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昨夜から激しく降り続いた雨も朝八時にはあがり、太陽が顔を出してきた。 競技者約300人が参加して、大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場で品川区陸上競技大会が行われた。 走遊会からはシンフネさんとオオタニさんが3000mと5000mに参加した。
競技役員としてシンフネ、カワタ、キムラ、シミズ、suwabe、スミエ、カツ子、やまちゃんが参加した。料理長が応援にきていた。
強い風がゴール方向から吹いており、ランナーにとっては向かい風になり辛い。
3000mは、前半は予想に反してシンフネさんがオオタニさんの先を走った。
後半スピードの落ちたシンフネさんをオオタニさんが追い抜き、少しづつ差を広げていった。
オオタニさんは見事二位に入賞した。シンフネさんは惜しくも五位であった。
5000にオオタニさんとツユキさんがエントリーしていたが、オオタニさんのみが参加した。
オオタニさんは3000mに引き続き力走し四位に入った。
シンフネさんが朝早くから競技場に姿をあらわし、黄色の手旗をもってトラック競技のライン審判及びコーナー審判をやっていた。
今日は競技者と審判員の一人二役を見事にこなしていた。
カツ子さんも競技役員として、かいがいしく動き回っていた。
キムラさんは用器具係で、机や椅子、マットなどの運搬、設定のため競技場内を忙しく動き回っていた。
奥さんも公認審判員で賞状作成係をしていた。競技終了後、奥さんから「あなた、今日は本当によく働いていたわね。
うちでもあの位働いてね。」と言われ、苦笑していた。
全員日焼けで顔や腕が真っ赤になっていたが、競技結果や果たした役割に満足していた。
どんよりとした曇り空、時々ポツリと落ちるが、ほとんど分からない程度だった。 気温26度を越え、走るのには暑い。明日は雨の予報が出ていた。
集合場所の東品川文化センター受付で6月と7月の会議室の予約をする。 会議室のキーを頼むとすでに渡してあるという。行ってみるsuwabeさんが一時間も前から来ていた。 午前中はやることがなく時間をつぶすのに困ったと言っていた。
ニシムラ、長老、かつ子、ナガイさんがやってきた。なぜか今日はメンバーが少ない。 オオタニさんも5月6日の隅田川ジョギングで行方不明になってから一度も顔を見せていない。 北海道まで走って行ったのかも。
6月の練習スケジュールと合宿の案内を配布する。 合宿参加の都合を聞くと、ナガイさんは7月の中旬から北海道の山に行くので、多分駄目だろうという。 カツ子さんは都合つけて、出来れば小学校のお孫さんと一緒に行けるかもしれないという。 ニシムラさんも今のところ大丈夫と言う。長老も多分参加出来るだろうと言う。 suwabeさんは申込書を書いていた。
6月18日(日)開催のガス橋マラソンの参加状況を聞くと、ニシムラさんは参加、長老とsuwabeさんは不参加。 suwabeさんは喜多マラソンに参加するという。 ガス橋にはコジマさん、ニシムラさん、カワタが参加することがわかった。 ナガイさんは天気ならば応援に行くという(実は、天気のときは芋煮会があるから)。 ガス橋マラソンには今日参加していない会員も何人かは参加すると思われるので、天気ならば鍋やコンロをかついで行きます。 応援にきて下さい。
1時10分まで待ったが、誰も来なかったので練習会を始めることとした。
隣の公園でストレッチングをして、ゆっくりと走り出した。
運河の水は茶褐色に濁り、ごみが浮いていた。冬の間は澄んできれいな水だったのが嘘のようだった。
緑道公園の草むらで二人の男の人が、真っ赤な草の実を摘んでいた。
聞いてみると「これは蛇苺だよ」と言う。
「食べられないでしょう」「食べるのではなく、これを焼酎に一年漬けておくと胃がん予防の薬になる。
自分の親父の兄弟は皆胃がんで死んだが、75歳の親父はこれを呑んでいるので胃がんにならない。」と言って、せっせと実を摘んでいた。
勝島橋から八潮団地内のコースにはいる。ニシムラさんが先頭になって走っている。 かなり後ろをsuwabeさん、カツ子さんとカワタが続く。振り返えると長老とナガイさん豆粒より小さく見えた。
八潮団地の裏の池にカルガモ親子がいるとかつ子さんが言う。今年孵化したかわいい小鴨だと。 池の周りに大勢の人が集まっていた。餌をやる人。座ってじいっと見ている人。 親鴨の周りに、まだ色の薄い、柔らかそうな羽をした小鴨が群れていた。 数えようとしたが動き回っていて、何回か数えて、やっと11羽だとわかった。 2羽はどこかに散歩(散泳?)にいっているらしい。 まわりで鳩やカラスが餌を貰おうと様子を覗っていたが、誰も餌をやろうとはせず、カルガモだけに注目していた。
一周目の終わりに近づいたとき、先を走っていたニシムラさんが逆走してきた。
手を挙げてお互いを認識する。二周目はsuwabeさんが先頭になって引っ張る。気温が高く、走るのがつらい。
カツ子さんが遅れ気味になる。こんどは長老が逆走してきた。
やっと二周した。suwabeさんは二周であがるという。
カツ子さんが三周目にはいったので後について走る。しばらくして後ろを振り返ったが誰もついてこない。
八潮団地裏のクロカンコースを止めて、高速道路沿いの歩道を走る。
ここは平坦で足元を注意しなくともすむ。カツ子さんがペースをあげる。
平地でもけっこうきついペースだった。
再びスタート地点に戻ってきた。長老とナガイさんが待っていた。 suwabeさんは陸協の仕事があるため先に帰ったという。ナガイさんは初めて一度も歩かずに二周できたと喜んでいた。 ニシムラさんが戻ってきて、練習会が終了した。
戻り道、京浜運河緑道公園の桑の木を見に行った。
もう、桑の木の下には真っ黒な実がそこらじゅうに落ちていた。
見上げると殆どが真っ赤や真っ黒に色づいており、摘んで口に含むと甘酸っぱい味が口の中いっぱいに広がった。
かつ子さんとナガイさんが手の平いっぱいに実を摘んで持ち帰った。桑の実酒(血液をきれいにすると昔から言われている)を
作るのと聞いたら、お酒は飲めないからやらないと。「では、ジャムを作ったら」、「それならいいわね」と。
文化センターに戻り、シャワーを浴びて汗を流す。4人が残った。 さすがに今日は懇親会をやらずに解散することになった。本当です。
どんよりした空、でも、天気予報は曇り後晴だった。 コジマさん、ニシムラさん、かつ子さん、ナガイさん、長老、suwabeさん、クラさん、料理長、カワタの9名が、10時、 JR千駄ヶ谷駅に集合した。 かつ子さんが神宮外苑の偵察をすでに済ませ、今日は関東大学対校ハーフマラソンが神宮外苑で行われていると報告する。 神宮外苑コースは使えないとあきらめる。 実は、このコースは今回で3回目になるので、少し変化をつけようと、赤坂御所コースを調べてきた。 神宮外苑が大会のため走れない場合は、御所コースにしたいと提案すると全員が賛成した。
千駄ヶ谷駅前の信号を渡ると、東京都体育館の前に今までなかった地下鉄の駅が目の前に現れた。 長老が「ここに大江戸線の駅が出来たのだ」と教えてくれた。 国立競技場の入口にも新しい地下鉄の駅が出来ていた。
7〜8名のランナーが一団となって競技場から出て行くのが見えた。 市民ランナーとちがい、ばねの効いた走りで、若さが感じられる。でも、苦しそうに走っていった。 やはり、ぎりぎりまで自分の能力を高めて走っているのがわかる。 大勢の学生と少数の陸協の審判員(なぜか神奈川陸協だった)が観衆の整理をしていた。 邪魔をしないように外を大きく回って神宮外苑に向かう。 ここでも応援の観客がぎっしり並んで声援を送っていた。
バッティングセンター前で荷物をまとめ、着替えをする。 用意した大きな袋に全員のバッグなどを入れる。 あたかも、寝袋に頭まで入って寝ているようにみえる。 誰がいった、「ホームレスがシートにくるまって寝ていると思われるよ」と。
suwabeさんの号令でストレッチングを始める。 その側を、小柄な、厳しい顔をした、山梨学院大学の上田監督らしき人とコーチたちが慌ただしく、何回も行ったり来たりしていた。
ジョギングを開始する。大会に使われていない歩道をゆっくりと走る。 銀杏並木(青山通りに向かう分岐点)に来た。道路を渡ろうとしたら、交通整理の学生からストップさせられた。 ランナーの一団がやってきたのだ。 もう、この時間では周回遅れがあり、ランナーの切れ目を探すのが難しくなっていた。 しばらく待って、やっとゴーの合図があり、向こう側へ渡る。
suwabeさん、長老、かつ子さん、クラさんが一団となって走る。 今日はsuwabeさんが先頭になってペースを作っている。 このくらいの距離では、長老はまだまだ元気一杯だ。 ニシムラさん、ナガイさん、料理長がほんの少し遅れてついてくる。
左に曲がって青山通りにでる。しばらく走って信号を渡ると赤坂御所になる。 左手は緑豊かな土手(土塁?)が続く。200mほど先に2人のジョガーが走っていた。 左側は黒い細身のランナー、右側はお尻がふっくらした白いウェアーのランナーだった。 若いカップルが走っているようだった。
やがて下り坂にさしかかり、右手のビルの屋上に「とらや」の看板が見えてきた。 坂を下って信号を左に曲がる。豊川稲荷の手前だった。 suwabeさん、ニシムラさん、かつ子さん、コジマさんが固まって走っている。 少し後ろでクラさん、長老が遅れだす。その後をナガイさん、料理長が追ってくる。
弁慶濠の側に出た。ここからは紀伊国坂の上りが始まる。 きつい上り坂だ。曇り空が一転してカンカン照りになる。 この天気は登り坂には厳しく、汗が一気に噴き出す。 でも、緑が豊かで、車もほとんど走っていない良いコースだ。 途中、金髪の外国人の女性二人が狭い歩道一杯に歩いている。狭い道なので追い越せない。 suwabeさんが一言声をかけて(in EnglishI or Japanese??)道を譲ってもらった。
坂を登りきり、信号手前で左に曲がると迎賓館前に来る。 広い芝生の向こうにヨーロッパ調の白い建物が見える。 振り返って見ると、後続グループが来ていない。カワタが曲がり角で立ち止まり、後続を待つ。しばらくして、長老の姿が見えてきた。 先を行くグループも同じくらい小さく見えた。 長老とお互いに確認できる距離で、進行方向を手で合図する。長老も手で答えてくたれてので、再び、前のグループを追って走り出す。
2周走って終了した。途中で、学生グループに追い越された。
集合場所に戻り、汗を拭き、着替えをする。 ナガイさんがホノルルを目標に練習しているので、ホノルルに参加する人に誘ってもらいたいと言う。 行きと帰りだけでも一緒にと、しきりに訴える。
かつ子さん、ナガイさんとクラさんが先に帰る。 残った誰かが、流した汗の分だけ、水分を補充しようと提案し、自動販売機でビールを買う。 ニシムラさんだけが二本買った。場所を探してさまよい、やっと銀杏並木前の広場にシートを広げる。 やはり、青空の下で飲むビールはうまい。走れる幸せをしみじみと感じる。
1時間ほどして解散となった。ニシムラさんは地下鉄で帰ると行って別れた。 残りは歩いて渋谷に向かう。
途中でフリーマーケットに立ち寄り、若い女性の売り子にせがまれて、suwabeさん、ポラロイドカメラを買う。
でも、ねばって値切りに値切りしぶじぶ承知させるしたたかさを見せた。反省!!今日もやはり飲んでしまった。