品川走遊会・平成12年7月・8月の活動報告


[トップページ]
[平成12年のメニューへ]

下のアンダーラインの行をクリックすると、その内容が表示されます。


更新日:平成12年8月27日






8月26日(土)新会員ジンペイさんと一緒に八潮周回コースを走る

先頭へ移動

 毎月第4土曜日は品川走遊会の定例練習会ですが、本日(8月26日)、 茨城県鹿島から東京に転勤された「じんぺいさん」が本会に加入されました。 じんぺいさんは、茨城県では相当走り込んでおられたようでありますので、 「走り」の理論なども今後伺いたいと思っております。

 このところ、厳しい暑さが続いており、靄がかかって、風も吹かないとても暑い午後でありましたが、 11名の会員はこの厳しい暑さにもめげず、13時50分にスタートし、予定時間(約1時間) を目一杯走りました。

 終わってみますと、体の不純物はすべて吹き出した感があり、東品川文化センターでシャワーを 浴びましたところ、先程までの暑さや不快感もどこかに吹き飛んでしまいました。 さっぱり感を一層深めるために、「冷たい飲物」をちょっと飲んで解散しました。

 なお、本日、品川走遊会のジョギング・コース(京浜運河緑道公園)起点付近は、 工事中でありましたので、ちょっと迂回し、さらにコースも逆周りしましたが、 長年走っておりましたコースでありながら、逆から回ると、あら不思議、 新しいコースを走っているような感触でありました。

 まだまだ厳しい暑さは続くものと思われますが、品川走遊会のメンバー全員が益々楽しく走れたらと 思っております。

(報告: 山ちゃん)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 初めて参加させていただきました「じんぺい」です。

 行く前は団地というから、日差しが燦々と叩き付ける(失礼しました)所を走るのかな? と思って、社宅を2Hr前に愛車のホンダCRVで出かけました。 カーナビでちょうど15kmでした。

 品川文化センターに30分前について、心配した駐車場もあり、皆さんに快く迎えていただき、柔軟体操 (きつかったですね!堅い体をねじるのは(@_@)(@_@))をやってから、さ〜出発です。 なんと八潮団地のコースは行きは木々のなかを..小さい起伏が連続している..何で東京にこんなところがあるのだろう?と 思えるようなコースでした。 戻りは京浜運河沿いの釣り客を見ながらの景色が良いコース.. 走っていて楽しくなるコースで会の皆さんがお近くに住んでいる事もあるのでしょうが、 ホームコースとされているのが実感できました。

 終わってから、シャワーを浴びて、ちょっと一杯やりましょう! と山下さんが声をかけられ、皆さんと懇親の機会をもてて、楽しい一日を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。 感じましたのはリーダーのカワタさんを柱にホームページに書いてある通りの和気あいあいの「走遊会」だったと言うことです。

 夜に奥さんと隅田川の花火に行きましたが、人が一杯でまともに見えず、お昼の練習会の方がはるかに、良かったです。 まだ、名前が覚えられず、モロキュー、氷入りのお水ありがとうございました。

 今日は奥多摩に、別の趣味であるカヌーに単独で行って来ます。 そのうち、誰か私もやってみたいと言う方がおられましたら、ご同行してください。

では。

(報告:じんぺいさん)








8月13日(日)鶴見川及びラドン温泉、雨で中止!

先頭へ移動

 台風9号の影響で昨夜から降り出した雨は、朝になっても止まず、音をたてて降り続いていた。 何度もテレビで天気予報を確認するが、一日中傘のマークがついていた。

 8時50分頃、カツコさんから確認の電話があった。外をみると雨は降り続いている。 やっと中止の決心がつき、「今日は、中止にしましょう。」と返事をした。

 練習後の綱島温泉(コーラ色をしたラドン温泉)を楽しみにしていたが、残念ながら雨には勝てず中止としました。 走った後に温泉に入れるこのコースには未練がありますので、9月10日(日)の隅田川ジョギングと入れ替えたいと思います。








8月6日(日)炎天下の織田フィールドを走る

  写真をクリックすると大きくなります。
先頭へ移動

 今日も朝からカンカン照りとなった。原宿駅ホームでニシムラさんに出会った。同じ電車に乗っていたようだ。 改札口に向う階段の上にナガイさんが待っていた。 集合場所に不安があったので、我々に出会ってホッとしたと言っていた。

   原宿駅は相変わらず、若者でごった返していた。 この暑さだから6名も来ればいい方だと話していたが、セキグチさん、カツコさん、クラさん、久しぶりにコジマさん、 料理長、コッチーさん、キムラさんの10名になった。

   神宮橋の上に、仮装した若者がタムロしていた。 今の流行は黒ずくめの衣装とお化け(唇を耳まで塗ったり、唇から血をながしたメーク)らしい。 カメラを向ける人達に、嬉々としてポーズを取っていた。

  織田フィールドに着いた。 高校や大学の陸上部の選手達が2、30人ほどがストップウォッチを持ってタイムトライアルをやっていた。 ものすごいスピードで走っていた。我々の歩くようなジョギングは少し恥ずかしいが、気にしないでやることにした。

 ロッカー室は午後1時まで使えないと言う。日陰になっているところに荷物を置き、ストレッチングをして、ジョギングを開始した。 やはり、暑い。一周目の終わりには長い帯になっていた。 セキグチさん、ニシムラさん、カツコさん、キムラさん、コッチーさんが20、30mほど間を空けて走っていた。

 コジマさんはいつものきれいなフォームで淡々と走っていた。 キムラさんは普段使わない筋肉を刺激すると言って、横走りや、直線上を8の字状に走っていた。 たまには、こういった練習もいいでしょう。

 太陽は高く上がり、気温がますます高くなってきた。ニシムラさんが突然上半身裸になって走りだした。 コッチーさんと料理長は時々木陰に入って休憩しながら走っていた。Tシャツが濡れて黒く見える。 時々、学生達が物すごいスピードで追い越して行く。 1レーンは彼らのために空けて、我々は2、3レーンをゆっくりと走る。

 カツコさんがインターバールをやっている女子高生のランナーに第3コーナあたりで追い越された。 何と、カツコさんがそのランナーについて走り出した。 ゴールまでの約150mをぴったりとついて走りきってしまった。脱帽!

30分ほどすると、一人、二人と日陰にやってくる。やはり、暑くて走り続けるのはつらい。 無理をしないで、水を飲み、休みながら走るのがいいようだ。 カツコさん、ニシムラさんも上がってきた。ナガイさんとクラさんが休まず走り続けていた。 ナガイさんは今年はホノルルを目指しており、今までとやる気が違っている。

 今日の天気は皮肉なもので、一休みすると日が陰って涼しくなり、走りだすとカンカン照りになる。 日陰で休んでいる時に、風が吹いてくるとゾクッとするほど涼しい。 周りは木々の緑に囲まれ、酸素を思い切り吸って走れるのは気持ちがいい。 東京のど真ん中にこのような場所があるとは信じられない気持ちだった。

休憩を入れて約1時間半で全員が上がってきた。 セキグチさんが自分の周回数を数えていたが、あと一周すると25周(10キロ)になるとわかり、1周走りに行った。 トラックは直射日光を受けて温度が上がり、足の裏に靴底を通して熱が伝わり、足が熱くなっていた。 みんな15周から25周走り、洗面所で汗を流して織田フィールドを後にした。

やはり、いつものように水分補給をしようということになり、原宿駅のミニコンビでビールを仕入れて、代々木公園の木陰で車座になった。 カツコさんとナガイさんは所用があり、原宿駅で別れた。 時間ほどかてけて十分に水分補給し、お喋りを楽しんで解散となった。








●7月29日(土)−30日(日)夏の合宿(真鶴半島)

先頭へ移動

 7月28日、7時30分、快晴、気温は30度を超えていた。 東京駅FG番線ホームにはsuwabeさん、カツコさん、長老が待っていた。 カツコさんは可愛い小学校1年生のリサちゃんと一緒だった。 カワタ、クラさん、セキグチさん、キムラさん、ウチヤマさん、ニシムラさん、料理長が続々と集まってきた。 キムラさんは青の花柄のシャツ、サングラス、麦わら帽子姿で、意外によく似合っていた。 皆、バッグをパンパンに膨らませていた。

 骨折で走っていなかったせいか、suwabeさんは少しふっくらとなっていた。 まだ完治していないので、少しビッコを引いていた。 合宿ではジョギングの代わりに釣りをすると、釣竿を持ってきていた。

 11名全員が集まり、長老がビールを買いにいく。8時03分発熱海行きの電車に乗り込む。 ボックス席4つを陣取ってビールを呑み出す。 ウチヤマさんがスポーツグッズはロンドンが安いとか、話に花を咲かせる。

 小田原を過ぎて、トンネルをいくつか通ると、海側に真鶴半島の先端にある三ツ石が見えてきた。 間もなく真鶴駅に着いた。改札口では、山ちゃんとケーコさんがニコニコして手を挙げていた。 これで13名全員が揃った。

 駅を出るとムッとする熱気に包まれる。 キムラさんとケーコさんはお揃いの麦わら帽子をかぶり、ペアルックで歩く。 海岸までの坂の多い曲がりくねった道の途中にスーパーがあり、昼飯の材料を買う。 クラさんと山下さんが、メモを片手に慣れた手つきで食材を次々と手にしたバスケットに入れていく。

 スーパーを出て坂を登り、少し下ると右手に岩海水浴場が見えてきた。 真っ青な海、真っ白な岩大橋、色とりどりのビーチパラソルを広げた砂浜、奥の方は赤や黒の石がごろごろした磯が見える。 海にはこれまた色とりどりの浮き輪、ビニールボートが浮いており、海水浴客が水と戯れていた。

 10時40分、民宿・平井荘に着いた。 バーベキューの下準備をし、水着に着替え、食材とコンロなどを持って海に向かう。 磯場の崖が大きくえぐられ、日陰を作っているところにコンロをセットし鉄板を乗せる。 まずビールの買い出しに行く。料理長が、鉄板の前に陣取り、焼そばに取りかかる。 まだ出来ないうちから、男どもは半円状に石に腰をおろし、早くもビールを呑みだした。

 ケーコさんが日焼け防止のため、水着の上に、長袖のTシャツを着て、下はトレーニングパンツと靴下、 サンダルは脱げないによう紐で結わえた完全装備で、まるで海女さんのようなスタイルで海に向かう。 水中メガネをつけ、シュノーケルを咥えて、浮き輪に胴を通して海に入った。 水は冷たかったが、ケーコさん平気で浮き輪を頼りに、魚の姿を求めて漂いだした。 カツコさんとリサちゃん浮き輪を持って海水浴場に向かった。

 リサちゃんはカツコさんの監視のもとで、泳いでいた。 カツコさんも日焼け防止のため、大きなひさしの帽子をかぶり、長袖の縞のYシャツを着て、 脚は長めのスパッツをはいて腿まで水につかり、肌を太陽に曝さないようにしていた。 ニシムラさんとカワタが泳ぎだした。泳ぐところは延長約300mのブイで囲まれている。 ブイに沿って泳ぐ。ニシムラさんと一緒に2往復して、バーベキューの場所に戻った。 焼そばが出来上がっていた。

 ケーコさんが上がってきて、隅の方で皆に背を向けてTシャツとトレパンを脱いで水着姿となる。 完全防備のおかけで日焼けせず、ハッとするほど真っ白な肌を皆の前に披露した。 ○△さんが、前を向いてと声をかける。でも、再び長袖のコートとトレパン姿になって皆と並んで座った。 残念でした。

 焼そばはたちまち売り切れとなり、料理長は持ってきたアユの塩焼きにかかる。 焼けるのを待ちかね、周りに集まってきた。リサちゃんも一匹貰ってかぶりついていた。 アユは好評だった。料理長、休憩も取らずにせっせと料理を続ける。 ソーセージ、トウモロコシ、かぼちゃ、さつま芋、肉など次々と焼いて、あたりに美味いそうな匂いが漂う。 旺盛な食欲で次から次と手が伸び、ビールを片手に食べている。

 次々とビールの缶がつぶされ、ごみ袋に入れられる。 物すごい呑兵衛達が集まったようだ。ケーコさんも美味しそうにビールを飲んでいた。 日焼けのせいか、ビールのせいかわからないが、顔を赤くしていた。

 一休みして、磯に出る。料理長、suwabeさんとさんが水中メガネをかけて、海中を覗いている。 ウニやつぶ貝を探しているらしい。 ケーコさんは浮き輪を頼りに、水中メガネとシュノーケルで魚を追って海面を漂っている。 セキグチさんと山ちゃんも海に入り遊んでいた。

 満潮は午後5時で、午後から潮が満ちてきて、岩場がだんだんと水没していく。 3時頃には座っている処から数メートルまで水が迫ってきていた。 波も少し高くなり、飛沫が足元近くまで飛んできたので、満潮になる前に引き上げた。

 全員で近所の探訪に出かける。児子神社にお参りし(賽銭は出しました)、道なりに進むと岩小学校があった。 左手には龍門寺があり、江戸時代に作られた五層の塔があるというので見物に行く。 この寺の山門、鐘楼、本堂は全て茅葺きの屋根だった。

 境内には蚊が多かった。ケーコさんが悲鳴を上げる。たちまち数箇所刺された。 追っても追ってもやってくる。枯れた?長老も刺された。何匹もの蚊が集団で足に止まる。 蚊に閉口して、早々に石段を降りて戻りについた。山門を出ると直ぐに、セキグチさんが「五層の塔はあれだ。」と指差した。 見ると、高さ3メートル程の石造りの五重の塔らしきものがあった。

 如来寺跡に行く。崖を掘った洞窟の入口から閻魔像が見えた。怖さの中に愛敬がある顔をしていた。 暗さに目が慣れてくると石仏が沢山並んでいるのが見えた。 奥に進むと天井がポッカリと抜けて明るくなっており、ここにも石仏があった。

 6時、夕食のテーブルにつく。真ん中に船盛を置いた豪華なテーブルだった。 天ぷら、かに、酢の物、煮物等々、どれから食べようか迷う。 まず、冷蔵庫からキリンラガービールを取り出し、乾杯をする。 suwabeさんとカワタはすぐにビールから日本酒に切り替える。

 ウチヤマさんが大きな声で座を盛り上げる。 昼間あれほど呑んだのに、たちまち冷蔵庫が空になり、ビールと酒を追加注文した。 山ちゃん、リサちゃんに気に入られる。 おじいさんと呼ばれ、おじさん、おじさんとしきりにおじさんと教え込む。 呑んで、食べて、おしゃべりして、宴会が終わった。

 宴会の後、海岸で花火をする。リサちゃんが恐がって花火を持たない。 大人の方が喜んで火をつけ、花火遊びに夢中になる。 そのうちに、リサちゃん恐る恐る花火を持って大きく回していた。 燃え尽きると新しい花火を取り、誰かの花火から火を貰って楽しんでいた。

 花火の後、全員が海岸に仰向けになって手足を伸ばして空を見上げる。 沢山の星がキラキラと輝いていた。ケーコさんが「北斗七星が見える」と言った。 ほぼ真上に柄杓形に配置された星座が見えた。 長老が杓の6番目と7番目の長さを5倍に延長したところに北極星があると教えてくれた。 皆、長老の博識に感心していた。

 遠くから低いドーンという音が聞こえてきた。岩大橋の遥か彼方で、打ち上げ花火が見えた。 次々と打ち上げられる。皆起き上がって打ち上げ花火を見る。残念ながら、余りにも小さい。 パッと光ってから、ややしばらくしてから低くドーンという音が聞こえてくる。 赤や白の花火がベタ焼きの写真を見るように小さく見えた。華やかな花火が続き、フィナーレとなった。 (大礒の花火大会でした。)

 今日はテレビも見ない、新聞も読まない、クーラもない、健康的な一日だった。 明日は朝5時30分スタートで、真鶴岬往復の約8キロのジョギングをすることになっている。 10時前に全員眠りについた。いびきかく人はいなかった。

 朝5時、全員が起きだした。suwabeさんは釣りに行く。カツコさんはリサちゃんと一緒に海岸で遊ぶという。 10名が海岸で輪になってストレッチングをしてからジョギングを開始した。

 坂を登って下り、スーパーの前を通り、再び坂を登って真鶴小学校の横から消防署に出ると、 半島の幹線道路が走っている。ゆるい下り坂が続く。 車に注意しながら、長老とセキグチさんが先頭になって走って行く。

 真鶴漁港通り過ぎると、直ぐに右側の岩山に沢山の幟を立てた「しとどの窟」が見えてきた。 その昔、源頼朝が戦いに敗れて、追われ、ここに隠れて難を逃れたと伝えられている洞穴だ。 見物して、再び走り出すと、左手に魚座(魚市場)の建物が見えてきた。 道路に面する2階の壁全面が水槽になっており、サメが泳いでいた。

 右手の山の下に貴船神社の鳥居が見えてきた。残念ながら貴船祭りは7月28日に終わったばかりだった。 防波堤の内側の海岸線に沿った道を走る。琴が浜に来る。 スキューバーダイビングや釣りをしている若者が多かった。

 再び車道に上がると、ウニや魚の看板を出した磯料理屋が立ち並んでいた。 昼飯時には行列を作って待っているという。ウチヤマさんも前にここに来て食べたことがあったと話していた。 登り坂に入る。原生林が広がっている。右も左も森。巨大な木々が不規則に生い茂っている。 中には太陽を求めて斜めに育った大木もあった。これらが濃い日陰を作っており涼しい。 曲がりくねった道が続く。左側は木々の間から時々青い海が見える。森の香りに包まれて、 森林浴をしながら走るので気持ちがよい。

 登り坂が続き、長老が遅れだした。山ちゃんとキムラさんがサポートしながら登ってくる。 やがて、長老が歩きだした。やはり、登り坂はきついらしい。

 真鶴岬にあるケープパレスの横を通り、奥に進むと海に降りる石段があり、展望台に出る。 大きな山百合がオレンジ色の花を咲かせていた。三ツ石が見える。岩と岩の間にしめ縄が渡してあった。 しかし、岩は二つしか見えない。石段を降りて海岸にでる。大きな石がゴロゴロした磯だった。 公衆トイレと休憩所があり、数組がキャンプしていた。三ツ石までは磯で繋がっていた。

 展望台に戻る。根本さんが石段を数えながら登っていた。 ケープパレスの裏にでる石段を登った。ここにも展望台があった。 ここから見ると三ツ石は三つの岩が見える。与謝野晶子の歌碑があった。 ネモトさんとセキグチさんが読んでいたが、最初の句が読めない。 今回用意した真鶴の案内を見ると「わが立てる真鶴崎が二つにす 相模の海と伊豆の白波」であることが分かった。

 尾根道を走って戻ることにした。 サボテンランド前の水飲み場でケーコさんとカワタが水を飲んでいる間に、皆はどんどん走って行き、後ろ姿が小さくなっていた。 太陽は既に高く上り、日差しがますます強くなっていた。 日陰を探し、道路の右に行ったり、左に行ったりして走る。 緩やかなアップ、ダウンが2ヵ所ほどあるだけで、走りやすい道だ。 ただ、右も左も林で展望がよくない。木々の切れ目から、時々海と熱海の町並みが見える。

 しばらくの間は、前を走る仲間の背中が見えていたが、次第に小さくなり、やがて全く見えなくなってしまった。 たぶん、ネモトさんが疲れてスピードが落ちて合流できると考えていたが、どこまで行っても姿が見えない。

 この道は真鶴駅に続いている。遅れたケーコさんとカワタは途中から近道をして民宿に戻ることにした。 岩海水浴場の直前で、後ろからネモトさんに声をかけられた。 やはり、真鶴駅まで行ってしまい、我々2人を待ったが、現れなかったので、 昨日来た道を思い出して民宿まで戻ってきたという。根本さんは岬へ行くときの登り坂は歩いたが、 帰りは快調で足がどんどん進んだと喜んでいた。

 全員が戻っており、シャワーを浴びていた。 suwabeさんは釣りから戻って、朝飯のテーブルについてお茶を飲んでいた。

釣果をきいたが、疑似餌では全く引かなかったという。 岡本さんが最後にシャワーで汗を流してやってきた。 あじの干物、のり、漬物、目玉焼き、味噌汁、ご飯と標準的な朝食を、コップ一杯のビールを飲んでから食べる。  10時、海の家に移動する。昨日使った場所は先客が占領していたので、その奥の更に深くえぐれた場所にした。 クラさんが地震があって、頭上に岩が落ちてきたら走遊会は全滅すると言う。 不足の食材をウチヤマさん、山ちゃん、セキグチさん、他が朝の買い出しにスーパーまで行くことになった。

元気な人達です。

 suwabeさんが水中メガネを持って海に入った。 しばらく、海の中を探し歩き、大きな紫ウニ、サザエ、つぶ貝、トコブシなどを沢山採ってきた。 suwabeさん、ここは昆布が生えていないので、うにの味がよくないと言う。 ウニの身を取り出し、皆に奨める。クラさんが恐る恐る食べていた。 貝は茹でて塩をふる。トコブシは美味い。巻き貝は小さすぎて物足りないが、それでも貝は貝でうまい。

 料理長が昨日買った生落花生を茹で、塩をかけて皆に奨める。 豆は柔らかく、落花生とは思えない歯ざわりだった。 昨日は焼そばがたちまち売り切れになったため、再び焼そばにする。 ニシムラさんが皆から冷やかされながらキャベツを刻む。 最初にアルミフォイルに包んだ海老とキノコなどの野菜を焼く。 うまみが閉じ込められており、たっぷりと溜まった汁が美味しかった。

 山ちゃん、セキグチさん、クラさん達が磯の海に入る。 カツコさんとリサちゃんは海水浴場に行ったきりなかなか戻ってこない。 やがて焼そばが出来て、再び皆が集まってきた。 山ちゃんがビール券を差し入れしてくれたので、発泡酒でなくレギュラービールを仕入れてきた。 冷たいビールが美味い。料理長が次々と料理を作る。はんぺんを焼く。これも、もちもちして美味い。 サツマイモは大学芋風に焼く。甘くて美味い。

 少し食べ飽きたので、中休みとし、再び海に入る。料理長もシュノーケルを持って海に入る。 ウチヤマさんは新しい水泳パンツをはいてきた。まだ、これで海に入っていないので、 処女運転をすると言って海に入ったが、泳がず腰まで沈めて戻って来た。

 ケーコさんはシュノーケルを咥えて、海上を浮遊していた。風が出てきて沖へ流されていくが、 本人はまったく気づかず、魚を追いかけるのに夢中なっていた。浮き輪が帆の代わりになり、 風に流され沖にもっていかれた。カワタが慌てて、泳いで近づき、岸に戻るよう言うが、 本人は全く気にしていない。キレイな魚が沢山見え、潜水体験をしたみたいと言う。 黄色と黒の筋の入った魚や、青い筋の入った魚が見えたと喜んでいる。沖は危ないので岸の方に誘導した。

 まだ、料理長が料理を作り続けている。冷たいビールもまだ沢山ある。 朝仕入れたビールは飲み干してしまったので、キムラさんが補充してくれたとのこと。ご馳走様でした。

 磯の潮溜まりは太陽の直射を受けて水が温くなっていた。リサちゃんが温泉遊びをしていた。 山ちゃんを指名して一緒に温泉に入る。山下さんは昨夜からリサちゃんにもてもての状態。 山ちゃん「我が人生でこんなにもてたことはない。今日は、最良の日だ」と感激していた。 リサちゃん、今度はパートナーをウチヤマさんに取り替える。二人でキャーキャーと大騒ぎしている。 少々浮気ぽいのかも。

 クラさんは所用があり、一足先(2時を回った頃)に帰った。3時過ぎとなり帰る時間が迫ってきた。 もう、全員満腹でこれ以上飲み食いが出来ない状態になり、材料を残したまま片づけにはいった。

 海の家に戻り、シャワー室に行き、潮水を流す。温水だったが、日焼けした肌にはビリッと痛い。 肩から背にかけて真っ赤になっているようだ。

 荷物を整理し、民宿に戻り、コンロなどを宅急便で送ってくれるよう依頼し、岩海岸を後にした。

 真鶴駅16時42分発の電車に乗り、全員座った。10分程話をしていたが、 疲れが出たのか居眠りを始める。長老は出来るだけ早く帰りたいと、国府津でアクティに乗り換えた。 大船に着いて、に山ちゃんが降りた、続いて次の戸塚でケーコさんが降りた。 川崎でキムラさんとsuwabeさんがが降りた。残りは品川で降りた。

これで、平成12年の夏の合宿は無事終了しました。参加者の皆様お疲れ様でした。 写真は6本撮りましたので、整理し、製本して(いつの日か)お渡しします。

◆差し入れして下さった方 山ちゃん:ビール券   キムラさん:ビール   suwabeさん:日本酒   料理長:鮎
○△さん:スナック菓子








先頭へ移動

inserted by FC2 system