品川走遊会・平成12年4月及び5月の活動報告


[トップページ]
[平成12年のメニューへ]

下のアンダーラインの行をクリックすると、その項目が表示されます。



●5月27日(土) 品川区陸上競技大会に参加

先頭へ移動

 昨夜から激しく降り続いた雨も朝八時にはあがり、太陽が顔を出してきた。 競技者約300人が参加して、大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場で品川区陸上競技大会が行われた。 走遊会からはシンフネさんとオオタニさんが3000mと5000mに参加した。

 競技役員としてシンフネ、カワタ、キムラ、シミズ、suwabe、スミエ、カツ子、やまちゃんが参加した。料理長が応援にきていた。

 強い風がゴール方向から吹いており、ランナーにとっては向かい風になり辛い。
  3000mは、前半は予想に反してシンフネさんがオオタニさんの先を走った。 後半スピードの落ちたシンフネさんをオオタニさんが追い抜き、少しづつ差を広げていった。 オオタニさんは見事二位に入賞した。シンフネさんは惜しくも五位であった。 5000にオオタニさんとツユキさんがエントリーしていたが、オオタニさんのみが参加した。 オオタニさんは3000mに引き続き力走し四位に入った。

 シンフネさんが朝早くから競技場に姿をあらわし、黄色の手旗をもってトラック競技のライン審判及びコーナー審判をやっていた。 今日は競技者と審判員の一人二役を見事にこなしていた。
カツ子さんも競技役員として、かいがいしく動き回っていた。
キムラさんは用器具係で、机や椅子、マットなどの運搬、設定のため競技場内を忙しく動き回っていた。
奥さんも公認審判員で賞状作成係をしていた。競技終了後、奥さんから「あなた、今日は本当によく働いていたわね。 うちでもあの位働いてね。」と言われ、苦笑していた。

全員日焼けで顔や腕が真っ赤になっていたが、競技結果や果たした役割に満足していた。








●5月27日 八潮団地周回コース定例練習会

先頭へ移動

 どんよりとした曇り空、時々ポツリと落ちるが、ほとんど分からない程度だった。 気温26度を越え、走るのには暑い。明日は雨の予報が出ていた。

 集合場所の東品川文化センター受付で6月と7月の会議室の予約をする。 会議室のキーを頼むとすでに渡してあるという。行ってみるsuwabeさんが一時間も前から来ていた。 午前中はやることがなく時間をつぶすのに困ったと言っていた。

 ニシムラ、長老、かつ子、ナガイさんがやってきた。なぜか今日はメンバーが少ない。 オオタニさんも5月6日の隅田川ジョギングで行方不明になってから一度も顔を見せていない。 北海道まで走って行ったのかも。

6月の練習スケジュールと合宿の案内を配布する。 合宿参加の都合を聞くと、ナガイさんは7月の中旬から北海道の山に行くので、多分駄目だろうという。 カツ子さんは都合つけて、出来れば小学校のお孫さんと一緒に行けるかもしれないという。 ニシムラさんも今のところ大丈夫と言う。長老も多分参加出来るだろうと言う。 suwabeさんは申込書を書いていた。

 6月18日(日)開催のガス橋マラソンの参加状況を聞くと、ニシムラさんは参加、長老とsuwabeさんは不参加。  suwabeさんは喜多マラソンに参加するという。 ガス橋にはコジマさん、ニシムラさん、カワタが参加することがわかった。 ナガイさんは天気ならば応援に行くという(実は、天気のときは芋煮会があるから)。 ガス橋マラソンには今日参加していない会員も何人かは参加すると思われるので、天気ならば鍋やコンロをかついで行きます。 応援にきて下さい。

 1時10分まで待ったが、誰も来なかったので練習会を始めることとした。 隣の公園でストレッチングをして、ゆっくりと走り出した。
 運河の水は茶褐色に濁り、ごみが浮いていた。冬の間は澄んできれいな水だったのが嘘のようだった。

 緑道公園の草むらで二人の男の人が、真っ赤な草の実を摘んでいた。
聞いてみると「これは蛇苺だよ」と言う。 「食べられないでしょう」「食べるのではなく、これを焼酎に一年漬けておくと胃がん予防の薬になる。 自分の親父の兄弟は皆胃がんで死んだが、75歳の親父はこれを呑んでいるので胃がんにならない。」と言って、せっせと実を摘んでいた。

  勝島橋から八潮団地内のコースにはいる。ニシムラさんが先頭になって走っている。 かなり後ろをsuwabeさん、カツ子さんとカワタが続く。振り返えると長老とナガイさん豆粒より小さく見えた。

 八潮団地の裏の池にカルガモ親子がいるとかつ子さんが言う。今年孵化したかわいい小鴨だと。 池の周りに大勢の人が集まっていた。餌をやる人。座ってじいっと見ている人。 親鴨の周りに、まだ色の薄い、柔らかそうな羽をした小鴨が群れていた。 数えようとしたが動き回っていて、何回か数えて、やっと11羽だとわかった。 2羽はどこかに散歩(散泳?)にいっているらしい。 まわりで鳩やカラスが餌を貰おうと様子を覗っていたが、誰も餌をやろうとはせず、カルガモだけに注目していた。

 一周目の終わりに近づいたとき、先を走っていたニシムラさんが逆走してきた。 手を挙げてお互いを認識する。二周目はsuwabeさんが先頭になって引っ張る。気温が高く、走るのがつらい。 カツ子さんが遅れ気味になる。こんどは長老が逆走してきた。 やっと二周した。suwabeさんは二周であがるという。
 カツ子さんが三周目にはいったので後について走る。しばらくして後ろを振り返ったが誰もついてこない。 八潮団地裏のクロカンコースを止めて、高速道路沿いの歩道を走る。 ここは平坦で足元を注意しなくともすむ。カツ子さんがペースをあげる。 平地でもけっこうきついペースだった。

 再びスタート地点に戻ってきた。長老とナガイさんが待っていた。 suwabeさんは陸協の仕事があるため先に帰ったという。ナガイさんは初めて一度も歩かずに二周できたと喜んでいた。 ニシムラさんが戻ってきて、練習会が終了した。

 戻り道、京浜運河緑道公園の桑の木を見に行った。 もう、桑の木の下には真っ黒な実がそこらじゅうに落ちていた。 見上げると殆どが真っ赤や真っ黒に色づいており、摘んで口に含むと甘酸っぱい味が口の中いっぱいに広がった。
かつ子さんとナガイさんが手の平いっぱいに実を摘んで持ち帰った。桑の実酒(血液をきれいにすると昔から言われている)を 作るのと聞いたら、お酒は飲めないからやらないと。「では、ジャムを作ったら」、「それならいいわね」と。

 文化センターに戻り、シャワーを浴びて汗を流す。4人が残った。 さすがに今日は懇親会をやらずに解散することになった。本当です。



●5月14日 神宮外苑・赤坂御所ジョギング

先頭へ移動

 どんよりした空、でも、天気予報は曇り後晴だった。 コジマさん、ニシムラさん、かつ子さん、ナガイさん、長老、suwabeさん、クラさん、料理長、カワタの9名が、10時、 JR千駄ヶ谷駅に集合した。 かつ子さんが神宮外苑の偵察をすでに済ませ、今日は関東大学対校ハーフマラソンが神宮外苑で行われていると報告する。 神宮外苑コースは使えないとあきらめる。 実は、このコースは今回で3回目になるので、少し変化をつけようと、赤坂御所コースを調べてきた。 神宮外苑が大会のため走れない場合は、御所コースにしたいと提案すると全員が賛成した。

 千駄ヶ谷駅前の信号を渡ると、東京都体育館の前に今までなかった地下鉄の駅が目の前に現れた。 長老が「ここに大江戸線の駅が出来たのだ」と教えてくれた。 国立競技場の入口にも新しい地下鉄の駅が出来ていた。

 7〜8名のランナーが一団となって競技場から出て行くのが見えた。 市民ランナーとちがい、ばねの効いた走りで、若さが感じられる。でも、苦しそうに走っていった。 やはり、ぎりぎりまで自分の能力を高めて走っているのがわかる。 大勢の学生と少数の陸協の審判員(なぜか神奈川陸協だった)が観衆の整理をしていた。 邪魔をしないように外を大きく回って神宮外苑に向かう。 ここでも応援の観客がぎっしり並んで声援を送っていた。

 バッティングセンター前で荷物をまとめ、着替えをする。 用意した大きな袋に全員のバッグなどを入れる。 あたかも、寝袋に頭まで入って寝ているようにみえる。 誰がいった、「ホームレスがシートにくるまって寝ていると思われるよ」と。

 suwabeさんの号令でストレッチングを始める。 その側を、小柄な、厳しい顔をした、山梨学院大学の上田監督らしき人とコーチたちが慌ただしく、何回も行ったり来たりしていた。

 ジョギングを開始する。大会に使われていない歩道をゆっくりと走る。 銀杏並木(青山通りに向かう分岐点)に来た。道路を渡ろうとしたら、交通整理の学生からストップさせられた。 ランナーの一団がやってきたのだ。 もう、この時間では周回遅れがあり、ランナーの切れ目を探すのが難しくなっていた。 しばらく待って、やっとゴーの合図があり、向こう側へ渡る。

 suwabeさん、長老、かつ子さん、クラさんが一団となって走る。 今日はsuwabeさんが先頭になってペースを作っている。 このくらいの距離では、長老はまだまだ元気一杯だ。 ニシムラさん、ナガイさん、料理長がほんの少し遅れてついてくる。

 左に曲がって青山通りにでる。しばらく走って信号を渡ると赤坂御所になる。 左手は緑豊かな土手(土塁?)が続く。200mほど先に2人のジョガーが走っていた。 左側は黒い細身のランナー、右側はお尻がふっくらした白いウェアーのランナーだった。 若いカップルが走っているようだった。

 やがて下り坂にさしかかり、右手のビルの屋上に「とらや」の看板が見えてきた。 坂を下って信号を左に曲がる。豊川稲荷の手前だった。 suwabeさん、ニシムラさん、かつ子さん、コジマさんが固まって走っている。 少し後ろでクラさん、長老が遅れだす。その後をナガイさん、料理長が追ってくる。

 弁慶濠の側に出た。ここからは紀伊国坂の上りが始まる。 きつい上り坂だ。曇り空が一転してカンカン照りになる。 この天気は登り坂には厳しく、汗が一気に噴き出す。 でも、緑が豊かで、車もほとんど走っていない良いコースだ。 途中、金髪の外国人の女性二人が狭い歩道一杯に歩いている。狭い道なので追い越せない。 suwabeさんが一言声をかけて(in EnglishI or Japanese??)道を譲ってもらった。

 坂を登りきり、信号手前で左に曲がると迎賓館前に来る。 広い芝生の向こうにヨーロッパ調の白い建物が見える。 振り返って見ると、後続グループが来ていない。カワタが曲がり角で立ち止まり、後続を待つ。しばらくして、長老の姿が見えてきた。 先を行くグループも同じくらい小さく見えた。 長老とお互いに確認できる距離で、進行方向を手で合図する。長老も手で答えてくたれてので、再び、前のグループを追って走り出す。

 2周走って終了した。途中で、学生グループに追い越された。

 集合場所に戻り、汗を拭き、着替えをする。 ナガイさんがホノルルを目標に練習しているので、ホノルルに参加する人に誘ってもらいたいと言う。 行きと帰りだけでも一緒にと、しきりに訴える。

 かつ子さん、ナガイさんとクラさんが先に帰る。 残った誰かが、流した汗の分だけ、水分を補充しようと提案し、自動販売機でビールを買う。 ニシムラさんだけが二本買った。場所を探してさまよい、やっと銀杏並木前の広場にシートを広げる。 やはり、青空の下で飲むビールはうまい。走れる幸せをしみじみと感じる。

 1時間ほどして解散となった。ニシムラさんは地下鉄で帰ると行って別れた。 残りは歩いて渋谷に向かう。

 途中でフリーマーケットに立ち寄り、若い女性の売り子にせがまれて、suwabeさん、ポラロイドカメラを買う。 でも、ねばって値切りに値切りしぶじぶ承知させるしたたかさを見せた。反省!!今日もやはり飲んでしまった。



●5月6日 隅田川七福神探訪ジョギング

先頭へ移動

 曇り空で肌寒い日だった。 都営浅草線「浅草駅」ホームに、かつ子さん、長老、シミズさんニシムラさん、カミクラさんが集まっていた。 続いてオオタニさん、コッチーさんとケーコさんがやっ来て9名にった。 大山に参加した全員が、翌日、足の筋肉痛に泣いたという。まだ、足が痛い人が何人かいた。

 今日は吾妻橋をスタートして、桜橋を渡り墨田区側の土手を白髭橋まで走り、そこから東白髭公園内を抜けて約4.5キロの 地点にある多門寺まで一気に走り、戻りは隅田川七福神詣でをして、スタート地点に戻る約9キロのコースを走る。地図を渡し、 コースを説明する。駅のロッカー前で着替えをし、荷物をロッカーに詰め込む。 出発点の吾妻橋のたもとにある隅田公園に向かう。ストレッチングを行う。

速く走った人は、後ろが見えなくなったら戻って後続に合流し、またそこから先に行くことを繰り返すこととした。

 吾妻橋からスタートする。 墨田公園はよく整備されており、右手に川面を、左手は桜並木を眺めながらのんびりと走る。 すぐに台東区体育館の横を通りすぎて、桜橋にさしかかる。この橋は人専用の橋だ。 橋を渡り対岸の土手道を走る。 しばらくすると、高速道路下にブールシートで覆った小屋?が点在するところにさしかかる。 ケーコさんが猛然とダッシュして走り抜ける。 先頭はオオタニさん、少し遅れてニシムラさん、かつ子さん、ケーコさん、カワタの五人が続き、どん尻は長老、カミクラさん、シミズさんの三人が追いかける。

 白髭橋から先は、東白髭公園の緑の中を走ることにしていたが、交差点を渡っていった先頭グループは土手の手前にある公園入り口には入らず、土手に向かって行ってしまった。 後続もこれに続く。この土手道はブルーシート小屋が続く道だった。 ブルーシートの住人に「このやろう!」と大声で脅かされた。 先のグループにやっと追いつき、公園コースに誘導し、公園内を走る。 先発の三人が見当たらず、どうやら迷子になったらしい。 しばらく公園内を探したがいなかったので、多門寺へ向かう。

 多門寺(毘沙門天)には、珍しい茅葺きの山門があった。 ところどころ新しい茅を差し込んで補修がしてあった。 お参りしてスタンプを押す。 映画人の碑というのがあり、眺めていると迷子になったかつ子さんとニシムラさんがやってきた。 オオタニさんは交差点で公園の方に曲がらずそのまま走り去って行ったという。

 再び、公園に戻り、緑の中を走る。白髭橋の通りに戻り、ここから墨堤通りにコースをとり、白髭神社(寿老人)に到着した。 残念なことに、この神社は放火で焼失し、今はコンクリート造りの社殿になっている。 お参りをしてからスタンプを押す。 隣の向島百花園(福禄寿)に行き、150円を払って入園する。スタンプを押してから、園内を散策する。 句碑が多いが、残念ながらまったく読めない。 つつじ、藤、紫の露草、あとは名前の知らない花が咲いていた。  再び、隅田川土手に出て、長命寺を目指して走る。長命寺(弁財天)の土手側の門は閉まっていたのでぐるっと一回りすると、隣の弘福寺(布袋尊)の前に出たので、ここを先にお参りする。 山門に掲げてある額の達筆の文字が読めない。 木造の立派な寺だった。お参りをしてスタンプを押す。

 次に長命寺に入る。先ずお参りをしてからスタンプを押す。 境内の裏手には句碑が多い。直径20センチもあろうかという見事なボタンが咲いていた。 桜餅は残念ながら食べなかった。  長命寺を出て、桜橋を通り過ぎて、言問橋の手前にある三囲神社を目指して走る。 正面から入って左手に大国天、恵比寿が一対で祭った社殿があった。お参りをしてスタンプ。

 これで七福神巡りが終わった。 言問橋を渡って、再び隅田公園内をり、スタート地点に到着した。着替えを済ませ、さて、昼食ということになり、カミクラさんがあの金色に輝く雲のあるビルでビールを飲もうと提案した。 かつ子さんは残念ながら先に帰ることになった。 東京地ビール(3種類あり)をお替りして飲む。 つまみは、チーズ、ぎょうざ、焼きそば、じゃが芋のオムレツなど。 懐の寂しいニシムラさんが異常なハイペースでジョッキーを空にする。 実はビールが大好きだと分かった。シミズさんはスローペースで舐めるように飲む。 小地沢さんはもの静かに飲んでいた。ケーコさんはおいしそうにみんなと同じペースで飲んでいた。 長老とカミクラさんがおしゃべりの中心となる。

 ほろ酔い気分になり、浅草見物に出かける。 雷門から人でごった返す仲店通りに入り、店を冷やかし、浅草寺にお参りをする。 途中、線香の煙を頭にこすり付ける。浅草寺から花やしき、六区を回り、芸能人の手形に自分の手と比べたりして、1時間ほど費やし、解散した。



●5月3日大山(阿夫利神社)軽登山

先頭へ移動

 今回は見事に外れた天気予報に感謝し、また、女性パワーの凄さに脱帽しました。 小田急新宿駅南口にかつ子さん、ナガイさん、シミズさん、ウチヤマ夫妻とカワタ、キムラさん、長老、料理長と 幹事のセキグチHさん、カミクラさんが到着。出発直前にコッチーさん到着し、合計12名となった。 伊勢原駅で待っていた山ちゃん夫妻、ケーコさんと合流し、15名となった。北口のバス停に向かう。 バスを待つ乗客は、予想外に少なかった。 ほぽ25分で大山ケーブル駅に到着した。

 さっそく、山頂を目指して出発する。 シミズさん、山ちゃんは下山客が残していった枯れ木の杖を手にしていた。緩い坂道を登ると、すぐに「独楽街道」という、 両側に土産物店の並ぶ道に入る。客引きが賑やかに声をかける。「帰りに寄るよ」と答え、試食を少々つまみ食いして後にする。 ここを通り過ぎて追分に到着、一休みする。ここから女坂と男坂に別れる。

 暑くなって、上着を一枚脱ぐ。追分では左側の女坂コースをとった。 左手は山、右手は沢で展望の開けない山道を登る。新緑の木々が気持ちよい。空は快晴、雲一つ見えない。 時々、うぐいすの声が聞こえてくる。

 ゆっくり、ゆっくりと一団となって山道を登る。 突然、大きな石の地蔵が現れる。大山七不思議の一つ「子育て地蔵」だ。15分ほどで大山寺にくる。 80数段の急な階段を登り境内で一休みする。 木造の本堂があり、竜の彫り物が見事であった。ここで全員で記念写真をパチリ。 寺の裏にある赤い橋(七不思議の一つ、無明橋)を渡り、石段の道を登る。道端に見事に咲いている紫色の花があった。 ウチヤマさん(奥様)がしみじみと見ていたが、笑いながら戻ってきて一言、「造花よ」と。 これから石の多い坂道が続く。結構きつい。汗が流れ出す。

 石の階段が続く女坂を登りきり、追分に到着した。 一休みして、下社を目指す。10分もするとお土産屋が見えてきた。長い石の階段が見える。 階段の下に立派な和風のトイレがあった。 階段を登って行くと強烈な臭いが立ち上ってくる。下を見ると金網に囲まれた鹿が数頭いた。 下社の広場に到着した。朱塗りの大きな社殿が目に飛び込んでくる。 ここでも一休みして、社殿をバックにバチリ。社殿の中にある神泉に水を汲みにいく。 泉の真ん中にある金色の井桁からモコモコと水が湧いており、通路側の奥にある竜頭から湧き水を吐き出していた。 冷たい水を水筒やコンテナーに詰める。さあ、山頂を目指して出発だ。

 再び、山道に入る。緩い坂道がしばらく続く。両側とも杉木立のため景色はよくない。 時々木々の隙間から下界が見えるだけであった 道端にスミレに似たうす紫のかわいい花が咲いていた。たまには黄色の小さな花もあった。 コッチーさんがケーコさんに花びらの違いなど説明していた。まだまだ全員元気に登っている。 やがて、石の多い凸凹の上り坂が続く道に変わる。 石や丸太で土止めをした階段の道になる。これから先は緩やかな道はなくなった。 頂上までの距離を示す「丁目」標識が見える。頂上は28丁目で、いきなり十丁目と彫られた(風化してよく読み取れなかった)古い石碑があった。 あと18丁登れば頂上だ。目安があってありがたい。

 蓑毛からの合流点にくる。16丁目だ。ちょっとした広場があり、一休みする。展望が開けている。 伊勢原市外を見下ろしたが、ガスがかかってよく見えなかった。オレンジ色の走遊会の旗を小枝につけた。 これをウチヤマさんのバッグにつける。時々、登山客が目をとめる。

 山頂を目指す。時々下山客に出会い、道を譲る。このあたりから長い帯状になってきた。 ナガイさんはさすがに山に慣れている。折り畳みステッキを上手に使って登っている。 かつ子さんが先頭で楽々と登っていく。シミズさんは大きなバッグを背に黙々と、ゆっくりと着実に足を運ぶ。 山に慣れているようだ。岩や階段の多い道になる。汗が止まらない。杉林の続く登りが終わると、急に展望が開け、 丹沢山系の向こうに雪化粧をした富士山が薄っすらと見える。一休みして全員で富士をバックにバチリ。

 岩だらけの山道が続く。石段を登るため、足を上げるのが辛くなり、こまめに低い足場を探しながら登る。 しだいに誰も何も言わなくなった。ただ、黙々と坂道を登っていく。丁目標識の数が次第に大きくなってくる。 山頂に近づいており、気持ちが楽になってくる。気のせいか20丁目を越すと間隔が短くなっていくようだ。 26丁目を過ぎると階段になる。

 長老が少々疲れてきた。ナガイさんとケーコさんが長老をサポートするように一緒に登っている。 やがて古びた鳥居が見えてきた。上社に到着したのだ。小さな、素朴な古びた木造の神社だった。 参拝してから、一休みする。横浜、東京方面の展望が開けていた。下の方を眺めると、薄らと町並みが見え、高速道路が 街を分断するように走っていた。快晴ではあったが、残念ながら、遠くの方は霞がかかったようで、横浜方面や海岸線は 全く見えなかった。遥かかなたにキラキラ光っているものが見えた。

 上社前の階段下の広場にシートを広げて昼飯をとる。山ちゃんが重い缶ビールを抱えてきた。 シミズさんがお神酒2本をザックに入れて持ってきた。でも、下山があり酒盛りをするわけにはいかない。 料理長とウチヤマさんが肉の煮物、かつ子さんが野菜の煮物を出し、みんなに奨める。 それでもビールで乾杯し昼飯が始まる。シミズさんの持ってきたお神酒「男山」もたちまち空になる。 セキグチHさんが手作りのおにぎりをすすめる。カミクラさんがご自慢のバーナとコッフェルを取り出し、下社から汲んできた 神水を沸かし、おいしいコーヒーを作る。 飲んではいけないアルコールも少々飲み(でも、お神酒だから、まあ、いいか)、話に花が咲く。 昼食後、頂上広場に登る。展望がすばらしい。山頂の標識の前で全員集合し、記念写真をパチリ。

 2時30分、下山を開始する。登ってきた道をそのまま戻る。ヤビツ峠からの合流点あたり からかつ子さん、山ちゃん、セキグチHさん、ウチヤマさん達が先に行き、長老、カワタ、ケーコさん、カミクラさん、 コッチーさんの5人が追う形になった。長老とコッチーさんの疲れが大きくなった。 長老は下りの段差の大きな階段を転ばぬよう慎重に脚を伸ばし、安定な足元を探し着地していた。段差が大きく脚の受ける ショックが大きい。 膝ががくがくとしだした。途中休憩を多くして、下社に到着した。先のグループがお土産屋の広場で待っていた。

 誰かの提案で、ここからは男坂を降りることになった。追分から左の道を降りる。 すぐに急な十数段の石段があった。道の横をみると崖のような急勾配で、杉の木々が真っ直ぐ下から天 を突き上げるように立っていた。 足を踏み外すと命はないと、慎重に足元を確かめながら降りる。また、同じような石段が現れる。 男坂は急勾配の尾根をこの十数段の石段の連続で、ほぼ直線的に降りるコースのようだ。 石段は高さがまちまちで、幅も形もバラバラで非常に危なっかしい。

 カミクラさん、長老、ケーコさん、コッチーさん、カワタの5名が遅れだす。長老とコッチーさんがゆっくり、ゆっくり体の バランスを崩さぬよう、一歩一歩足場を確認しながら降りていく。 二人はかなりの疲れをみせている。カミクラさんとけケーコさんが長老をサポートしながら降りていく。 疲れた二人のペースにあわせ、お互いに注意しながら下っていく。

 やっとの思いで追分に辿りついた。先のグループの数人が待っていた。 これで階段は終わったとホッとする。甘かった。まだ階段は続いていた。 途中、藤のような紫の花を咲かせていた木もあったが花が天を向いていた。 とりあえず、藤モドキと命名した。独楽街道のお土産物店に着いた。 手焼き煎餅店の側に湧き水が流し放しにしてあった。柄杓で掬って呑む。 乾いた喉に冷たくておいしい。ウチヤマさんが手焼き煎餅を買い、割ってみんなに配る。 先発グループは先に帰った。

 豆腐料理屋が並んでいる。せっかくだから豆腐料理を食べようということになり、店を物色 し、7品1500円の店に入った。 豆腐料理は、冷やっこ、丸いあんかけ豆腐、揚げ豆腐、他(残りは覚えていません)とオカラだった。 それに、ご飯、そば、味噌汁、漬物がセットになっていた。 豆腐はかたく引き締まり、味は北国風の濃い味付けで、うまかった。ここで、ビールとお酒を飲んだのは言うまでもありません。

 5時45分発のバスで伊勢原駅に向かう。電車はかなり込んでいた。 7時30分過ぎに自宅に戻った。疲れた、疲れた、足の筋肉痛が心配だ。 でも、天候に恵まれ本当によかった。



●4月29日(土)代々木公園ジョギング

先頭へ移動

 快晴、雲一つない空であったが気温は少々低く肌寒い日だった。 集合場所の原宿駅前はガキ共が多く、場違いなところに来たと戸惑う。 すでにかつ子さん、オオタニさん、長老、セキグチさん、oguさんが待っていた。連休の初日にもかわらず、どこにも行けない 6人が参加した。 今日の一番乗りは自転車でやってきたかつ子さんだった。オオタニさんも自転車で来ていた。

 地下鉄「神宮外苑駅」のコインロッカーに荷物を預け、代々木公園に向かう。 oguさんの号令でストレッチングをした後、一周約1.9キロのコースを全員でペースをあわせて走る。 右を見ても緑の木々、左を見ても緑の木々、前も後ろも同じ。 東京のど真ん中にこんな緑に囲まれたスペースがあるのが不思議だ。 見上げると、緑の輪のなかに、ぼっかりと開いた穴、真っ青な穴が空いていた。雲一つない空が見えた。

 ここも、皇居と同じように走っている人が多い。 ランシャツ、ランパン姿が目立つ。女性ランナーも多かった。最初はコースを覚えるため、全員が一団となって走った。 2周目以降はかつ子さんとオオタニさんが前に出て走る。 ニシムラさん、oguさん、長老がだんだんと離されていって、いつもの形になった。 5人は5周して終了、余裕のオオタニさんはもう一周して終了した。

 駅前のコンビニで、弁当とビールを仕入れて再び公園に戻る。 途中、やはりいた、顔を真っ白に塗り、真っ黒な唇をした女の子が、でも何となく周りの風景にマッチしていた。 公園の日差しの強い広場で、各自が持ってきたシートを広げて昼飯とする。 ソムリエoguさんがワイン一本持ってきた。おもむろにソムリエツール?(栓抜き、他)を出して、ワインの栓を抜く。 アルコールが入り、話に花が咲く。青空の下で飲むのは本当においしい。 飲みながら前を走りすぎて行くランナーの品定めをする。 午後2時、今日もほろ酔い状態で解散となった。



●4月22日(土)八潮団地周回コース定例練習会

先頭へ移動

 suwabeさん、かつ子さん、山ちゃん、オオタニさん、長老、珍しくシミズさん、ウチヤマさん、カワタの8人が参加した。 シミズさんが日本酒一本持ってきて、テーブルの上にデンと置く。練習後に何をやるかはこれで決まってしまった。

 二日間降り続いた雨が嘘のように上がり、快晴で暖かい日になった。先頭はオオタニさん、山ちゃんの二人。 山ちゃんは最近めっきりと力をつけ、オオタニさんに引けをとらないで走っている。 少し遅れてsuwabeさん、カワタの二人が続く、更に遅れてかつ子さんが一人で走る。かなり遅れて長老、シミズさん、 ウチヤマさんの三人がついてくる。 八潮団地の裏にある小池に鴨が二羽泳いでいた。去年かえった雛が成長したのか?と思った。 桜はすっかり散ってしまい、足元一面に花びらとが落ちていた。木々は緑の葉を茂らせていた。

 suwabeさんの後について走る。

 今日はペースが速い。二周目もペースを落とさずに走っている。ついていくのが結構つらい。 真剣になって走る。 スタート地点に戻って、待っていたが、誰もみえない。オオタニさん、山ちゃんは三周目を走っているらしい。 しばらくしてから、かつ子さんが三周目に入った。 かなり遅れてシミズさん、長老がやってきたが二周で止めるという。

 終了後、予定通り飲み会を始める。ウチヤマさんと山ちゃんがビールとつまみを仕入れにいく。 走った後の冷たいビールは本当にうまい。みんなこれを楽しみに走っているようだ。 ウチヤマさんが大きな声で話す。相づちはいつものように山ちゃん、シミズさんなど。 はまほろばマラソンでかつ子さん、キムラさん、ウチヤマさんが走った。 ウチヤマさんは5月に八ヶ岳の100キロマラソンに参加するという。 今回もほろ酔いで解散となった。



先頭へ移動

inserted by FC2 system