある桑の木の所に立ち寄る。実はたわわにつけていた が、まだ熟れてはいなかった。でも、いくつかが黒く熟れていた。口に入れると甘くほろ苦い味がした。

 練習開始、まずteraさんが飛び出していく。少しペースが速いようだ。ジンペイさん、suwabeさん、 カツコさん、カワタが固まって走る。シミズさんとコジマさんはマイペースで少し離れてついてくる。 200m位のところからジンペイさんが猛然と加速する。たちまちteraさんを追い抜き、どんどん先に 走り去っていった。明日のレースを想定したペースで走っているようだった。

 1キロ少し過ぎたあたりで、teraさんが給水で立ち止まり、後続に合流したが、次第に遅れていく。 八潮団地裏の公園の道は、昨日までの雨で土が軟らかくなって滑りやすい。カツコさんが足元に注意し ながら走っていた。今日は転ばないように。

 
木立の道を走るteraさん運河沿に走るシミズさん

 2周目に入る。団地裏の公園でカツコさんとsuwabeさんが前に出て、カワタが遅れ出す。カワタは追うの を諦め、後から来る仲間を待つ。teraさんがやってきた。カワタがスターと地点まで一緒に走り、そこ で後続を待つ。コジマさんがきたので、3週目を一緒に走る。しばらく走るとシミズさんが運河沿の道を 逆走してきた。

 コジマさんはイーブンペースで淡々と走っていた。勝島橋のあたりで後ろを何度も振り返り、ジンペイさん を探す。そろそろ追い越されるはず。でも、どこまで行ってもジンペイさんに追い越されることがなかった。

 3周した。スタート地点にシミズさん、suwabeさんが待っていた。なぜかミチコさんがいた。聞くと、 遅刻したので一人で2周したとのこと。このコースは、ミチコさんにとっては一度も仲間と一緒に走 れないコースのようでした。teraさんは1時間の連続走は十分できるようになった。次のテーマは むらのない走り、イーブンペースで走ることでしょう。

 

 シャワーを浴びたあと、簡単に水分補給を行った。コジマさんが連休の5日間、ネパールにトレッ キングに行き、8000mの高度を経験してきました。お土産の紹興酒(ネパール地酒は75度も あるため紹興酒にしたとのこと)を持ってきた。良い香りの酒でした。シミズさんは職場が移転し、 片道2時間15分もかかるようになった。また、宴会が多く、すっかりお腹が出てしまったと嘆いていた。

セキグチHさんは今月末から1カ月間ハワイ、ニシムラさんは今月末までタイ、suwabeさんは来月アメリカ へ行くという。走遊会もインターナショナルになってきました。ミチコさんは審判員研修を4回終了。

 帰りはシミズさん、ミチコさんとカワタが京浜急行「青物横丁」に向かった。旧東海道の銭湯にシミズさんが 入ると言うので一緒に銭湯まで行った。そこで買い物帰りのウチヤマさんの奥様にであった。ウチヤマさんは 曇取山に出かけて、明日帰ってくるとのことでした。

 間もなく6月です。梅雨がやってきますので、晴れの日はできるだけ時間を都合して走りましょう。 これから走りこむと体力がつき、来シーズンのマラソンが楽しく走れます。








◆5月19日(土)新人のマルコメさんをお迎えし、練習後温泉で懇親会!!

 快晴、気温26度、太陽が眩しく輝いていた。綱島駅に、セキグチHさん、カワタ、カツコさん、teraさん、 関セキグチMさん、ウチヤマさんが集まった。今日は新人のマルコメさんが参加すると連絡があり、セキグチさんが 目印の走遊会のオレンジ色の旗を掲げて待っていた。9時50分、マルコメさんが旗を目指してやってきた。 簡単にマルコメさんを紹介する。ウチヤマさんは腰痛が治っていないため、今日はウォーキングにするという。

 綱島大橋に向かう。川上から強い風が吹いていた。河川敷のゲートボールコートでは10数人が練習を していた。その脇で着替えを済ませ、ストレッチングをしていたとき、料理長さんがやってきた。これで 8名になった。今日のコースは綱島大橋をスタート地点とし、下流の鷹野大橋を折り返し、再び綱島大橋 の戻り、上流の新羽ポンプ場で折り返しスタート地点に戻る約9.5キロてある。

 10時40分、ジョギング開始、ウチヤマさんは以前会社があった新羽橋の方にウォーキングで向かった。 残りが鷹野大橋に向かって固まって走り出した。カツコさんはいつものピッチ走法、セキグチHさんは少し 弾むような足取り、マルコメさんは状態を起こしたフォームで走っていた。かなり走りこんでいるフォーム だった。新幹線のガードをくぐったあたりから、teraさんが少しづつ前に出ていく。カツコさん、マルコメさん カワタ、両セキグチさんが後を追う。料理長さんがはるか後ろを走っている。風は追い風で、走ると無風状態になる。

   

 約2キロ地点の鷹野大橋でteraさんが折り返してきた。鷹野大橋で白いトレーニングウエアのランナ がちらりと見えた。誰かが「あっ、ジンペイさんだ。」という。橋に着いて辺りを探したが人違いだった。 約50m遅れて5人が寺館さんの後を追う。折り返すと強い向かい風に変り、走りにくい。teraさんは どんどん先に行き、背中が小さくなって行く。新幹線のところでのんびりと走って来る料理長さんに行き会う。

 綱島大橋を通過し、上流に向かって走る。1キロ辺りからカツコさんとカワタが前にでるこの辺りから流れ が速くなってきた。セキグチHさんが遅れて、カツコさん、カワタ、マルコメさん、セキグチMの4人になった。 新羽橋の下を通過する。戻ってくるウチヤマさんに出会うと期待したが、会えなかった。上流にもう一つの橋? が見えている。4人が前になったり、下がったりしながら走る。まだteraさんがかなり先行していた。

 やがて目指していた橋(新羽ポンプ場のパイプの橋)に到着し、ここで折り返す。teraさんのスピード が落ちてきて合流し、5人が一緒に走る。しばらく行くと前からセキグチHさんが走ってきた。こんどは マルコメさんがスピードを上げ、4人を引き離しにかかる。少し遅れてセキグチMさん、カツコさんと寺館さん が続く。カワタがこの3人から遅れだす。長い帯になってきた。

 大きく右にカーブすると鷹野大橋が見えてきた。カワタがスピードを上げて前を追う。やがてセキグチさんと 寺館さんを追い抜き、さらにカツコさんも追い抜いた。荒井さんとの距離はまだ100m以上あった。荒井 さんの背中が少しずつ大きくなってきた。ドライビングスクールまで来たところでは50m位に差がつ まってきた。スタート地点まであと300m、更にスピードを上げて20mまで詰めたが、とうとう追い つくことはできなかった。

 スタート地点では料理長さんが待っていた。マルコメさんはもう少し走るといって新幹線を目指して走って いった。セキグチMさんが戻ってきて、マルコメさんを追って走っていった。カツコさん、寺館さんが戻って きた。橋の下の日陰で、ウーロン茶で喉を潤す。ウチヤマさんも戻ってきて、更に新幹線の方に歩いていった。 しばらくしてセキグチHさんが戻ってきて、これで全員がそろった。

 綱島駅の隣にある東急ストアーでビールとつまみ、おにぎりを買って綱島温泉に向かう。2つのテーブル に飲み物、食べ物をのせ、さっそく温泉に浸かる。コーラのような色をしたぬる目の温泉で、客も少なく 大風呂で脚を伸ばしくつろぐ。

 風呂から上がり、懇親会の乾杯の後、マルコメさんを改めてご紹介する。マルコメさんは大田区池上(本門寺の 近く)にお住まいで、昨年の8月からダイエットとジョギングで75キロあった体重を59キロまで減量 することに成功。一人で走るより仲間が会ったほうが楽しいと考え、走遊会のホームページを見て参加 したとのことでした。なお、中近東や東南アジアの国々を旅するのも趣味の一つで、 ホームページも開設しています。マルコメさんから更に追加の自己紹介があり、その後会員がそれぞれ 自己紹介をして、座が和やかになた。

 
左から料理長さん、マルコメさん、セキグチHさん 左からセキグチMさん、ウチヤマさん、カツコさん 左からteraさん、セキグチMさん、ウチヤマさん

 テーブルの上には、ビール、日本酒、焼酎、ウーロン茶、つまみがあり、それぞれが好みの飲み物を 手にする。カツコさんから蕗の煮しめ、グリーピース入り卵焼き、おにぎりの差し入れがあった。 セキグチMさんがブッカキ氷を持ってきた。料理長さんが何時ものように、ソーセージを刻み、更に盛り 皆に配っていた。話をしているうちにセキグチHさんとteraさんが以前同じ会社にいたことが分かり、 懐かしそうに思い出話をしていた。3時間あまり、呑んだり、食べたり、おしゃべりをしてやっと 重い腰を上げて解散した。カワタは呑みすぎで、足元が定まらず、何度も転び、セキグチさんの肩をかりて やっと電車に乗り込み帰っていった。








◆5月13日(日)ウチヤマさん、山岳マラソン100キロに挑戦!!

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 ウチヤマさんが昨年に引き続い100キロマラソンに参加しました。残念ながら50キロで 中止しました。応援のため、同行したoguさんのレポートを掲載します。

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5月13日(日)開催の「野辺山八ヶ岳100kmウルトラマラソン」の応援に 行ってきました。応援に行くのも3回目です。

   ウチヤマさんと体育館仲間(アサノさん、ヤマサキさん)が参加します。前日(12日土曜日) の夜、体育館の仲間二人と夜8時過ぎに車で大崎の体育館前を出発し、3時間ほど走り 長野県の蓼科の別荘に到着、翌日のためお酒もほどほどにして明日に備えました。

 13日朝7時45分頃出発、国道の日本最高地点の麦草峠を通り100kmマラソン の第一休憩所(35km地点)の稲子湯(温泉場)まで車で急ぎ、8時半頃からラン ナーの到着を待ちました。

 スタートは朝5時で、アサノさん、ヤマサキさんがほぼ同じ9時頃到着、小休止の後、 先へ走っていきました。ウチヤマさんがいくら待っても来ないので心配していましたが やっと到着、やはり体調は良くなくウオーキングでやってきました。走るのはあきら め50kmを目標に歩いて行くのだということです。それでもチャレンジする気力が すごい!

 稲子湯の休憩所に、TVカメラがいるなと思っていたら、タレントの間寛平さんが 走って来て休憩していました。一人のランナーで、特に目立つ感じでもありませんで した。50kmの部に参加しているとのことでした。

 途中で何回か声援を送りながら、58km地点の南相キムラ(みなみあいきむら)役場 まで行きました。ここには連絡バスでウチヤマさんと朝のさんの奥さんが来ていました。 二人のランナーは12時半頃までにここをクリアし先へ行きました。ウチヤマさんは50 km地点まで行き連絡バスで出発地点(野辺山駅)まで戻っているはずなので、奥さ んは12時半のバスで野辺山へ行くことにし、朝のさんの奥さんは車に同乗し一緒に 応援を続ける事にしました。

 今回は好天で雨も雷にも遭いませんでしたが、かえって気温が上がりランナーにとっ ては逆に過酷なレースになったようです。一気に500mの高低差の馬越え峠を越 え、どのランナーも苦しそうに走っていました。

 我々応援団は夕方5時過ぎにゴールの野辺山駅に着き皆が無事ゴールするのを待ちま した。ここではウチヤマさんが奥さんと待っていました。聞くとやはり50kmまで歩い ていきそこからバスで戻ったとのこと。それでも50kmです。すごいです。 その後風呂に入り一杯飲みながらみんなが来るのを待っていたということで真っ赤な 顔をしていました。

 今日は気温が高かったせいかトップの記録は8時間半くらいだったとの事です。去年 は7時間台でした。アサノさん、ヤマサキさんが制限時間の夜7時(14時間)までにゴー ルできるかどうか心配しながら待ちました。

 いろんなランナーがゴールして感激のシーンが見られました。普通のレースと違いあ の過酷な100kmを完走したという事で、感激もひとしおのようです。我々第3者 もつい手をたたき、おめでとうと言葉が出てしまいます。このような体験のできる人 がうらやましく思いました。

 制限時間間際の6時45分過ぎに5分くらいの時間差で二人とも無事ゴールイン、完 走しました。アサノさんはなんと6回連続の完走、ヤマサキさんは昨年に続き2回目の完走 でした。ウチヤマさんは、今回は残念でしたが、来年は体調を戻し(お酒もほどほどにし て)またチャレンジして欲しいと思いました。

以上、3回目の応援記でした。  (ogu 2001.5.15)








◆5月13日(日)都心のオアシス、有栖川宮公園を走る!

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 5月13日(日)、快晴、雲一つない青空が広がっていた。10時、地下鉄日比谷線「広尾駅」前に 地元のteraさん、カツコさん、コチさん、カワタの4名が集まった。コチさんは1カ月振りの参加で、 このところ練習をしていなかったため、体重が4キロ増えたという。顔がふっくらとしていた。 今日はウチヤマさん、oguさん、セキグチHさん、suwabeさん、山ちゃんご夫妻がマラソン大会に参加して いるせいか、集まりがよくなかった。

 teraさんの案内で公園に向かう。この公園は南部藩の下屋敷跡で、teraさんも南部藩の出身だと話し ていた。広尾門から入り、有栖川宮公の銅像の前で荷物を置く。公園の中は樹木が生い茂り、ひんやり として涼しかった。コースは公園を周回し、さらに自治大学校の裏とフランス大使館前を通る変化に 富んだところを選んだ。距離は1周約2キロ。着替えを始めようとしたところに、ジンペイさんがやってきた。

 

 まず、teraさんが道案内を兼ねて、先頭になって走り出す。最初はコースを覚えるために、全員が 固まって公園を一周する。日差しは強く、体感温度は30度近くに感じ、たちまち汗が噴出してくる。 愛育病院から下り坂(木下坂)が続き、公園入り口の広尾門までは一気に下る。広尾門からドイツ大使館に かけての南部坂の登りがきつい。たちまちコチさんとカワタが置いていかれる。相変わらず、teraさん がトップを走っていた。

 自治大とドイツ大使館の間の右に曲がり、フランス大使館に向かってゆるい下り坂を走る。この通りは 人も車にもほとんど出会わず、閑静な住宅地で、非常に走りやすい。フランス大使館の前を通り、再び公園の 外周道路にでる。

 2周目から2グループに分かれて走る。第1グループはteraさん、カツコさん、ジンペイさんの3人、第2 グループはコチさんとカワタの2人。コチさんの足取りがだんだんと重くなっている。それでも、 まだ先頭グループの背中が小さく見えていた。

 

 3周目の登り坂で、コチさんが立ち止まり、歩きだした。それでも、何とか登りきり、再び先頭 グループを追っては走り出した。もう、先頭グループの姿は、まったく見えなくなっていた。途中、 ショートカットして公園の外周道路にでて、待ち受けるが、既にここを走り去ったようだった。 10分程待っていると、3人が見えてきた。teraさんは左側の歩道を、ジンペイさんとカツコさんは右側の 車道を走っていた。

 再び、5人が一緒になって走る。しかし、下り坂にさしかかる前で、コチさんとカワタが遅れていく。 teraさんも遅れだした。もう、周りを気にせずにマイペースで走ることにした。下り坂は公園の池の 方からから吹いてくる風が涼しく、気持ちが良い。ふたたび、嫌な登り坂に差しかかる頃には、前には 誰も見えなくなっていた。

 なんとか、坂を登りきる。コチさんはここで止めると言って公園内に入っていった。公園内では teraさんがストレッチングをしていた。ジンペイさんとカツコさんの2人がまだ走り続けていた。元気な人 たちです。

 10分程でカツコさんとジンペイさんが戻ってきた。でも、これから公園内を一周するといって、再び走り 出した。カワタが追いかけ3人で走る。土の道は軟らかく、脚にやさしい。図書館の前を通過し、池の方に 向かう。不ぞろいの石の階段を転ばぬように注意しながら駆け下りる。せせらぎが池に向かって流れて おり、まわりは木々が生い茂り、薄暗く涼しい。池には鴨?が数羽ゆうゆうと泳いでいた。数人の 釣り人がのんびりと糸を垂れていた。広尾門から丸太の階段を駆け上がり、再び銅像の前に戻ってきた。

 水道の水で汗を流し、着替えを行う。時間は12時、昼飯時となっていた。近くのスーパーで、 それぞれがお好みの飲み物と食べ物を買い求め、公園の広場にシートを広げて水分とエネルギーの 補給を行う。既に数組の人たちがシートを広げて弁当を食べていた。ジンペイさんから6月末に尾瀬 ハイキングの計画を立てるため、この連休に下見してきたと報告があった。尾瀬はまだ真っ白で、 水芭蕉もまだまだの感じだったと言う。また、都内の川巡り、例えば石神井川、善福寺川などの 川に沿って走ってはどうかとの提案があった。来月は修ちゃんさんのアレンジで神田川を走ることに なっています。一時間ほどおしゃべりと情報交換をして解散した。








◆5月6日(日)新緑の高水三山を歩く!

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写真は後日、差し替えます。

 8時、新宿駅中央線ホームに山ちゃん、suwabeさん、ウチヤマさんご夫妻、イシヅさん、セキグチMさん、カワタ、カツコさん 、料理長さん、teraさん、ミチコさん、セキグチHさん、キムラさんの13人が集まった。待っている間に停まる高尾行き、 青梅行きの電車はガラガラだった。ジンペイさんを待ったが現れず、予定の8時26分発の電車に乗り込む。 立川駅でケイコさんが合流することになっていた。

 立川駅ホームには奥多摩行きの電車がすでに入っていた。1列車の行き先がいくつかに分かれており、奥多摩行きは 前の3輌だった。最前列に乗り込む。乗客はまばらで、ゆったりと座る。貸切の状態だった。さすがにゴールデン ウィークの最終日で、出かける人も少ないようだった。ケイコさんを探しに後部車輌に行くが、3輌目で行き止まりに なり、探すのをあきらめて席に戻る。

 

 軍畑駅に到着、40人程の登山客が降りた。ケイコさんもジンペイさんも降りてはこなかった。次の到着まで30分もある ので、待たずに出発することになった。ジンペイさんは山に慣れているので高水山で待っているかも、ケイコさんは運が あればどこかで会えるだろうと信じて。駅ホームで水筒に水を詰め、駅前の店で食べ物を仕入れて、登山客の 一番後ろからスタートする。100m程線路に沿って戻り、踏み切りを渡り、舗装道路にでる。右手に小川があり、 きれいな水が流れていた。ポツン、ポツンと建っている民家の広い庭には、ツツジ、山吹、藤、芍薬、アヤメなどが 咲いていて、緑の山々に彩りを添えていた。

 空は晴れ渡り、すぐに汗ばんでくる。山歩きには少々天気が良すぎるようだった。川を右手に登山口を目指して進む。 けっこう、車の往来が多い。石津さんがきれいな花をデジカメで撮りまくっていた。小川に目をやると、魚が泳いで いた。大きな斑点のある魚、岩魚?のようだった。新緑の山道を、景色を楽しみながら歩く。

 平溝橋にさしかかる。道は二股に分かれており、どちらに行くか躊躇する。キムラさんが案内書をよく読んでおり、 キムラさんの指示で橋を渡り、右手の道に入った。登り道が始まった。右手にお寺(高源寺)が見えてきた。登山口に 到着した。ここまで約30分、舗装道路が終わり、山道に入る。

 山道は登りの連続で、階段が多い。砂防ダムを見上げ、石段を一歩一歩と登る。山道は杉林の中で、陽が当たらず涼しい。 痩せたワラビやゼンマイがひょろりと伸びていた。ときどき鶯の鳴き声が聞こえてくる。かなり上手にホーホケキョと鳴いていた。 先に出発したグループが休憩をしており、これを追い越して前にでる。「あなた方は最後に出発した人達ですね」と言われる。 杉林の山道をひたすら登り進む。30分ほどで6合目に到着し、5分間の小休止。数人の登山者が休憩していた。再び、 山道を登る。先頭はカツコさん、しんがりは料理長さんとカワタ。相変わらず石津さんが前になり、後になってデジカメで 写真を撮り続けていた。

 25分で8合目に到着し、小休止する。キムラさんが忘れ物に気づき、荷物を置いて、6合目まで探しに戻る。10分 ほど待ったが、戻ってこないため、高水山頂で待つことにして、キムラさんのザックを背負って歩きだした。ここで走遊会 のオレンジ色の旗を竹竿につけて、teraさんが手に持って歩き出す。緑の木々の中で、オレンジ色は一きわ目立つ。 かなり離れてもどこにいるか分かり、安心できた。20分ほどで、お寺(常福院)に到着した。ここから山頂までは 5分の距離だ。お寺には沢水を入れたタンクがあり、冷たい水を飲み、ここでキムラさんを待つことにした。

 しばらくして、誰かが「あっ、ケイコさんだ。」と叫んだ。一電車遅れて軍畑駅に到着したケイコさんが一人で山道を登っ てきた。「登りがきつく、私の誕生日が命日になるかと思った。でも、ジンペイさんがいつも一人で山を歩いているので、 私も出来ると思って登ってきた。途中、橋のところで道を間違えたが、お寺が見えなかったので戻って登山口に入った。 案内書を読みながら、途中1回休憩しただけで、やっと追いついた。途中キムラさんに出会い安心した。」とケイコさん、 一気に喋る。

 

 キムラさんが戻ってきて、14人で山頂を目指す。5分足らずで山頂に着き、そこにはちょっとした広場があり、10数人が 座って弁当を広げていた。頂上とは言っても、周りは木々にさえぎられて展望はない。12時少し前、わがグループも 広場の一すみにシートを広げて芋煮鍋の用意をする。持ち寄った食材を集め、飲み物を集める。ビール、日本酒、ワイン、 ウイスキーが出てきた。suwabeさんとカワタがガスコンロをセットし、2つの鍋に水を張り沸かす。料理長さんが材料の 吟味し、次々の指示をし、suwabeさんとカワタが材料を鍋にいれる。

 早速ビールで乾杯し、鍋が煮えるまでの間は、簡単なつまみで少宴会を始める。まだ、行程は40%しか消化していない ため、飲みすぎないよう注意しながら飲む。やがて鍋が煮えた。よく食べ、よく飲み、よく喋り、瞬く間に予定時間が 過ぎたが、まだ続けていた。午後2時、やっと腰をあげ、後片付けをして、高水山をあとにした。ほろ酔いで岩茸石山を 目指す。今度はキムラさんが走遊会の旗を持って歩いていた。

 30分も行かぬうちに、山頂が近づいてきた。石だらけの急な登りが始まる。手で岩を掴みながら登る。このあたりから 先頭としんがりの間が広がりだした。山頂に到着した。一気に展望が開ける。山頂からは秩父の山々の風景や、今通って きた高水山、遠くには都心の高層ビル群を望むことができ、三山の中で山頂から唯一景色を望むことができる場所である とのこと。山頂で一休みして、次の総岳山に向かう。急な下り坂が続く。慎重に足場を確かめながら、ゆっくりと下る。

 

 岩茸石山から斜面を下り、しばらく上り下りを繰り返した後、右側の斜面の開けた先で一気に山頂へと上る。時間にして 30分少々。惣岳山の山頂には青渭(アオイ)神社があるが、林に囲まれ、景色は望めない。ここで一休みする。古い社殿 には見事な彫刻があった。社殿は金網で囲まれ、沢山の絵馬が下がっていた。太い杉の木には避雷針がつけられ、雷防止 策が施されていた。

 御岳駅までは約1時間の道のりだ。下り坂が続く。かなり急勾配の下り階段が続き、膝がガクガクとしだす。転ばぬように 時々立ち木に掴まりながら降りていく。それでもカワタが木の根に足を取られ、頭から一回転して転ぶ。幸い右手に軽い 擦り傷を負っただけで済んだ。途中、太い3本の杉の木があり、しめ縄が張られていた。もうカツコさんがリードする 先頭グループとしんがりグループ(ウチヤマさんご夫妻、料理長さん、ケイコさん、キムラさんとカワタ)の間はお互いに確認でき ないほどに開いていた。

 

 やがて沢井と御岳の分岐点着いた。澤之井酒造の見学(試飲)は4時30分までなので、沢井はあきらめ御岳に向かう。 杉林の中をひたすら歩く。景色はまったく変わらない。大鉄塔のある場所にきた。ここには木々がなく、展望が開け、 そうと遠くないところに沢井の町並みが見えていた。御岳まであと1キロの地点まできた。しかし曲がりくねった 下り道が延々と続いていた。

 やがて、踏み切りの警鐘がかすかに聞こえるようになってきた。御岳は近いようだ。まだ急な下り階段が続いていた。 木々の隙間から民家の屋根が見えるようになってきた。下り階段の途中、墓地が見えてきた。一気に階段を下りると、 先頭グループが水割りウイスキーを飲んで待っていた。

 

 御岳駅からはホリデー快速で新宿駅まで戻る。この電車もガラガラ状態であった。山ちゃんもケイコさんも立川で乗換えをせず、新宿 経由で横浜方面に戻ることになった。電車の中で残った酒を全て胃袋にいれた。立川駅までは各駅停車であったが、立川 から快速電車になり、早々と新宿に到着し、解散した。

 なお、山手線の電車のなかで、紫のアヤメのような花を持っていた若い女性がおり、花の名前を尋ねると菖蒲だと教えて くれた。suwabeさんが写真に撮り、走遊会のホームページに載せると約束した。

(追記)
 suwabeさん、5月14日から9月13日の4カ月間禁酒するという。体重を70キロ以下に落とすためだと。もし、 出来なければおいしい店に招待すると。ウチヤマさんご夫妻は5月と6月にそれぞれが品川区のパソコン教室に参加し、 いよいよパソコン利用を開始することになった。








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